2018年7月7日土曜日

グレース・クール・ビューティー

7月6日。星期五。           146/89。61.2kg。

 朝から雨。夏の雨は良い。濡れてもエアコンの効いた部屋にさえいなければ風邪引く心配がないからだ。
 7時から買い物に出かける。雨だから当然テクシーだ。ケイのにぃにぃの長靴を借りる。一番遠いビデオレンタル屋まで、膝をかばいながら1時間かけてゆっくり歩く。
 帰りは24時間スーパーで買い物して、帰宅したのは9時。2時間の散歩と思えば、雨の日の運動不足を解消したといえるだろう。

 で、昼まで時間以上あったんで映画鑑賞。1955年、アルフレッド・ヒッチコック監督作品「泥棒成金」。フランス観光映画的な要素も散りばめながらの娯楽作品。引退した名人級の泥棒のスタイルを真似た泥棒が出没して、引退者が疑われ、その無実を晴らすために現役復帰するという、ちょっと凝った脚本で、台詞も多い。特にグレース・ケリー(めちゃきれい)は出演作の中で一番喋ってたんじゃあないだろうか。気の利いた台詞も多いが、バーボンとシャンパンを比較したり、アメリカ映画の中のアメリカ人俳優演ずるイギリス人役の演技の評価とか、詰め込み過ぎ感もある。クエンティン・タランティーノなら喜んでこの作品を倍の長さにしちゃうところだろうな。
 なんといってもグレース・ケリーのおちゃめなところなども見られる楽しい作品だ。 カーチェイスは当時の技術ではあれが精一杯のところだろう。ちょっと長すぎたかな?

 昼食は「力うどん」。24時間スーパーで買ったうどんは一玉9円税込み。もやしより安い。

 午後は珍しい銀行員が訪ねてきた。J銀行で、10年前まで商売をやってたころもそれほど取引があったわけでもない地方主力銀行である。いきなり商売に使っていた商号で訪ねてきたんで驚いた。で、商売をたたんだことも知らなかったようで、簡単に経緯を説明してお引取りを願った。

 午後も断続的な雨なんで家で映画鑑賞。1956年、セシル・B・デミル監督作品。旧約聖書からのエピソードを映画化したスペクタル作品で、特殊撮影やセットなど素晴らしい場面が多い。現代ならすべてCGで作っちまうところだろうが、その拭えない安っぽさがない。兄弟同様に育てられた二人の確執を描いていて、つい先日観た「バーフバリ」を思い出し、この手の話は昔から扱われやすいものだったんだなと思った。エドワード・G・ロビンソンとユル・ブリンナーの悪役が実にいい味を出している。2時間をだいぶ過ぎたところで「休憩タイム」。

 鑑賞中にこの家を立てた業者のセールスの訪問があり、リフォームの件などを話し合った。とりあえず9月ころの壁点検から始める点だけ決めた。

 3時間観たところで中断。残り(40分)は明日にした。

 夕食は「ブリのカレーソテー・焼き野菜付き(インゲン、トマト、たまねぎ)」。今日はサンチュの座布団付きはお休み。「温野菜(インゲン、人参、じゃがいも)のごまネーズ」、「べんり菜のスプラウトとベーコンのスープ」、「漬物2種(スープセロリと大根)」、「ぬか漬けきゅうり、茄子、人参」。

 アペリティフのジン~発泡酒~燗酒2合をちびちびやりながら国営放送の旅番組の録画しといたものをいくつか観た。〆のジンを2,3杯なめてから9時ちょっと過ぎにダウン。

 

 

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