2018年2月3日土曜日

白い皿にのった毒薬

2月2日。星期五。               139/87。62.8kg。

 18年前に放置されていたマックのハンバーガーの原型をとどめた映像を見て愕然とした。「かびない」山崎パンもそうだが、これって、食品何とか法で規制すること出来ないんだろうか?こんなもん体にいいわけないじゃん。それが堂々と売られてるんだから呆れちゃうよな。
 つまり、大手のこうした犯罪については国は規制しないんである。国と言うより、権力者といったほうが適切かな。権力者はその既得権益を維持するために「大手」というバックボーンが必要なわけでお互いの利害が合致し続けているわけである。これは明治時代から続いている。
 納税者である国民でさえ守ろうとしない「国」ってなんなんだろう?

 前夜の飲過ぎがたたって起床は6時過ぎ。

 朝の買い物で「播州名物」という「訳ありかりんとう」ってのを買った。4種類のかりんとうの九助って感じのもので、かなり堅めのお菓子で歯ごたえしっかり者で美味い。POPで「訳あり」はよく見かけるが商品名がそれになっているのが珍しい。

 昼食は「味噌ラーメン」。

 お昼すぎにケイが帰った。

 午後は映画鑑賞。「24時間の情事」。原題は「広島・わが愛」ってところか?1959年、マルグリット・デュラス脚本アラン・レネ監督作品。舞台は当時(60年前)の広島で、女主人公の回想場面はフランスという構成になっており、広島で知り合った二人がお互いの悲惨な戦争体験を共有するところまでが描かれるが、それが24時間という時間の制限の中なのでこんな邦題がついたんだろう。 敵国の男と通じた女がリンチを受けるという話はデビット・リーンの「ライアンの娘」にもあったな。解き明かすと単純な反戦映画である。カメラも長さ(90分)も良い。

 現在読んでる「断腸亭日乗」が昭和16年であり、真珠湾攻撃をした年である。食品が欠乏し、荷風先生も苦労されている記述が増えている。つまりアメリカに宣戦を布告する以前から物資は不足しており、その時点から戦争に勝てるはずはないと考えた先生は本当にまともだったわけだ。が、特権階級は美味いもん食って私腹を肥やしているのは世界共通だったわけだ。まあ、現在メディアは北朝鮮を避難してるわけだけど、ちょっと前の日本とおんなじだということを現在の子どもたちに学校の歴史の時間で教えて欲しいものだ。

 庭ではムクドリがやたらに食い漁りに来ている。エアガンで追い払うんだが、この日は執拗にやってくる。で、明日、すべて撤収することにした。
 メジロがまた窓に突っ込みそうになりながら去っていった。本当に馬鹿な奴らだ。

 まだ続いている「ストレッチ」。少し楽になってきたかな?

 夕食は「チキンソテー」、「ミネストローネ」。前者がケイのにぃにぃ、後者が俺の制作分担。これに山崎の「バゲット」。さすがに食う気が起きなかった。マックも死ぬまで食わなくてもいいな。

 発泡酒~イタリア産なんとか種オーガニックワインをちびちびやりながら献立談議。このワインが美味い。あっという間に飲み干してしまい、続けてハウスワインにして、〆はテキーラ&レモン。
 で、9時ころダウン。

 

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