2013年10月26日土曜日

石垣島~西表島・食べまくり、飲みまくり旅

今年になってはじめての体調不良をこともあろうに、沖縄旅行でなるとは...。
2日目あたりからのどに違和感があり、3日目には声が出しにくくなり、返る頃には咳も出始めた。

困るのは、市販の風邪薬を飲んだにしろ、食欲もあり全身に不調感を覚えないということである。これで無理してこじらせると良くないと思うのだが、このままで何日かして治ってしまうのが近年の傾向である。酒も相変わらず美味しくいただける。


 初日、帰りの那覇での乗り換え時間が極端に短いので、行きに「ジミー」に行って「スーパークッキー」を求めた。沖縄旅行の目的のひとつは達せられたわけである。
 昼は空港内で「ラフティラーメン」、ビール(もち、オリオン)。同行した同居人の兄は今回徹底して沖縄そばを食べ倒すということで、「そーきそば」を。


 離島ターミナルまでは旧空港より離れたため、1時間弱かかり、ホテルに到着したのは6時過ぎだった。夕飯はターミナル近くの居酒屋で、ひたすらオリオン。つまんだのは「豚バラ串焼き」、「イカげそ揚げ」。


 2日目、8時半発の高速船で西表島へ移動。大原港でカヤックツアーのガイド兼イントラの方の出迎えを受け、早速港からそう遠くない川でツアーを開始した。
 簡単なこぎ方などの説明を受けたあと、二人乗りのカヤックで川を上ってゆく。マングローブのすぐ脇をすべるようにして(実際はそんなにうまく行かなかったが)進むのは非常に気持ちよく、行きは向かい風で難儀したが、それでも風を受けながら気持ちよくこげた。ディンギーをやったことがあるので、その感触を思い出した。元来好きなんである。40分くらい?こいで川の水が少なくなったところで、カヤックを降り、トレッキングで山登りというより藪中歩きといったところだろうか。

 北海道札幌出身のガイドさん、住み着いて9年、独立して2年だそうで、その解説は昆虫、樹木、魚介などにわたり、これが売りなのだろう。とても楽しかった。トカゲを失神させて硬直した身体を裏返しにして見せてくれたり、巨大シジミを探して見せてくれたりと、博識とサービスは満点である。
 昼食はガイドさんが用意した”黒紫米”を混ぜたお赤飯風おにぎり、滝のそばで作る「八重山そば」、そして食後の「サーターアンダギー」と好みで選べるお茶(コーヒーとか)で非常に充実していた。



今回は上原港近くの民宿で、10年前に泊まった民宿のすぐそばだった。夕飯は「デンサー食堂」で「豆腐チャンプルー」と「島焼きそば」そしてオリオン。同行者はもちろん「ソーキソバ」。
この食堂で珍しいものを発見。女優・中谷美紀のサインである。他にもタレントのサインが何枚もあったが、この人のものが一番シンプルだった。というより味気ないといったほうが適切だ。なんせ、縦書きで名が書かれており、それは達筆であるのだが、それ以外の記述がないのである。こういうところに彼女の性格が出ているようだ。

 事前に、ここ上原で1軒のスーパーで買っておいた「西表(石垣島産の泡盛)」をほんもののシークワーサーを加えて割ったものをちびちびやってダウン!

 3日目、朝食後約1時間半ほどの散歩で星の砂海岸まで行った。戻って、バスを利用して終点の白浜まで行き、そこから折り返し上原を通り越し、約1時間半かけ大原まで行き、昼飯を食った。
 「八重島そば」と「ジューシー」の定食セットとオリオン。食後スーパーやみやげ物店をのぞいたあと神社へお参りし、再び上原に1時間かけ戻った。島全体がタルトタタンみたいな形で、海岸線に沿ってのバス路線は1本しかなく、レンタカーか、レンタバイク、自転車を利用して観光するしかないのだが、自転車では相当きついアップダウンが待ち構えている。
 夕飯は「新八食堂」で「いかゴーヤ炒め」、「ラフティ」そしてオリオン。宿に戻って「請福」を島レモンを加えて割ったものをちびちびやりながらダウン!

右が星の砂海岸、左は宿の前の上原港。





 4日目は便が少ないので早々に宿を出て、上原から大原へ移動し、そこから石垣に戻った。このとき大原港で大きなポカをやっちまった。乗船券を落としてしまったんである。幸い2枚のうち1枚を拾ってくれていた人がいて、探し回ってた俺に渡してくれたのだが、風が強くもう1枚は諦めざるを得ない状況だった。時間もなかったのだ。そこで係りの人に事情を話し、切符1枚を見せ二人乗せてもらえるようお願いしたところ、あっさり了承してくれた。安永観光さんに感謝!

 今回は初日泊まった「ハイパーホテル」よりもさらに海よりの「先島ビジネスホテル」で、3階建てでエレベーターがないが、なかなかきれいで部屋も広く、使い勝手の良い宿である。
 昼食はA&Wで「ハンバーガー」とルートビアをジョッキで。1万7千歩の散歩中、パン屋で買った菓子パンをおやつにし、平和公園?で一休み。
 観光客相手ではない店で買い物をし、酒屋で沖縄産のラム酒を見つけて、自分たちのお土産とした。

鐘楼2題。左は平和公園で。右は臨済宗のお寺のもの。

夕飯は「金ちゃん」で「豚の串焼き」、「ラフティ」、「天ぷら盛り合わせ(普通の天ぷら)」、とオリオン。
その流れで「永福食堂」で「ゴーヤーピクルス」と泡盛を。店内外に赤木圭一郎のポスターが張られていたりして、石垣島に来た人は一度はお目にかかるのではないだろうか?ただ、店に入るには覚悟が必要かもしれない。この日も客二人となにやら議論していて、とても接客できるような状態じゃなかったが、この手の店は慣れているので、ちょっと離れた席に座りおやっさんが来るのを待った。が、思ったほどおやっさんは酔っ払ってないようでもあり、注文とってからすぐに用意してくれた。さすが慣れたものである。










 5日目はドライブ。レンタカーの返し方が変わっていて驚いた。宿泊先のホテルの駐車場に、ダッシュボードの中に鍵とガソリンの領収書を入れたまま置いといてくれとのこと。まぁ島だから盗難の心配もないといったところだろうか。
 風が強く、雨も時々降っているような天候であり、車でも借りてなきゃ何もすることなかったんではないか。島最北端の灯台、そして川平湾とほぼ1周のドライブ。川平湾で小さな地元の客しかいなかった店で昼飯。「八重山そば」、「黒紫米の入ったおにぎり」、「パパイヤのサラダ」で5百円。
 予定通り、「サンエー」、「かねひで」で買い物し、その足で郵便局へ行き、お土産と不要になった衣類などと共に自宅向けに発送した。
 夕飯は公設市場通り(現在「ユーグレナモール」)近くの居酒屋で。8時までオリオン生が290円なので、飲み物はそれ一筋。この周辺では共通して5百円なのだが、協定みたいなものはないのだろうか、心配しながら、それでもしっかり飲んだ。「まぐろのかま(値段の割りに食べ応え充分)」、「アグー豚の串焼き」、「もずく」、「島野菜のピクルス」。

 〆は甘いものを、「ユーグレナガーデン」で。「ユーグレナパフェ」とコーヒーをいただきました。とても響きのいいネーミングだと思う。つい最近ミドリムシの大量培養に成功したとのことで、新聞でも創始者の紹介などがされており、一度は食べてみたいと思っていたが、それも今回果たせることが出来た。最もパウダー状態でパフェにかけられているだけで、そのものの味はないようである。

 6日目は朝から大変である。といっても自分のことではない。ホテルの窓からサンゲートブリッジ(右)が見えるのだが、その中央にパトカーが止まっているのが見えていたのが、次第にパトカーが2台になり、警察のボートが来、救命ボートに乗った人が何人か海に入り探し物をしているように見えたり、ホテルをチェックアウトする頃には消防車、救急車そしてヘリまでやってくるという大事に発展したんである。下左が川平湾。天候が悪くてもきれいだなぁ。

ホテル近くのパン屋で菓子パンを買って、昼飯前のおやつとし、空港のフードコートで八重山そばを今回の旅の〆とした。それにしてもよく食べた。




帰宅して、すぐ買出しに出、作ったメニューは「筑前煮」、「豚肉しょうが焼き」、「湯豆腐」、「小松菜の味噌汁」。やっぱり長旅のあとは「筑前煮」がいいなぁ。野菜不足が一気に解消できたような気がする。
こうして書いているときに石垣島から送った荷物が届いた。


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