2019年9月9日月曜日

難しいパプリカ

9月8日。星期天。     124/84。61.7kg。

 早朝キッチンは、「秋刀魚醤」制作。

 昨日観たアメリカ&ブラジル映画「トラッシュ」はなかなか面白かったが、今日知ったのは昨日がブラジルの独立記念日だったそうだ。これも偶然だな。

 日曜版の新聞の図書案内に目を通していると新書本あたりの価格が軒並み千円以上しているのが目につく。俺が岩波新書などを買い始めた50年前は確か180円だったと記憶しているがその5倍以上値が上がったということだ。50年で5倍かぁ。
 どっちにしても新刊書には縁がない身だからどうでもいいことなんだが。行くのは古本屋か図書館だし、古本屋では100円以上のものはなるべく買わないようにしているし。

 庭作業は収穫のみ。モロヘイヤ、オクラそしてキウイ。キウイは去年と同じように100個づつ収穫し、20個ずつビニール袋に入れ、その中にりんごを1個加えておき追熟させる。食べ切らない時はジャムにする。
 ケイのにぃにぃがプランターで栽培してるバジルがかなり収穫できていることから、2.3日先の昼食をケイから教えてもらった「ガパオ」にすることにした。庭でも何本かあるパプリカはいまだに実をつけそうにないので、安い韓国産が底をついた市場で高いものを買わざるをえない。

 昼食は「タコス」。トルティーヤとクレープを間違えたことで、正式のタコスではないが、中身だけはオリジナルに近いものにした。
 具材はさらしタマネギ、プチトマト、キャベツ、アボカドディップ、アボカド、ひき肉。クレープがすぐ破れちまうんで、皿に乗っけて箸で食うこととなった。
 これに「モロヘイヤスープ」。具材はたまねぎ、プチトマト、にんにくで味付けは鶏がらスープと塩コショウでベースは二度目のテビチの煮汁である。

 午後のロードショーはネットレンタルDVDの中の2枚で、今回も16枚借りた。1枚55円(前回までは50円だった)で送料が加わるんだが、枚数によって値段が違うんで、計算した所16枚が一番コスパがよく、1枚あたり90円以下になる。借りられる上限が20枚で、レンタル期間は20日である。

 「パプリカ」。米津玄師は主題歌を担当してない。2006年今敏監督の難解アニメ映画。本来ならセラピーのために作られた夢を共有できるヘッドフォンのようなもの(DCミニ)を使って、他人の夢に侵入して精神を破壊するという企みに翻弄される様を描く。映像も素晴らしく、脚本もよく練られており面白いアニメの1本となった。が、俺はこれをすでに観ているという指摘がケイのにぃにぃからあった。?まるで記憶が無いんだが。俺もDCミニを悪用された被害者か?
 原作は筒井康隆で、この作品がクリストファー・ノーラン(「インセプション」)に強い影響を与えたことは本人も語ってるそうだ。

 「日本以外全部沈没」。タイトル表記は”以外全部”というところは小文字になっるそうだ。原案というか小松左京の「日本沈没」をパロったこれも筒井康隆原作の2006年のコメディ映画。タイトル通りで日本以外全部沈没しちまうんで、各国から移民がやってきて、やがて日本人が移民を排斥し始める。EUに加盟し移民受け入れしてた国がEU離脱することで移民の受け入れを廃止しようとする動きや、トランプの連発する移民排斥発言やら、13年前の映画でそれが描かれるというのは実に興味深い。
 コントのつなぎあわせのような構成になっており、最後は移民たちの恨みが爆発した時に日本も沈没してしまうという結末を迎える。特殊効果なども殆ど使用せず、最後の爆破シーンも笑って観られるライトコメディである。原作者も登場してた。寺田農演ずる科学者がぶっ飛んでて面白かったな。

 夕食は「鶏ささみの唐揚げ」、「ポテトサラダ」、「ヘチマとベーコンの沖縄風スープ」、「オクラ入りチリコンカン」。
 チリコンカンは昼食で余ったタコス味のひき肉をベースにして作ったもの。

 発泡酒~焼酎の水割り~テキーラをちびちび飲みながらケイのにぃにぃが先日50円で買ったというユーロビートものと「マグノリア」のサントラを聴く。そういえば「パプリカ」に何度も出てくる大名行列の先頭を切ってたのはカエルだったな。カエルが出てくる映画にはいいものが多いということなのかな?
 夜中に台風の影響が出ること確実らしいので、精一杯飲んでから居間のソファベッドで寝ることにした。9時ころダウン。

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