2013年10月15日火曜日

久しぶりの3本立て興行

午前中のテニス教室、今回はコンタクトを忘れず装着していったので、何とか視野だけは確保して行うことが出来た。休日と重なったせいか振り替えで参加する人がいて、今まで一番多い5名だった。4人でラリーをすると1回休めるので、今回は少し楽?だった。それでも後半になるとばててくるし、全身汗まみれである。


 午後は買い物済ませたあと、同居人と映画鑑賞。「GANTS」。ゲーム感覚の荒唐無稽なストーリー、やたらに派手な殺傷シーン。しかも2時間以上という長さ。さらに後編がある。う~ん。


 昨夜のメニューは「鶏肉の甘味噌炒め」、「にんじんのおかか炒め」、「とろろいりほうれん草の味噌汁」。映画が長かった分、時短メニューで。

 ウイスキーをちびちびやりながらさらに映画を2本。
「野獣都市」。学生運動を背景にした、大藪晴彦の暗黒映画、なんだが、どうにもひどい作品であり、この監督なり脚本は何を作りたかったんだかわからない。こうした中途半端なアクションものって日活とか東映でもこの時代特に多かったが、これもその1本である。「狙撃」とか「弾痕」という傑作も輩出しているんだが、粗製乱造の感は否めないのはプログラムピクチャーの弊害の産物であり、仕方がないということだ。高橋紀子という女優が出ている。東宝で売り出したかった女優だったらしいが、結婚で引退している。
 同じ監督作品の「大日本スリ集団」にも出ているので良く覚えている。結構好きな作品で、評価は決して高くなかったが、東宝としてはかなり異色な分野のものだったのではないだろうか?先ほど調べたら、藤本儀一の原作で彼自身が脚色していた。これが良かったんだな。


「BUSU」。市川準の傑作である。と、最初観たときは思わなかった。そのとき、神楽坂もよく知らなかったんである。一度だけ夜逃げの手伝いで、決行の晩に待機していた場所だったというだけである。前面に富田靖子を出しているが、周囲の人物も丁寧に描かれていて、なおテンポもメリハリが効いている。俳優では大楠道代がいい!昨日の新聞のコラムに載ってた丘みつこもわずかな場面で存在感を出してたな。が、なんといっても富田靖子だろう。大林さんでは観られなかった彼女を充分引き出したんではないだろうか。東京の借景も良いとこ取りではあるが、そのままCMになりそうなアングルでとらえている。未見の作品もかなりあるので、ちょっと追いかけてみたくなった監督である。

 弁当メニューは「鶏のから揚げ」、「プチトマトのハム巻き」、「大根梅酢漬け」、「ブロッコリーとにんじんマヨサラダ」、「ほうれん草の胡麻和え」。

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