昨日は朝から天気が良いという前日の天気予報を裏切って、あまりパッとしたものではなかったが、予定通り遠足に出かけた。
これは同居人の通う学校の科目である実習会場の下見調べがメインになっている。当日迷って遅刻しないようにということらしい。俺も暇なので自分から名乗り出てついてゆくことにした。同居人も嫌な顔せずルートを教えてくれ、好きにアレンジすることも了解をしてくれた。
まずは京浜東北線使って第一会場のある秋葉原、そこから歩いて第二会場のある新御徒町、そこから徒歩で上野に出た。この途中でお茶タイム。
上野から山手線で高田馬場、西武新宿線で第三会場の下井草。初めて降りる駅はこじんまりとして、それでも何軒かの食堂があり、早めの昼食を駅近くの中華屋でとり、メインの用事が済んだことで、その後のプランを立てた。
俺は親友Tと行ったことがあるが、同居人がないということで、西武新宿線でそのまま川越まで足を延ばすことにした。「小江戸」と呼ばれる観光地をぶらつこうということにしたのである。3連休の中日ということもあり電車も混み、「小江戸」もかなりの混雑であった。おまけに天気も良くなり、電車でもクーラーをきかせるほどである。
団子ややせんべいやが多く、観光地ならどこにもあるソフトクリームや、のどこも行列ができ、ちょうど昼頃だったので、たぶん平日ならそんなことはないだろうと思われる蕎麦屋にも長蛇の列ができていた。昼飯の量がボリュームあったので、ちょっとつまむ気にもなれず、俺は地ビール、同居人はジュースを飲むくらいで、観光地に金を落とさないありがたがられない観光客のまま帰るところだった。そこでお隣さんへのお土産として「芋羊羹」、そして「狭山茶」を購入、自分には地酒「鏡山」の純米を買った。
あまりたくさん歩いた気がしなかったが、帰り道本川越から東武東上線の川越駅までの商店街歩きは人ごみを見ているだけで疲れそうだった。同居人はとっくにお疲れの様子だったが。
この商店街ほど地域色のないものはなかったな。すべてがなにがしかのチェーン店の支店であり、まるで「小江戸」に地元をおしこめての住み分けをしているようだった。商店街の終わりの所で「風呂桶や」があったのがせめての救いだったほどである。若い奴にはいいかもしれないが、俺にとってはうんざりするだけだ。
早めの帰宅で、当初は外食も選択肢としてありだったのが、いつも通り家飯とした。
メニューは「ほうれん草・エリンギ・鶏肉のエスニック炒め」、「なめこの味噌汁」、お隣さんから頂いた「シュウマイ」、「銀杏」、「大根の梅酢漬け」。
15度の「鏡山」をちびちびやりながら、「大洗にも星が降るなり」を鑑賞。なかなかコクがあってうまい酒だ。映画のほうは、後で知ったが演劇ものであった。映画にする必要を感じないなぁ。おもしろいことはおもしろいが疑問である。
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