2013年9月18日水曜日

知らぬが仏

 自分のゆがけ(手袋)を忘れたことにして、以前のようにたくさんあるゆがけの中から、適当なものを探して稽古に入った。親指にちょっと違和感が残るものの、人差し指と中指はぴったりで、弓を引くときの力もそれほどの力みは必要なく楽に出来た。
 大分スムースに出来るようになったようで、先生からもお褒めのお言葉を頂戴した。4本続けて射ることも出来たし、昨日の稽古は前回とはまるで違う内容となった。なんせ自分のゆがけを着けたら巻き藁も満足に射ることが出来なかったのである。当分借り物で済まそう。


 午後のダンスでは先週、早めに来ることを約束していたNさんにルンバのステップの順序を練習の始まる前に教えてもらった。ルンバはほとんど移動しないのでルーティーンがないことは土曜日の先生から聞いていたので、ステップの順序だけは書いておこうとメモもした。ルンバの移動が少ない理由はその起源にあることも知った。
 鎖につながれた奴隷のダンスであることから、3歩以上の移動がないのであった。ハイチとか南米が起源なのであろうか?

 男の手のリードが重要なのに、自分のステップに気をとられそれどころでないのが現状であり、先生からもきつく指摘されている。アレマーナという女性が男性の前で回転するところで男性は手を上げなければならないのだが、上げずにいて女性が回転できなかったり、下げるべきところで上げていたりと、まぁめちゃくちゃなことをやっているのである。男性の手の動きが女性の動きを指令する信号になっているのである。これが重要たる所以なのである。冷や汗たっぷりかきました。



 昨夜のメニューは「つくね(黄身につけて食べる)」、「大根の皮とにんじんのきんぴら」、「もやしの味噌汁」、「トマトスライス」。ほぼ居酒屋メニューである。


 昨日の朝、地蔵寺の鐘突きを見た。ベランダの正面に見えることに気がついたのも最近だが、実際に毎朝鳴る鐘が突かれるところを見たのは20年住んでいて初めてのことである。地蔵寺という名を覚えたのもつい最近だった。卒論の調査?で覚えたのである。碩運寺、宝蔵院、華蔵院、金光寺なども名と場所が一致する、今のところは。住み着いたところには何かしらの歴史があり、近代史くらいなら、かなり歩いてみるだけでもそれなりの雰囲気を探ることが出来るのも東京の奥深いところなのだろう。
 ところで地蔵寺の鐘突きは無人の自動式である。時代の流れなのか、今の東京らしいものなのか、どちらにしても風情をなくしたもののようで、知らぬほうがよかったかも知れぬ。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿