2013年2月21日木曜日

厳寒奈良日和Ⅱ

とにかく寒い!これが飲まずにいられるかっつーの。

くそ寒い中、今日は9時の開館を5分くらい待って、図書情報館で一昨日、昨日に続きお勉強。
席に着いてからずーっとしゃべり続けていた女子高生がうるさかったんで怒鳴りつけてやった。今回奈良行きのバスん中でも奈良のおねぇちゃんがお行儀悪くうるさかったのに引き続き、ほんまに奈良女はうるさい!おまけに鼻汁すすってる連中のなんと多いことか。
 ぴーちくぱーちく女とはなたれ小僧の県である。なんということか!南都だけに.....。

18日は朝、”FMこころ”から流れる小野リサでスタート。とはいえ二日酔いで午前中は宿六。
しかも雪である。結局1日中降り続いた。

 昼飯は駅そばのスタンド蕎麦屋。ここで今日の定食500円也。こいつがいけた。
メンチカツもよかったが量も味も申し分なかった。で、アルバイトのおばさん(失礼)とちょっとしゃべってたら話が日本酒のことになって、うまい地酒に話がおよび、彼女のもう一つのアルバイト先である飲み屋さんにあるという。で、夕方5時半の開店を待って雪ん中を外出しました。

 2階と3階が店になっていて、2階はカウンター9席の狭い店である。ところが入った途端カウンター越しに一瞬の困惑した表情が走ったのを見逃さなかった。なんとその日は予約がいっぱい入ってるとのことであった。月曜日だぜぇ。
 3人と4人だったんで真ん中の2席の一つを陣取った。
とりあえずのビールは”ハートランド”。珍しいから頼んでみたが、水だね。
 そのうち団体予約で19名、つづいて6名が3階に案内されてた。厨房2名は大忙しだ。俺に申し訳なさそうに気を使ってくれたのが気分良くした。合間を縫っててんぷらをお任せで揚げてもらったが、うまかったな。おっと、その時は日本酒”春鹿”の吟醸。うっすら甘口だが料理を邪魔しない程度である。続けておすすめの”力一”なる吟醸、なんとかという蔵元で作らせてるPBということだ。

 非常に飲みやすく、辛口ではない。甘党の俺にはピッタリである。
この店ではアルミの徳利でグラスは白ワイングラスである。香りも楽しめるようにしたのはオーナーのアイデアだそうだ。おしゃれだが店の演出としてはきざになっていないところが好感を持てる。
 おでんは”ロールキャベツ”、”ほうれんそう”、”だいこん”をゆずこしょうで食べる。

お品書きは筆で書かれ毎日更新されるそうだ。これもうれしい。BGMはジャズだ。俺でも知ってる耳にやさしいソニーロリンズがパーカーの曲を.....。(これはちと怪しい)

 宿に帰ったらクインシージョーンズがかかってた。「ソウルボサ」。で、ダウン。


19日、遊んでばかりいられない、ということで朝から中国語講座、そして図書館でお勉強。
昼は図書館内のしゃれおつなカフェで”ビーフシチューランチ”を大画面テレビでウィルスミスが貧乏どん底人間を演じる映画を見ながらいただきました。
 運動不足も少しは解消すべく、午後はJR平城山(ならやま)へ行き、総合福祉センターなるところのごみ焼却熱を利用したプールで泳いだ。
 そこから近鉄高の原(大学がある駅)まで歩きイオンモールで靴を買った。札幌でも水がしみ込んで難渋してたんだが、ここ奈良でも2日降った雪のおかげで靴はその機能をはたしてなかったんである。足の冷たさに耐えきれなかったんで、トレッキング用みたいな頑丈で暖かそうなものを選んだ。赤があればよかったんだが、それに近い朱色にした。奈良らしく?

 宿から持ってきた荷物は洗濯物であり、これらを持ちながら、さらには濡れ靴が追加され、結構な重労働になった。運動にもなっただろう。
 近鉄奈良まで電車。コインランドリー(ない宿なもんで)で洗濯し、その間銭湯でたっぷり温まる。
奈良の銭湯はコインランドリーを併設してないところが多い。またコインランドリーで地元の人の話を聞いたところによるとコインランドリー自体少ないそうである。この悪天候続きで洗濯物が乾かないということである。
 新大宮に戻ってから、県立奈良大の学生に紹介された沖縄料理やで夕飯。オリオンビールを二杯と”スパム&卵焼き”。これが結構なボリュームで、お酒の受け入れ体勢も十分でなかったことも手伝い、その学生のおすすめの”そーめんちゃんぷるー”はおろか、泡盛も一滴も飲まずに退散することになった。1品だけだったんで味のほうは特筆できるものではないな。
 宿の戻って落ち着いた後、ウイスキーをなめて、しかる後ダウン。


20日、中国語講座のあとイトーヨーカ堂の開店に合わせ外出。昨日買った靴に合わせ厚手の靴下を探した。0.5センチ大きめの靴を選んだので、登山用でなければ駄目だったんだが、ここではなかった。同じビルの4階にある登山専門店では、当たり前だがサイズも機能もピッタリのものがあることはあったんだが、色がないんである。たぶん切れてるんだろう。靴下1足に1500円も出すんである。色だけは譲れません500円。ということでヨーカ堂で安物でも心持集めのを選んで当座の処置とした。
 さてその次は図書館でお勉強である。手続きをしてカードを作りPCも使えるようにしたんで、久しぶりにニュースやメールチェックなどもした。やっと非日常のなかのちょっぴり日常回帰である。

 帰り道、遠回りして法華時近くにある業務用スーパーで冷やかし半分の買い物。蒸し麺が15円。同じ系列だろうと思うが東京より安いんで驚いた。酒も豊富で、宿主に聞いたところ、もともとが酒屋であったのを業務用スーパーに業態変化したとのことである。
 夕食は宿主が宿泊客の評判が良いというお店を紹介してくれたんで、そこでとることにした。「耕平」。名前からくるイメージで入ったら、どちらかといえばレストラン風でカウンターもない。しかも3階まである、このあたりでもキャパの広さはトップクラスではないだろうか?
 7時までの入店客は生ビール半額ということで、瓶党はすぐ路線変更。おつまみはお店の名のついた「お新香盛り合わせ」、「コロッケ」、「豚の角煮」。人参の漬かり具合もいいし、角煮は汁も上品で油ののこりもちょうどいい。満足。
 だがメニューが俺たち親父にはいささか不満である。まず酒の選択肢がいかにも少ない。しかも若い年代層を狙ったものなのか、スィーツまでのってんのにはあきれた。
 カウンターがなく6人席にひとりってのもけつの座りが悪くどうもいただけない。
そういえば途中で出勤してきたバイトが、グランドコートを羽織って外で呼び込みするのにはもっと驚いた。新大宮の初めての晩にその呼び込みの現場を見ているだけに常習化してるんだろうな。
 料理がいいだけに残念な気がする。営業スタイルの変更をお願いしたい。

宿に戻って、顛末を宿主に報告しながらウイスキーをちょっぴりなめてダウン。

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