2015年1月17日土曜日

首つりでの臨死体験

 週末に来て少しお疲れの様子である。
昨日は予定が何もない金曜日。第二金曜日以外は空白である。それに加え月曜日がテニスをやめたんで、日曜日と同じく全くの空白。週三休ということになる。酒もそのくらいにしないといけないな、とは思ってるんだが.....。

 ケイが来ることになって、お昼を一緒にとった。作ったのは「パッタイ」。具はキャベツともやしと長ネギ。もうちょっと凝ったもの作ってあげりゃよかった、と後悔した。
 で、おやつは「お汁粉」と買ってきた「バナナクレープ」。

 午前中の買い物でうまそうな大根が特売してたんで2本買って来た。これをふろふきにし、おでんを作ることにした。1本とちょっとを使い、残りは「なます」に。おでんの具はこんにゃくと昆布、もち巾着。これに後から買いに行った「おでんの盛り合わせ」。この中に揚げ物などが少しづつ入っていて、合わせるとちょうどいい量になる。仕上がったものから好きなものを選んでもらって、ケイに持ち帰ってもらった。でないと、三日連続でも食べきれないからだ。しかも作った当日の夕食のメニューはおでんではない。

 ケイの帰るのに合わせて俺も外出した先は整形外科。牽引リハビリ開始。10分くらいで途中で意識なくなる。これは腰をやっていた5年くらい前でもそうだったが、始まって5分くらいで眠りこけちまうんである。気持ちいいんだよね。首から来る手のしびれは回復に相当時間がかかるらしいということはリハビリの担当者からも言われているんで、当分の間週に2.3回はここへ昼寝に来ることになる。

 夕食のメニューは「あさりと水菜と鶏肉の豆乳鍋」。記録を見ると前回作ったのは7年前であった。まるで記憶がないんだが、今回作った物はうまかった。残り汁は白菜と油揚げを加えたスープとして今朝食べたばかりだ。
 食後は白ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「人間の条件・第五部、第六部(完結編)」。当時(54年前)としても戦闘シーンなどのカメラワークは話題になったんじゃないかな。迫力ある演出は、テンポよく、緊張感は持続する。完結篇はスリル満点、エロスも加わり、最後の絶望感といい、迫真のドラマは最後まで画面にくぎ付けにされる。大傑作だ。40年前にこの名作を劇場に友人と観に行き、俺は最初の30分あたりで、最後の主人公が雪原で倒れこむように眠り込んじまってしまい、内容も何もわからぬまま劇場を出たんである。友人はちゃんと観たんだろうか?
 観終わって、やり残したことの中のひとつがやっと果たせた思いがした。

 

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