2012年11月30日金曜日

「バグダットカフェ」

”赤かぶ”を衝動的に買ったのは5日くらい前のことだ。
量ると1キロ以上あった。自宅のスケールは1キロ以上量れないのだ。

とりあえず梅酢で漬けてみたら、翌日梅酢の色が血のようになってた。味はちょっと塩気が強い。
梅酢自体がしょっぱいところ、味も色もより強くなってしまうようだ。

これではそうたくさん食べられないんで、ネットで探したら「千枚漬け」風に仕上がるレシピがあったので即採用した。「千枚漬け」は大好物である。とくに京都の大安の、が。他のを知らないし。

作り始めて気がついた。というより気がつくのが遅いことに気がついた。
分量が若干違うが、なますや”泡菜(中国のなます)”とよく似ているのだ。昆布を加えて、あの独特のぬるぬる感を出すところだけが違うだけだ。

 昨夜漬けて今朝食べてみたら、見事に「千枚漬け」になっておりました。
作る前に量ったら1.2キロあったから、買ったときは1.5キロ以上あったんだ。おおきなシールウエアで漬けたんで当分楽しめるぞ!    ところでこの赤かぶのお値段は97円。



昨夜のメニューは「白菜と豚肉うどん」、「ごぼうとちりめんの炒め煮」、「きゅうりとちりめんの酢物」
 寒かったんでうどんは好評だった。味付けは塩と胡椒のみでつゆも美味しくいただけました。

ちょうど腹の具合もよく「バグダットカフェ」を日本酒をちびちびやりながら鑑賞した。BS12での久しぶりの映画放送である。25年前のドイツ映画。俺が観たのは15年位前?

ほとんど覚えてなかったなぁ。こんな映画だったっけ?
自分を必要とされる場所が一番居心地良いんだよな。どんなに自分が気にいった場所でも、そこで暮らすだけならともかく、心地良く暮らすということはこういうことなんだと、この作品は伝えてる。

主人公であるドイツ人女性が、最初は自身の居心地だけを求めてたのが、次第に変化してゆく様をカフェに入り浸ってる連中との関わりとともに描かれてる。登場人物はそれぞれうまく配されてるし、くどくなく無駄もない。ジャック・パランスが特にいい。「シティスリッカーズ」よりずっと存在感があって魅力的な人物を演じてる。

「ベルリン・天使の詩」もドイツ映画だったな。大人のメルヘンが好きな国柄なのかなぁ。
バームクーヘンもドイツだよな。
 

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