2011年4月6日水曜日

またまた休憩時間

緩む。寒さも緩むがここでは気持ちを指す。 レポートのスケジュールを立て参考資料を図書館に注文し終わったとたん気が緩んだ。読むべき参考書を放り出して借りてきた(また借りる奴も....)DVD4枚のうち2枚鑑賞しちまいました。  1枚は「笑う警官」。角川春樹渾身の1作です。彼は独特の映画美学を持ってる。製作したものもそうだし監督したものは尚更である。だから通常の映画と何処か違う。昔から角川映画(もちろん彼がやってた頃の)には独特の雰囲気を持ってた。  この作品も原作に相当ほれ込んだらしく思いいれたっぷりである。ムードを大事にし過ぎるんで肝心のサスペンス部分になりそうなところがならない。アクションになるべきところもならない。「ガントレット」や「LAコンフィデンシャル」のようには決してならない。主人公が吹くサックスの曲は「レフトアローン」ではないが、あの作品を思い出してるファンはにんまりするだろう。  この雰囲気には好き嫌いが分かれるところだろう。嫌いではないが興行的な事を考えると難しいところじゃないかな? しかしこの手の作品につき物の濡れ場がないのには大いに納得した。とにかく不要な濡れ場が多いのはどうかと思ってるんで...。 ただ、この作品に限っていえば、脚本の練り方に大いに不満が残る出来になってます。男二人の結びつきの描き方が足りません。 2枚目は「少年メリケンサック」。理屈ぬきで面白い。宮藤さんは本と監督両方やったほうがいいと思う。 今夜のメニューは「トマトと卵の炒め物」、「青梗菜のスープ」、「ピーマンとアンチョビのサラダ」。う~ん、大分貧しくなってきた?

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