2017年6月3日土曜日

毒を制し、水を得る

6月2日。星期五。     142/88。59.2kg。

 早朝キッチンは、きゅうりのピクルスの本漬け。今回は自家栽培のディルが参入し、より美味しくなることを期待する。
 その他、収穫したチンゲンサイと水菜を茹でておく。

 午前中は新・第1の畝の掘り起こし。暑い。

 昼食は冷やし中華。買いだめしたパックはもうひとつ残っている。この日の具材も菜っ葉だらけで、もやしが入り込む隙もない。
 水菜・チンゲンサイが麺とともにタレでもまれた後、きゅうり・トマト・錦糸卵・さつま揚げがトッピングされ、残りのタレをふりかけて完成。野菜の中にちらっと見えるのが麺である。

 午後、お隣の駅まで出かけるつもりが大気が不安定だということで、この土地では「竜巻注意報」が発令されたほどで、断念することにした。

 で、午後もひたすら新・第1の畝の掘り起こし作業。
ほぼ、完成風。が、あぜに当たる部分をかなり掘り起こしたので、その分の土までが畝の中に際割っているんで、実際は土の量がかなり不足気味。
 何故ならば、掘り起こした土の4割がた右に見えるどくだみの並木ばやし?に積んだからである。

 これからが本番の畝作りである。しかもフェンスに並ぶ椿の剪定及び根元のどくだみの駆除を兼ねての作業だから、長期的な見通しでは秋蒔きに間に合えばいいと考えている。
 かなりの土の量が産出する見込みだが、ここの盛り土は以前畑を作り始めた時に古い作業で生まれた「粒土」の集まりで、1年以上経ったもので、ほぼ全部粘土質と言って良い。

 これらの土が混ざってもろくな土ではないので、これに砂やパーライトや培養土などを加えてから元肥をすきこむこととなる。そしてその量も今までよりも多めにしなければならないだろう。なんせ30センチより深いところはほとんど栄養がない土だからだ。これが秋まきでなければ間違いなくさつまいもにするところだ。
 放置され続けてきたどくだみはかなり長い根を持っており、最後の難所は最悪の難所となりそうだ。久しぶりに闘志が湧いてきた。立ち上がったジョーとともに戦おう。

 このフェンスには25本の椿が並んでおり、それを25区画として1日1区画で25日分だ 。

 作業中、空が何度も変化した。急に強い陽がさしたかと思えば入道雲が主演の夏の風景になってたり、薄暗くなったと感じ顔をあげたらまるで龍でも降りてきそうな黒雲だらけになっていたり、こうして庭に座り込んでいると、まるでCG満載の映画を観てるようだった。

 夕飯は「鶏肉と茄子の胡麻蒲焼き」、「かまぼこと水菜のお吸い物」、「さつま揚げのおろしのせ」。これにケイのにぃにぃ作「春菊のにんにく醤油炒め」。
 蒲焼きの下には水菜(新芽)を敷いた。 クセがなくこうして使えるのも僅かな間だけだ。

 で、成長しきった水菜はどうするかといえば、ケイのにぃにぃの発案で「マルチング」に使用することにした。今のままでは畑で弱らせて、結局土に返すことになるからであり、それなら現在ナス科の野菜に施し始めているマルチングに使おうというわけである。水分もたっぷり含んでるし、本来の目的である土の表面の乾燥対策にはもってこいの野菜であったわけだ。乾燥しきった葉だと、このところの風の強さに弱いし、ちょっと困っていたところだったし。
 最後にいい働きをしてもらおう。

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