2017年12月3日日曜日

「風」でも口ずさみながら

12月2日。星期六。               129/76。62.2kg。


やたらクリスマスがうるさい。やっとハロウィン騒ぎが収まったと思ったらこれだ。消費煽りすぎじゃん。乗る奴もいるし、乗せなきゃ企業も大変という、資本主義社会の末期的症状を見るようだ。貧乏人が消費の煽りに乗せられて自身を見失えば、それなりに作られた幸福感に浸る事ができるかもしれないが、財布の中身を見て我に返った時に、「貧しさ」をより強く感じちゃうんじゃないだろうか。その点、マスコミに躍らされることなく生きれば貧しさを感じることもないんだがな。他人と比較しちゃう性格も直せれば尚更だと思う。

 早朝ではない朝のキッチンは「イタリアントマト鍋」制作。終了は7時を少し過ぎた。寝坊したせいだ。
 午前中の庭作業はツルムラサキと三つ葉の撤収と第11の畝の元肥のすき込み。
順調に育ってるな。

葉だけでなく実にも被害が出始めた。
その犯人。
こんなに寒くなってきたというのにいまだにカリフラワーを食い続ける奴がいた。この他にも葉の裏でナメクジを捕殺した。

 昼食は最近買った「ネギ油」を使った「炒飯」と「青ネギ&豆腐の中華スープ」。ケイのにぃにぃの制作である。炊きたての強目のご飯を使っての炒飯はメチャ美味い。

 午後は歩いて30分以上かかるところにある酒屋へ二人で出かけた。新酒の試飲ができるということだ。その酒も二種類あって、ひとつは京都の「玉の光」、群馬の「水芭蕉」。玉の光は奈良からの帰り道、新幹線の中で美味しく飲んだことがあり、楽しみにしていたものだ。
 プラタナスはなかったが、紅葉の終わりの枯れ葉がつもった道を歩くにはこの日は最適な陽気だった。登山道を歩いているかのような錯覚を感じるほどだった。いい散歩だったな。
 「木漏れ日」談議。外国語では言い表せないそうだ。

 店の雰囲気はとても良く、接客も悪くない。銘柄を絞りすぎた嫌いはあるが、これで商売が成り立つくらいの顧客がついているんであろうことは察しがついた。中にケイのにぃにぃのお気に入りの新潟は魚沼の「緑川」がフルラインアップで陳列してあった。古酒から普通酒までおよそ10種類。焼酎も他店との差別化を量った品揃えだ。奈良でもお目にかかったことのない焼酎はあるものの、日本酒はない。

 試飲はおよそ10種類くらい。玉の光だけでも5.6種類のんだ。その中で気になったのが純米大吟醸だった。香りがなく、普通酒のようだが、そこはまろやかでギスギスしてないのはさすがにクラストップだけのことはある。が、気に入ったのは純米吟醸だ。「旨み」が引き立ったもので、試飲は常温だったがお店の人も燗をすすめてた。
 買ったのは群馬のお酒で純米酒「谷川岳」。これは常温でいける口だった。

 ケイのにぃにぃがかったのは「緑川」のやはり燗酒おすすめの純米酒と地元(古河)の酒造元のにごり酒。
 それぞれバックパックに詰めて帰宅。帰り道、生産者直売の店に寄った。苗木の売り場で「いちじく」を発見。また来なくちゃならないな。ということでこの日は何も買わずに店を出た。ケイのにぃにぃは檸檬の木が気になってたようだ。

 夕食は朝作ったイタリアントマト鍋に不足していたエビを補充したもの。ほぼ完璧に仕上がった。
エビもイタリアンなので、臭み消しに白ワインを使わず、「アマレット」を使用した。もちろんイタリア製である。
 これに3種類のチーズ(ゴーダ・チェダー・ハバティ)とバゲット。

 テキーラ入り発泡酒(4%の酒屋でのクジの残念賞)~発泡酒~ワイン~焼酎のお湯割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「二度目の・ベトナムはダナン編」。無性に行きたくなったな。続けて「モヤさま・下北沢編」。9時過ぎダウン。

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