2011年7月19日火曜日

脳みそも奈良漬

 今年のスクーリングの出だしはトラブル続きであった。しかもその原因は自身に由来するものばかりであり、緊張感のない生活態度がここにきて露呈したということである。

 まぁ柔らかく生きるということはそういうことでもあるのだ。その辺の中庸を上手く生きられないというのはまだまだ世間に対する何らかの未練みたいなものが残っているのだろう。

 今回の宿のオーナーの琵琶の練習を目の前で見学させてもらい、1曲通しで聞かせてもらった。出し物は”白虎隊”。まさに時節柄にふさわしい演目である。これをビールをちびちびやりながら聞いたんである。習い始めて1年足らずというものがどう評価するものかわからないが、少なくとも唄いが聞き取りやすかったんで最後まで飽きなかった。筋も知ってればなおさらであろう。
 その前に30分くらい琵琶にまつわる話や習うに至ったいきさつなどの話も聞かせてもらい放課後のレクチャーとしても満足のいくものだった。

 そのあと少し早い夕飯をとり、宿に戻ってウイスキーソーダなどをちびりちびりやってたところにやけに調子のよさそうな外人がいたんでかまってたら、成り行きでそばの飲み屋にゆくことになった。

 相手はノルウエー人で英語しかしゃべらない。もちろん自分は日本語しかしゃべれない。ちょうどいい赤ちょうちんで先客3人と合流して5人でいい加減飲んだが話の内容はほとんど覚えてない。

 次の日はスクーリング最後の日で講義も午前と午後で5時間あった。朝一番に机に向かって思い出した。宿題(レポート)が出てたんである。簡単に覚めるような程度の二日酔いではなかったが、この時はほんの少し目が覚めた。15分で仕上げた。が、そのあとは頭が痛いし眠い。
 結局5時間のうち起きていたのは30分強だった。月曜日の夜行バスで東京に着いたのは火曜の6時。そして午睡のあとようやく気分がよくなった次第であることからそれほど強烈な三日酔いだったことがわかる。

今夜のメニューは「かさごの干物」、「えのきの味噌汁」、「なすの唐辛子味噌」、「自作のしば漬け」。本来赤梅酢を使用すべきところ白しかなかったんでしば漬けにならなかった。来年は梅を漬けない訳にはいかないなぁ。

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