2013年4月22日月曜日

無泊1日の奈良・京都旅行

スクーリング抜きの奈良は久しぶりであるが、奈良の用事は3時間ばかりで済むので京都で過ごす時間が多い旅?だった。

 深夜バスで京都に着いたのが6時、それからひたすらぶらぶら歩いて京都御苑まで行き、違う道(寺町通り)を使って駅まで戻ったら9時になってた。
 歩き始めたときから雨がやみ、9時過ぎには太陽まで出てくるし、悪天候覚悟で出てきたから月が回ってきたかな、と思った。

 今回気がついたのは表札が明かりがつくものが多く見られるんだが、京都の人は寝坊が多いのかいい加減明るくなってきてもつけたままになってる家が多いことである。
 もっとも昨日は日曜日だったからな....。

 早朝散歩を終えて駅中にある喫茶店で朝食セットをとったのだが、柄の悪い老人二人の真ん中で、下品な食い方してるところを見ながら、まずいコーヒーでフレンチトーストを飲み込んだ。こんなことならマックにすりゃ良かった、と後悔した。

 時間がたっぷりあったんでJRの各駅停車で奈良に向かった。近鉄より田舎っぽいところを通るので、利用する機会も少ないから格好の電車旅になった。帰りはまた宇治で下りてみようかとも考えた。途中棚倉という駅では近くでJAの販売が行われていてたけのこがトラック1台分くらい積んであったな。山城のたけのこというブランドらしい。

 奈良の用事が済んで帰りもJRの各駅にして、稲荷で下車することにした。伏見稲荷神社をぶらついてから歩いて京都に向うことにした。途中で酒屋によって地元の酒を買うつもりだった。
 奈良で会った人から教えてもらった燗に合う酒を奈良駅で買ってきたんで、京都でも特に伏見で燗に合う酒を買い、自宅で飲み比べるのである。

 見つけた酒屋はちょうど伏見の酒しか置いてなかった。試飲して適当なものを買ったが、うんちく好きのご主人で、多分しゃべらせてたら1.2時間くらい平気でしゃべり続けそうな人だった。
 やたらに京都人を卑下する発言が多く、京都の未来を心から心配してるのが伝わってきた。酒のうんちくから東京の素晴らしさまで大いに語ってくれました。特に燗酒のうんちくは歴史的なものであり、京都の風土に合った飲み方であるということを納得した。これは帰ってから飲むのが余計楽しみになってきた。

 京都に着き、京都タワーへ登った。天気が良かったんで眺望は素晴らしかったな。望遠鏡が無料なのも気に入った。
 地下鉄に乗って三条京阪まで行き、そこから京都駅まで戻るように歩いて飲み屋を見つけるという計画である。先ずは駅を降りて腹ごしらえを近くのそばやで済ました。ビール1本、にしんそば。
 メニューを見たら珍しいものがあった。「鳥なんば」、「親子なんば」、「きぬがさ丼」。次回来ることがあれば食べてみよう。ネットで調べたら京都独特のものらしい。

 1軒目は錦近くのもつ焼きやで「もつの味噌煮込み」、「もつ焼き」と菊正宗。
2軒目はそこから100Mくらいのところにあった海鮮酒場で「アジの〆たもの」と東一とかいう地酒。
しめ鯖がなかったんである。代替品、お世辞にもうまいもんではなかった。お酒は3合目になってたんで味が良く分からない。

 隣の客二人に誘われ仲間に入った。地元の人と東京墨田区の人で初対面だそうである。地元の人は1升瓶抱えて、かなり出来上がってたなぁ。つがれたんでこちらも飲まないわけに行かないから、結局飲み過ぎちまった。バスに乗るなり沈没し、京都から新宿まで爆睡、きっといびきもひどかったろうなぁ。怖くて周囲の人と顔を会わさぬように到着後即バスから逃走した。

 今日は一日中二日酔いで午前中の囲碁教室は欠席。同居人が言うには息が酒臭いと。出かける直前に入れ歯が壊れたんで午後から歯医者に行くのにこりゃまずいと思って、昼食後に普段使わない歯磨き粉を使って歯を磨いた。


今夜のメニューは「鶏肉焼きの韓国風だれとにらともやしのナムル」、「奴のおくらマヨのせ」、「しじみの味噌汁」。しじみ効果に期待したわけである。

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