2022年1月19日水曜日

身死して何残す?

1月18日。星期二。 120/84~115/74。64.0㎏。98。35.8度。  早朝キッチンは「キウイジャム」の火入れと「キンカネード」の金仮取り出し(完成)。
 これで、キウイとキンカンの加工はすべて完了したことになる。冷蔵庫内も(キウイの置き場所だった)玄関も片付いた。  米のとぎ汁でまたしても大根を茹でる。茹で卵。その湯でこんにゃくのあく取り。と、こうくれば昨日の「小ぶり大根」の煮汁で「おでん」となる。  朝食はごはんと「蝉の幼虫入り、サンチュの卵焼き・ケイジャンスパイス」、「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」。  6時限授業から「徒然草」の「身死して財残る」を読んで、またしても永井荷風を思う。彼がゴミ屋敷と化した市川の自宅で孤独死をした後に残した財産は相当のものだったということだ。健康状態も悪かったらしいが、受診を勧めても聞く耳を持たなかった。財を残すことについての考えがどういうものだったかを今となっては知る由もないが、死んだと思われる当日もカツ丼を食ってたんだから、彼にとっての自然体なんだろうな。「荷風的生き方」。  「江戸に学ぶ」で、最近話題になった高輪の堤防のことが出てきた。あれは鉄道の発展に意欲的だった大隈重信の発案によるものだったらしい。浜離宮を通る鉄道計画に反対した旧薩摩藩士たちに屈して、路線変更して海沿いに変更したために作ったものだそうだ。いやあ、勉強になった。  9時から買い物。郵便局~24時間スーパー。郵便局では荷物を出して、ついでに年賀はがきの当たり切手をもらってきた。今年のはシール切手だったが、通常のも皆シールにしてほしいものだ。  昼食は「かぼちゃコロッケ丼」、「おでん」。おでんには今朝作ったものに、買ってきたおでん詰め合わせを加えた。かぼちゃコロッケはカツ丼のように、タマネギとともに煮てから卵でとじた。  午後のロードショーは「それでもぼくはやってない」。2007年、周防正行脚本監督作品で、あの大ヒット作「shall we ダンス?」の10年後に発表した意欲作だ。  日本の検察庁~裁判所の人権を無視したゆがんだ実状を告発している。観ていて辛くなる場面も多く、不快になるが、監督はそれを狙ったとコメントしているというから、その狙いは見事に成功したと言える。これは「新聞記者」や喜劇仕立てではあるが「東京原発」にも通じてるな。  監督は「国家権力」という単語を数度発しているが、まさにこの手の作品はもっと作られ、多くの人に見てもらうべきだと思う。  主演の加瀬亮はもちろん、キャストがいいね。特に敵役(裁判官)の小日向文世がはまってたな。サブタイトルに「冤罪の正しい作り方」って入れるのはどうだろう?  夕食は「赤えびの白ワイン蒸し」、「グラタン(こいわし、ウインナーソーセージ、ピーマン、たまねぎ、えのき、しめじ)」、「サラダ(茹でキャベツ、コーン、トマト、きゅうり)」。
 サラダはドレッシングを好みで選べるようにし、俺は久しぶりにヌクチャムを選んだ。グラタンはホワイトソースを作っちまえば簡単にできることが分かった。で、具材はありあわせのもので作ることができた。トッピングにはセルバチコ。  発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。  ナビゲーターがレストランの厨房で調理する番組では「麻婆茄子」。美味そうだったんで、さっそくケイのにぃにぃがやる気満々になってたな。  続けて「晴ときどきファーム」は野菜作りから入る料理番組で、これも面白い。  〆にジンを1杯飲んで、?時、血圧測定してダウン。

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