2022年3月11日金曜日

プーチンの穴

3月10日。星期四。 136/96~107。63.3㎏。96。35.9度。  3時半起床。  朝食は「ルッコラの卵炒め・自家製焼き肉のたれ」、「ほうれん草・ヨーグルトソース」、「りんごのコンポート入りヨーグルト・キウイソース」、「バナナ入りスムージー」、「ごはん」。
 9時から買い物。イオン系のスーパー~24時間スーパー、と逆コースで。炭酸水のケース買いのためである。もうすぐ発泡酒の在庫がなくなるので、相談の結果15日までウイスキーハイボールでの代替えを試みることにした。15日はイオン系ドラッグストアでシニアデーの特典があり、そこで購入することになっている。    庭作業は第5の畝の右側の掘り起こしで、この畝の半分はネギが定植されているので1時間で終了した。  おやつは「グレープフルーツ入りヨーグルト」。  昼食は刀削麺。先日、ケイのにぃにぃが中華食材店と業務スーパーでそれぞれ1パックづつ買ってきたものだ。
 スープは「水煮魚」のスープを濾したものに白菜、豚バラ肉を加えたもの。白菜を加えたことで麻辣がだいぶ薄まってちょうどよくなった。これにパクチーをたんまりトッピング。刀削麺がうまく絡んでボリュームもあり、酸菜魚や水煮魚のあとの定番になりそうだ。  午後は第5の畝の左側の掘り起こし。ここも半分ねぎを定植していたが、ケイのにぃにぃが並行してそれを他の名所へ移植をしたので2時間弱かけて全部掘り起こした。  午後のロードショーは「ある貴婦人の肖像」。1996年、ヘンリー・ジェームズ原作のジェーン・カンピオン監督作品。監督の最新作「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が話題になっており、賞レースでもかなり優勢らしい。ってなわけで今回はもう1本借りてあるんで「ミニ監督特集」。  19世紀、親戚の裕福なイギリスの貴族に身を寄せるアメリカ人の美女(ニコール・キッドマンが適役かどうか疑問だ)がこれまた裕福な貴族からのプロポーズを断ってまで外遊するが、ローマで彼女の財産を狙った芸術家気取りの男(ジョン・マルコビッチがうまい)の色仕掛けに会って簡単に落ちてしまい....。その他、病弱な従兄、アメリカにいた時の恋人(ヴィゴ・モーテンセン)なども彼女を想い、モテモテなのに一番最悪な男との結婚生活はどうなるのか結末まで描かれずに142分の後半は泣きじゃくる姿を観ることになる。なんともやりきれない映画だが、原作もほぼ同じだそうで、以前観た同じ原作者で映画化された「デイジー・ミラー」も似ていて、主人公やその他の人物の本心が見えにくくしている。いろいろその登場人物の未来などに思いを巡らしたりするには面白いかもしれない。  芸術家気取りの男の先妻との間にできた娘と惚れ合う、富裕でない家の息子に若い(当時22歳)クリスチャン・ヴェールが扮している。まるで外見は郷ひろみのようだったんで思わず笑ってしまった。  その娘の本当の母親(父親はなんと芸術家気取りの男)である未亡人はそれを隠し、美女の財産を狙う計画を立てたりするんだが、それを演じるバーバラ・ハーシーがうんまい。彼女の「去年の夏」は1969年だから本作は30年後の作品となるわけだ。  ジョン・マルコビッチで思い出すのがやはり怪作「マルコビッチの穴」だ。頭の中が観られるんならプーチンのそれをのぞいてみたいものだ。最近の記事にはプーチンの精神状態に触れるものが多くなってきているし。  5時限授業の和辻哲郎氏の著書につまづいた。幼少期の記述がどうにも長い。さすが、「風土」の著者だけに学術的考察に多く割いているのでこれが自叙伝なのかどうか判断つきにくい。で、先の目次を見たら「東京に住む」章からが面白そうなので、次回から半分以上ぶっ飛ばして読み始めることにした。  夕食は「豚しゃぶ」。具材は豚バラ肉、白菜、豆腐、長ネギ、しめじ、えのき、舞茸、エリンギ。
 バーボンソーダ(ジム・ビーム)を二人で飲んで、1Ⅼの炭酸水を1本空けるくらいがちょうどいいようだ。で、〆にストレートで1杯飲んでお開きに。8時前、血圧測定してダウン。  

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