2011年7月26日火曜日

続 やわらかい夏休み

 介護の仕事は受けすぎるとやわらかい生活をおくるには時間的についてはもちろんのこと精神的にもかなり難しい。今日営業所へ寄ったらかなりの部分を占めているご利用者さんの利用時間帯が減るらしいとのこと。会社には申し訳ないがこちらには有難い。

営業所の近くにかなり有名な皮膚科があり、そこで受診してきた。どうも水虫臭いんである。臭いはないが以前完治したと思われた爪などにかなり疑わしい様子が見られるので再発を疑った。
 果たして足の一部と爪の一部が水虫だった。

足の方は全治3ヵ月、爪は6ヵ月を要するとのこと。前者は風呂上がりの外用薬の塗布、後者は朝1錠の内服で完治するそうである。先は長いがやわらかく治すにはちょうどいい長さだ。
 明日から同居人に感染せぬよう気をつけるよう本人から通達あり。

さてスローペースになった映画鑑賞、それでも二日間で4本。

「月のひつじ」。こんな映画あったっけ?って映画である。アポロ11号の発信する月からの画像を受信するオーストラリアのアンテナの技術者の実話である。停電と強風の2度の受信障害に見舞われるがスタッフの知恵と勇気で乗り越えるというかなりまとまりのある娯楽作品になってる。
 ステッペンウルフの「マジックカーペットライド」や?の「グッモーニングスターシャイン」などあの頃の好きなBGMも良かった。

「セブンイヤーズインチベット」。再見。中国の一方的な侵略により併合されたチベットの悲劇の時までの7年間の二人のドイツ人の友情、そのうちの一人とダライラマ14世との交流を描いた、中国にとっては実に不快な作品。チベット仏教の教えの啓蒙的な部分はストレートすぎていかにも娯楽作品という趣は否定できないが。

関係ないが奈良で飲んだノルウエー人A、彼は今回の最右翼のテロに対してどんなふうにしゃべっただろうか?しゃべったにしても内容の一割も理解できないだろうが。

「重力ピエロ」。重いテーマを、重く感じさせる力(重力)のない、後味の悪い作品である。その原因が原作にあるんではないかと思うが読む気がしないので、どうでもよい。
 行動に至る経過に無理な設定が多過ぎる。「何でもあり」がフィクションではないことを現在の作家は再考すべきではないか!

「サラエボの花」。重いテーマである。ずっしり重さを感じさせる作品。最後の子供の笑顔が救ってくれるが問題は何も解決しないんである。「重力」とこの作品の共通なテーマはレイプであり、それによって生まれた子供を養う親の話である。こちらは実際にあったことだから余計重いのだが。筋立てには無理がない。平和ボケした日本では無理して作り出さねばならない悲劇も世界では周辺にゴロゴロしているという現実があるということだ。


今夜のメニューは「ツナ(缶)とレタスの煮物」、「きゅうり、みょうがのポン酢奴」、「大根の味噌汁」、「ピーマンとじゃこの炒め煮」。

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