2019年9月13日金曜日

足るを知る、タルトを知る。

9月12日。星期四。                 128/89。61.7kg。

 雨を警戒してガラス戸を閉めエアコンを使ったんで、よく寝られた。3時起床。

 「菜根譚」を読み終えた。前編122章、後編135章。最後が「よく噛んで食え」である。これは咀嚼することでものの悟りをよくする、という意味なんだが、巻末の解説で、この書の明治時代の解説者が「亀谷」というのが笑える。が、先日新聞で入れ歯をせずに合計15本以下の歯で生活すると痴呆になる比率が15本以上に比べ格段に高くなるというのを読んだばかりなんで、自分の実情と照らしあわせても決して他人ごとではない。最後まで含蓄に富んだ書だった。
 また、この書は儒・仏・道の3教からの引用(三教兼修)から成り立ってるんで、狂信的なキリスト教とは対極にあると言っていいだろう。平和に暮らしたいものである。

 新聞では原発事故処理の汚染水を海に放流するなどとかました大臣の記事があったのは昨日だった。なんでも「水に流す」という悪い信条を持つ日本民族の典型である。日韓の対立の元凶になってるのもこれである。が放射能に関しては「対立」より深刻な問題であり、言葉として発したことからしても、これは政府と東電で申し合わせているとしか思えないんである。
 これでわかったことがある。どうもやたらに今度のオリンピックのバカ祭り騒ぎで、やたらにパラリンピックに焦点が当たるように政府とメディアが仕向けているか、その理由が、である。

 放射能をまき散らして、それが人体に影響を及ぼし、障害を持つ人間が増加することを見込んでいるんである。それらの人が「生き生きと」生きてゆくための受け皿を確保するためなんである。

 大臣の発言が「あくまで個人的な」ものだったという弁解は通じはしない。メディアはここで政府と東電のタッグに忖度せずに攻撃してもらいたいものである。

 庭作業はヘチマとゴーヤーの棚をほとんど撤収し、おとなりのきゅうりは撤収。

 10時から買物。

 11時にはお隣の町へケイのにぃにぃと買物。電車でひと駅である。

 電気屋、ホームセンター、スーパー、ディスカウントなどが集まったところである。まずはその一角にある中華屋で昼食。
 「激辛担々麺」、「餃子」セットと瓶ビール(サッポロ赤ラベル)。なんといってもボリューム満点。ケイのにぃにぃも「鶏肉甘酢炒めセット」相手に苦戦してた。

 電気屋でエアコンを買う。10畳用でなんやかんやで7万以上したし、設置でまたかかるらしい。合計8万以上になるようだ。
 ついでに次に買うことになるであろう冷蔵庫なども見た。10万くらいかかりそうだ。

 ディスカウントで買物。紅茶、浴用石鹸などは普段買ってる価格より安い。ここもたまに来るべきだな。チリ産ワインも買った。

 ホームセンターでは「ルンギア・クロッシー・マッシュルーム・プラント」なるハーブを買った。
右がその謎のハーブ、お隣は3度めとなるレモングラス。
なんでも「きのこ類」の代用として料理に使えるそうだ。が、葉を擦って嗅いでみたが、きのこらしい香りはしなかった。南方系のハーブなので一緒に買ったレモングラスとともに鉢植えで育てることにした。

 スーパーではコーヒーを買って「カフェタイム」。併設のパン屋で「エッグタルト」を探したがなかった。ケイのにぃにぃは「エッグタルト」だけで数年生きられるそうである。一昨日もスーパーのイートインで俺がホイップパン、彼はエッグタルトだった。彼がそれほど好きだったとは知らなかった。

 夕食準備中に久しぶりにアラン・ドロンの「レティシア」を聴いた。「冒険者たち」の中での曲に、後から詩をつけて発売されたものである。題名はヒロインの名前。夏の終わりを感じさせる。

 夕食は「野菜炒め」、「キャベツの玉子焼き」、「大根の味噌汁」、「モロヘイヤ入り納豆」、「ミミガーのピリ辛和え」、「ぬか漬け大根・きゅうり・人参・茄子」。
 エビスビール~発泡酒~バーボンをちびちびやりながらDVD鑑賞。

 「ロード・トゥ・パーディション」。二度目の鑑賞である。昨日同監督作品を観たんでまた観たくなったんである。が、かなり俺の記憶が怪しいことがわかった。
 ダニエル・クレイグとジュード・ロウの役が同一人物と勘違いしてたんである。が、おおまかなところでは間違いがなかったが、その記憶の確認のために観たわけでは決してないんだが、ちょっとやばいよな。
 雨の中の銃撃戦のシーンが好きだ。コンラッド・ホールは名キャメラマンだ。ポール・ニューマンの「暴力脱獄」、「明日に向かって撃て」は俺のお気に入りで、「アメリカン・ビューティー」とこの作品でアカデミー賞を獲得している。
 9時ころダウン。バーボンが切れた。早過ぎるな。銘柄は「アーリータイムズ」。

 二組の父子を描いていて、どちらも血のつながりを大切にする人物となっており深く共感するんである。脚本は「子連れ狼」にインスパイヤされてたらしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿