2013年2月27日水曜日

厚靴下をはけない親父

今回の奈良ではトラブルが多く、悪天候もさることながらいささか閉口した。

歯の詰め物がとれてしまったあと、めがねの鼻に当たる部分を自分の手で壊しちまった。
酔っ払っててしでかしたものではないから、以上は仕方ないにしても、就寝時に装着するマウスピースもどこかで紛失してしまった。こいつは歯ぎしりにから自分の歯を守るためのものである。
 本来は格闘技をやってる頃に作ったものだから、それ用ではないんだが、歯医者に聞いたらそれもありということで、つけたりつけなかったりでどうでもいいようなものだったが、今回初めて奈良にお供させたのが良くなかったようだ。

 札幌の雪道で靴が浸水してしまい散々だったが、同じ靴で奈良にきたら、9日の間降らない日がなかったくらい雪に見舞われた。最初の2日間でずぶぬれになり、仕方なく防水のトレッキングシューズを買った。ほんのちょっと大き目のものを買い、厚手の靴下を履くつもりでいたところ、スーパーでは適当なものが見つからなかった。
 新大宮の宿主が、ヨーカ堂に登山用品専門店があることを教えてくれたんで、早速買いに行ったところ、トレッキング用で適当なものはあったことはあったんだが、他のサイズにはある色が自分が欲しいサイズにはないんである。店員に聞いたら売り切れとのこと。

 さらに宿主が高の原のイオンモールの中にも同じ店が入ってると教えてくれた。全国チェーン店らしい。そこは大学がある駅なんで、スクーリング後に寄って見たらここにもない。
 店員が在庫を調べてくれたところ、他店にはあるようなんで2.3日で取り寄せられるとのこと。しかし2日後には東京に戻ってることを告げたら、東京の支店の在庫を調べ、西新井にある足立店でとっといてくれるというので、店員が熱心にやってくれたんで帰ったら必ず買いにゆくことを約束した。  

 さて、昨日は午後からジムへ行き、翌日西新井まで行くつもりでいたところ、当日の天気が悪そうなんでジム代わりに自転車で西新井に向かった。30分強かかった。

 4階建ての商業施設の2階にあり、商品の豊富さも知ってる2店舗とほぼ同じ規模だった。そこで革靴用の防水ワックスを見つけたので、それを持ってレジへ行き靴下の件を告げた。
 ところが、マンマミーヤである。
何を勘違いしたんだろう?な、なんとその靴下、奈良店に送ってしまったんだ、と。

 ミスは仕方ないから、善後策を提案してあげた。3月中旬にまたスクーリングがあるから、向こうで買うよ、と。店員は申し訳なさそうに、奈良から自宅へ郵送してくれるといってくれたんで、それに従った。なんと1足の靴下をめぐって人も靴下も行ったりきたりで大騒ぎであった。
                       この話、たい靴下?

 気を取り直して、帰りは寄り道しながら、あちこち見てまわることにした。この建物の近くにはアリオという巨大モールがある。そして少しはなれたところには関の原という商店街があり、昔はかなり賑わっていたであろうことを感じさせる。ここも時代の流れには逆らえない。
 最初に来たときは10年以上前でモールもなかった頃である。それでも高齢者に支持された店は元気に営業してた。
 ここではすごく威勢が良く5.6人の店員が客をさばいてる店から、ちょっと離れた夫婦でやってる八百屋で野菜を何点か買った。その隣の、ここも繁盛してる焼き鳥や揚げ物を売ってる店で「つくね」、「レバー」、「とり」、「ハムカツ(懐かしい)」、「野菜コロッケ」などを買った。やきとり1本50円。
 この店では珍しいものを見た。「キャベツ焼き」である。これって関西の食べ物じゃなかったっけ?


昼のメニューは「ニョッキ&トマトソース」、「タコライス」。
夜のメニューは「鮭とキャベツの蒸し煮」、「いんげん&タルタルソース」、「大根の味噌汁」
 そして焼き鳥、とくにつくねは卵の黄身にタレを混ぜたものに漬けながら食べるようにした。そしてならまちのスーパーで買った「えいひれ」。こちらはマヨ醤油たれで。さらに日本酒。

 留守中に予約録画したものの中から「金融腐敗列島」を鑑賞。大手の企業、特に金融業が闇の力の呪縛から逃れられないという、いわばマフィアものなんだが、いまいち緊迫感が伝わってこないのは、普通は悪役ややくざに扮してるはずの矢島健一や椎名きっぺいが良い人を演じてるから?
 テンポが良すぎるのも原因のひとつ。長回しをほとんど使用しないので、じっくり観客を不安にさせることが出来ない。この”間”ってむずかしいなぁ。

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