2019年9月21日土曜日

「いちゃゆん」到着

9月20日。星期五。            117/86。62.0kg。

 0時半に猫のわめき声で覚醒。ベッドでロシアの女皇帝のふしだらさを描いた「世界史の12の出来事」のなかの1編を読む。
 1時には1階で寝ている義母のわめき声で驚き、部屋の前まで降りて様子を見ていたが、5分ぐらい大声でのひとりごとのあと再度眠りについたようである。
 度々あるが、それは俺が眠りの浅い時に知ることが出来るだけで、本当はしょっちゅうやってんだろうと思う。長生きしても幸せでなければ意味が無い。この人はただ長生きしてるだけで、夜中にわめくくらい不幸なんだろうと思う。本人に自覚はないようだが。

 3時前には下に降りて、この日ケイのにぃにぃがケイの所へ行く時に持って行く荷物などをまとめる。
 じっくり新聞も読めた。

 「誰かが犠牲にならねば.....」発言。別に驚く発言ではない。国はそうして生き延びてきたんじゃないか。国民が犠牲になって天皇陛下をお守りしたのはつい最近のことじゃあなかったっけ?

 東電元社長たちが無罪放免になったことも驚くべきことではない。そもそも人間が作ったものが壊れた結果、多くの命と生活を壊した事故を「人災」と呼ばずになんて呼ぶんだ。台風や地震や津波という自然によって壊されたものは人間が作ったものであって、それが及ぼす影響を最大限考慮するのが当たり前であり、それが「想定外」としても、それは人間が浅慮なことが原因なんだからやはり人災なんである。くそ裁判は「忖度」判決しか出さないんである。国は東電と東京ガスが可愛くて仕方がない。
 東京という名をつけ、東京湾を徹底的に汚しまくった両社の責任も雲散霧消している。先日の泳げない東京湾、その前の豊洲の問題の原因は両社によるものであることを掘り下げて突っつくメディアもない。
 東電の上役は下の意見を聞く耳を持たない。国は国民の訴えを聞く耳を持ってない。これはもはや日本の常識となっている。こどもが親の言うことを聞かなくなるのとおんなじじゃん。
 だが、国は東電や東京ガスは守ってやるが、こどもは守ってやらないんだ。なぜって?こどもは国にお金あげること出来ないじゃん。すべて金次第だ、この社会は。

 10時前に駅まで行く。駅そばのスーパーの特売品が目当てである。帰り道途中にある24時間スーパーでも買物。
 ここで30年以上前からの知り合いである保険屋さんと会う。もうすぐ70歳になるそうだ。お互い現在抱えてる体の不調や子供&孫の現況を叫び合う。クラス会なんかこうした場面の拡大版でしかない、と思いながら別れた。

 一旦帰宅したあと、近所のスーパーへ徒歩で向かい、そのそばにある中華屋で昼食をとる。

 「五目ラーメン」と瓶ビール。飲んだら乗れないので徒歩で来たわけだ。うまいし、ボリュームが有り、しかも680円税別の五目ラーメンは安い。

 帰り道二軒のスーパーと酒屋で買物。
やっと届いた「いちゃゆん」。お隣は常飲してる「菊之露」。いちゃゆんは沖縄語で「出逢い」。
手前は収穫した「つがる」。

  収穫したりんごはすべてジャムに加工する。キウイの追熟に使用したりんごはケーキにするのでそれぞれ下ごしらえをする。上京するときの手土産だ。

 明日、雨が予報されてたんで、きゅうりの栽培後に施肥。そういえば、昨日ポットで育てたスナップエンドウを直植えにした時、掘り起こした場所から黄金虫の幼虫が出てくるわ出てくるわ、10匹以上捕殺することになった。この場所ではいんげんが植えられていて、先日収穫することなく立枯してしまい撤収したばかりなんである。こいつらが根を食い尽くしてしまったに違いない。黄金虫やカナブンにはますます「恨み」が強くなった。

 携帯電話会社から連絡があり、2年半後に現在のガラケーシステムサービスが終了するので「今がお得な」スマホ切り替えキャンペーンの説明に10分以上しゃべり続けた。俺は「ふむふむ」と「な~る」の連発。で、最後に「2年半後に」と告げたら。電話嬢、笑ってた。多分ほとんどの高齢者がこれで成約してたんであろうと感じさせる「笑い」だった。
 「今がお得」ということはない。「必要な時がお得なんである。「今がお得」につられて消費し続けた結果が現在の惨状であり、資本主義社会の末路なんである。おまけに環境破壊しまくるというおまけまでくっつけて.....。

 夕食は「天ぷら」。モロヘイヤと鶏肉のかき揚げ、れんこん、ごぼう、甘長。「五目豆」、「芋煮」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり、大根、人参」。
 発泡酒~エビスビール・ショート缶~泡盛(菊之露・30度)の水割り~いちゃゆん・43度の水割りで?時にダウン。
 「いちゃゆん」は沖縄の46の酒造元から集めた泡盛を混ぜたものである。化粧箱にはその46の酒造元が記されている。で、はじめて知ったのは西表島には酒造元がないことだった。
 そして山のない宮古島には4つもあり、あれだけ恵まれている石垣島には6つしかないということに驚かされた。
 それにしても長い1日だった。

 

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