2015年1月7日水曜日

生涯酒量

 いきなり去年の暮れに落し物をしたことが判明。弓道用に使っていた眼鏡で、多分ロッカールームに忘れたんだろう。今までも何回かロッカールームに忘れ物をし、そのたび弓道場の上座に置かれていたので、今回もそれほど心配してなかった。
 で、とりあえずサングラスではちょっと稽古には出られないだろうから、コンタクトを着けてゆくことにした。テニスで使わなくなったから、こういうときでもなければ消費しなくなるなぁ。
 弓道場に入って確認したところ、いつもの場所に置かれてなかった。困ったことになったもんだな、と思いながら帰りにスポーツセンターの受付に寄ることにした。
 コンタクトは見づらい。どうやら目の中で動くんじゃないかと思うほど、的がずれて見えてくるんでやりにくいッたらなかった。後半から力が抜けてきて、まぁまぁの射ができるようになった。冬休み中ゴムバンド弓で練習していた効果が出たようだ。

 帰り際、P先生と酒談義を交わした。ここでP先生が「生涯酒量」という話をされた。人間は一生のうちに飲める酒の量(具体的な数字は不明)は決まっているという説である。初めて聞いた話なんで興味深かった。P先生は70代だが、一昨年体調を崩され最近の酒量はめっきり減ったということであり、生涯酒量に近くなったとおっしゃってた。俺の酒量は年々増えているような気がするが、生涯酒量がわかったところで、調整なんかできるんだろうか?寿命だってわからないのに調整なんて到底できないだろうな。まぁ、飲めるうちに飲んでおこうということで落ち着いた。なんか、年金の話みたいになってきたな。

 スポーツセンターの受付で尋ねたところ、落とし物として届けられてた。余計な支出を食い止められた。で、帰ってからロッカーに入れるものに名前シールを貼りつけた。どうせ忘れ物をなくそうとしても無理なようだからである。とにかく小物が多いし、苦手なんだよな狭いところで小物をまとめたりすることが。旅行と同じようなことでもホテルの部屋なんかだったらまだいいんだがな。

 夕食のメニューは「タイスキ」の最終回。具材は白菜・厚揚げ・長ネギ、〆はうどん。これに八歩種~日本酒。つまみながら映画鑑賞。
 「ワイルド・ビル」。佳作が多いW・ヒル監督作品。西部劇も何本かとっている。ワイルドビル・ヒコック最後のシーンに時間を取りすぎているので、せっかく100分くらいのちょうどいい長さが冗長なものに感じられてしまい残念だ。主演のJ・ブリッジスの酔っぱらい親父は極め付けだな。「トルーグリット」、「クレージーハート」や「ビッグリボウスキ」を思い出した。この人の生涯酒量は普通の人の3倍はありそうと思わせるほどの演技である。

 「96時間」。W・ヒル監督作品で「48時間」というおもしろいものがあるが、こちらはあくまでも邦題である。R・ベッソン脚本の漫画映画である。一発アイデアで1本の映画を作ってしまう才能はすごいと思う。突っ込みどころは満載なんだが、それでも90分程度におさめたことでぴりっとした仕上がりになっていて「レオン」みたいにだれることがない。

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