2013年9月17日火曜日

ベンアフレックの失敗作があった

 被害に遭われた方には気の毒だが、構えていたわりにはあっけない終わり方をした台風だった。外出予定がなかったし、あっても延期していただろうから、のんびり出来たことがよかった。久しぶりに昼寝も出来たし....。
 録画した映画「カンパニーメン」鑑賞。会社から見放された3人の男のドラマだが、いかんせん生なましい内容があっさりしすぎており、アメリカ映画としては非常に中途半端な印象しか残らない。
 クリスクーパーとかトミーリージョーンズとかキャストも申し分ないんだが、やはり脚本の突込みが浅いからなんだろう。失業者の負債から被る凄惨さ、社会から疎外されたという意識などは「東京ソナタ」のほうが何十倍も描き方が、観客に強く訴えてきたものだ。
 一応確認したところ、「カンパニーメン」が作られたのは「東京ソナタ」の2年後である。興行的にも失敗であり、制作費の3分の1も回収できなかったようだ。
 しかしとりえはあるもので、ケビンコスナーの大工や、その娘(失業者である主人公の妻)の現実的な考え方などは、落ちこぼれてうちひがれているカンパニーメンと比して、人間らしい生き方を見せられて、ほっとしたりするのである。主人公が職に就くことが出来たハッピーエンドが空々しく感じられても仕方ないのだが、そこはやはりアメリカ映画なんだろうな。


 昨夜のメニューは「かぼちゃと牛肉のオイスターソース炒め」、「鶏ひき肉のワンタンスープ」、残り物の「中華おこわ」。この中華おこわ、何かに似ていると考えたら、何のことはない。「ちまき」である。作り方もほぼ同じであろうから当たり前のことなんだが、こういうものを作れるんだったら、と考えるとさらに色々作ってみたいものが出てくる。例えば、もうすぐ秋分の日だから、さしあたっての「おはぎ」とかである。さらには正月の「おせち」かな。それはちと無謀かな?
 とりあえずこれからはお赤飯は自分で作ろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿