2018年7月21日土曜日

続・真夏の4本立て

7月20日。星期五。                148/96。61.4kg。

 5時頃からの庭作業は梅の天日干し最終回。三つ葉の収穫と間引きなど。カナブンとカメムシの捕殺は毎度のこと。
 早めの買い物済ませてからこの日も映画三昧。

 1985年ジョン・ヒューストン監督作品「女と男の名誉」。シチリアンマフイアのゴタゴタと後継者と目された男の恋愛騒動を絡めたブラックコメディ。ジョン・ヒューストンは辛口なものがお好きである。助演ではあるが監督の娘さんがとても素晴らしい演技をしている。

 「ダウン・バイ・ロウ」。1986年ジム・ジャームッシュ脚本&監督作品。ポン引きと売れないDJがそれぞれはめられてムショで同部屋となる。そこへイタリア系の男が加わり、ほのぼのというか、めちゃくちゃというかムショ内のやりとりから脱獄してからのドタバタはおかしくもあり、なんとも不思議なムードの作品である。終盤の意表をついた成り行きは先日観た「ストレンジャー・ザン・パラダイス」と共通してる。お好きな人にはたまらない魅力があるんだろうと思う。俺は「フツー」。

 昼食は「おにぎり&たくわん」。具材はたらこと梅干し。

 梅の天日干しを終え、「本漬け」作業。赤紫蘇と一緒に瓶に詰め、赤梅酢を注いで完了。以前赤梅酢を加えるのを忘れてガビガビになったことがあったっけ。

 きゅうりの畝の酸度を計測したら「7」で、かなり酸性土になっていることがわかった。うどんこ病や奇形の原因と考えられる。来年は気をつけよう。

 三本目は「16歳の合衆国」。2003年作品。制作にケビン・スペイシーが加わっていて、作品でも主人公の父親役で主人公の性格形成に大きな影響を与える役を演じている。
 ドン・チードルが主人公の先生役をやっていて、これがいい。いい俳優さんだな。この二人のやりとりの中でケビン・スペイシーの一言。「私はゲイではない」。これをケイのにぃにぃに話したら、「多分ネット上で使いまわされているはず」と言われた。
 作品自体はひどい出来で、アメリカTVドラマのワンシーズン分のダイジェスト版のような仕上がりで、テーマが重いくせに伝わらない。100分位の作品の冒頭20分は、多すぎるとしか言えない登場人物の出方が解説不足でほぼ意味不明という作り手のひとりよがりという最悪の出来となっている。
 BGMもうるさい。

 夕食は「ちくわの蒲焼き(この日は土用丑の日なんで)」、「ポテトサラダ(とにかくじゃがいも在庫が多い)」、「鶏肉とたまねぎの照り煮」、「きゅうりとみょうがのポン酢冷奴」、「三つ葉のかき玉汁」、「ぬか漬けきゅうり」。
 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながら4本目の映画鑑賞。「アトラクション 制圧」2017年ロシア産SF映画。異星人との交流を通して人間関係も良くなったり悪くなったりで、どうにもB級臭が強い作品。途中で居眠りこいたんだけど、あまり関係無かったようで「オチ」もなく、特撮(今はこう言わないのかな?)のヴィジュアルが好きな人向けの内容陳腐作品。「不思議惑星キン・ザ・ザ」の血筋はとっくに絶えたようである。
 監督の名前がフョードル・ボンダルチュクというんで、調べたらやっぱりセルゲイの子供だった。あの有名大作「戦争と平和・ロシア版」の監督主演したセルゲイ・ボンダルチュクである。その息子の作品を父親はどう評価するんだろうか?
 とりあえず録りためた映画は追いついたようだ。
 しっかり時間つぶしをして9時ころダウン。

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