2013年10月14日月曜日

酒とギャンブルと.....

 午前中に図書館へ行き、ダンス音楽CD5枚借りた。何枚かはダビングしたもの、1枚はテキストに付録でついていたものを持っているが、今回は種目別のもので火曜のクラスに持って行く予定のものである。早めに行って練習するためであり、もし差し支えなかったら授業で使ってもらおうと考えている。何せ現在、カセットテープ!!でやってるのである。
 それも細かいものが良く見えない人たちの集まりだから、音楽が止まったときにデッキの前に3人くらい集まることがよくあり、こりゃ改善したほうがいいなと以前から考えていた。
 木曜も同じ先生で、やはりカセットテープ使用であり、先週随分トラぶっていたら、ふれあい館の若い職員がCDの使用を先生に勧めているのを聞いて、とりあえず火曜のクラスで実施してみようと思ったのである。
 もっともダビング作業は全て同居人にやってもらった。俺のパソコンは出来ないらしい。が、そこんとこよく分からん。

 袋いり冷やし中華の処分品(1袋10円)で昼食にしようと考えていたら、あまり暑い陽気ではなかったんで、麺のみを使いラーメンにした。スープは中華調味料で自作。冷やし中華のスープは後日ごま油を加え中華ドレッシングとして再登場の予定。
 
 午後は再び部屋全開で、ごろごろしながら読書。向田邦子と杉浦日向子のエッセイ。二人の共通点は故人であること、最初の職業はビジュアル系(映画と漫画)、そして酒がいけることかな。後者の晩年(といっても40代)のものでは、酒量が落ちてからもなお、独自のスタイルを貫き酒を楽しむ姿勢に強く共感を覚えた。相当ののん兵衛である。

 杉浦さんを知ったのは、某国営放送のバラエティ番組「お江戸でござる」の終わりに江戸時代の風俗に関するコメントをしていたのを聞くのが楽しかったからである。今で言う「歴女」になるんだろうが、彼女のライフスタイルそのものが江戸時代であり、オリンピック以前まで残っていた東京を懐かしんでいる、まさに「お江戸でござる」。
 杉浦さんは8年前に46歳という若さで亡くなった。8年前というと俺の女房が亡くなった年でもある。もともと病気がちだということで、病院にも定期的に通っていたという点が、検査嫌いの女房と違うところだが、二人とも癌に倒された。
 それどころではなかった、というと失礼だが、杉浦さんが亡くなったことを知ったのはずっと後になってからのこと。2.3年前、江戸時代の考証がメインだと思って著書を手に取ったら、意外にも食にまつわるものであり、面白く読んだときに知ったのである。そして今回は酒である。荒川区の図書館にも蔵書がかなりあるようである。


 昨夜のメニューは「長芋のわさび和え」、「きのこ親子丼」、「アサリと大根のさっと煮」、「みつばの赤だし汁」。

 日本酒をちびちびやりながら「麻雀放浪記」鑑賞。真田広之がいかにも若い。「ぼく」だって。合成シーンや夜景の星、セットなどもチャチで笑っちゃうが、この博打うちたちの生き様が戦後復興の裏バイタリティとして面白く描かれていて、2時間を長く感じさせなかった。高品格、鹿賀丈史、名古屋章もいいが、かとけんがいい!といっても「かとちゃんけんちゃん」ではなく加藤健一である。昔TBSドラマでショーケンと共演していて、そのときに良い役者さんだと思ったが、TVや映画には滅多に出ていない。つかこうへい劇団から独立後、自分で立ち上げた劇団にかかりっきりだからなんだろう。内藤陳とか天本英世とかゲテモノ俳優を集めたのも、当時でも話題になったろうことが推測できる。人物描写のうまいところは脚本に名を連ねている澤井信一郎の力量ということだろうか。




 

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