2018年2月23日金曜日

小間物店を広げる

2月22日。星期四。                  計測忘れ。

 3時過ぎ起床。雪。驚いたなあ。

 早朝キッチンは「スィートポテト」。義母の夕食。「茹で鶏」、「かぼちゃの甘煮」、「レンコンのきんぴら」、「スナップエンドウの卵とじ吸い物」。


 朝食は残り物の「ポテトサラダ」、「さつまいもスープ」。この朝は芋だらけ。

 9時、開店に合わせ近所のスーパーに雪の中買い出し。一度レジを済ませて、もう一度買い物。この手はあまり使わないんだが、今回は限定品以外の買い物があったんであえて実行した。やはり限定品だけ、という買い物は気がひける。そういう世代?なのかもしれない。まあ、なんとも感じない、俺より上の世代が多く見受けられるのも現実なんだが、自分の気持ちに忠実でありたいと思うし、そのほうが生き方が楽な気がする。
 この日の限定品はサラダオイルと卵である。

 帰宅後、読書。荷風先生の随筆、「深川の散歩」、「元はちまん」。難しい言い回し&単語に苦しめられる。この日のぴか一は「小間物店を広げる」。?????????????。
 その意味は「げろをまき散らす」。........だって。

 荷風随筆逍遥、やめられないね。

 「旧時代の審美感を変えざるを得ない」という時代の変遷に対し、あきらめの境地に至る述懐には心動かされる。これが昭和10年ころだ。それから20年以上もそうした諦念感を抱きながら生きたんだから晩年にも傑作が多いと思うが、批評家の多くがそう書いていない。渡航以前や直後のものに傑作が集中して射ると評価している。まあ、批評家のいうことをまともには受け取らないから、気にしてはいないんだが。

 昼食は「焼きそば」。

 27日まで留守するんで、ケイのにぃにぃと冷蔵庫の在庫の消費についての打ち合わせをして、東京で消費するものを荷造りする。大体バックパック満タンになるのが常である。その中には使いかけの豆乳やヨーグルトなどもある。俺しか食べないものが結構あるのだ。

 電車の中で、本当によくしゃべる4人の家族がいた。40代の夫婦と10台の姉と弟。中でも弟がよくしゃべり、次に父親という、ちょっと逆転型の家族だったんで、印象に残ったな。旅慣れてないのか4つあるケースは大きく新しい。その着こなしを見てもどうやら国内のようだ。で、ちょっと気が高ぶってんだろう。

 上野東京ラインで、上野で下り損ねて東京から戻って秋葉原で下車。1年ぶりの献血。かなり寒かったせいもあり、血圧が高すぎて3度計測してようやくOKサインが出た。
 昨年9月の健康診断で済ませた心電図計測済みのことをすっかり忘れてて、この日も心電図計測。お手間とらせました。
 雑誌が多く置いてあり、その中から今月号の「ブルータス」発見。「山下達郎のサンデーソングブック」の特集号である。で、それをめくりながらの献血となった。

 内容の多くは、過去25年間で番組の中での彼のコメントを収録したものであり、実際聴いていてその博識ぶりに驚かされるが、まさにそれを文字化すると改めてその念を強くするものであった。「団塊ザ・ミュージック」のクリス松村さんのコメントも掲載されてた。
 あまりにも情報量が多く、字も細かいんで、こりゃあ買うしかないなと考えている。いや、図書館にもあるだろうから、次回の土浦散歩の時か、今回の予定を延長して地元の図書館で読んでもいいかな。

 夕食はケイのにぃにぃが買ってきた「お持ち帰りピザ&ポテト&チキンナゲット」、実家で製造した「茹で鶏k阿保茶の」、「チーズ」、「西洋風にこごり」。このにこごりは余った鶏肉そぼろをゼラチンとコンソメなどで味付け直して固めたもので、作り方としては邪道になるものらしい。にこごりは材料がもつコラーゲンで固めるものだということだ。
 これに「エビスビール」~成城石井で買ったシラーズ種オーストラリア産ワイン~カナディアンウイスキー。ワインは14.5度もあるのにあっさりしてボディも軽い飲み口ですいすい入る。で、ウイスキーで〆て9時過ぎダウン。飲み過ぎて小間物店を広げないようにしなくちゃな。

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