久しぶりの小説をやっと読み終えた。2ヶ月かかったんだろうか?読み始めた時期の記憶がない。
先週あたりから読むピッチが早くなり大晦日に偶然読み終えた。やたらに登場人物の名前が長くてその子孫に同じ名を名乗らせたり親戚の名を使ったりで、近年チャートをつけてベストセラーになった”カラマーゾフ”のようなスタイルだったらもっと読みやすかったのにと思わせた。初訳から40年近く経っているんだから仕方がないんであるが。
南米のおぞましい血族の100年の歴史である。現代に啓示を与える要素を読み解くことができないのは自分の読解力の拙さによるものなのかもしれない。が、これだけおぞましいと笑ってしまうほど面白く読むことができる。最近の映画では”ゼアウイルビーブラッド”などがよく似てる。
愚かしいほど残虐であり苦しいほどの屈折した愛情表現である。似たようなことがあるという話をおぞましく脚色しなおした作品である。
”百年の孤独”
今年は必要に迫られたこともあってよく本を読んだ。これも2月から酒を減らしたことにもよる。相反する行動では決してないはずだが、時間的な観点からすればそういうことになる。
今夜のメニューは”博多ラーメン(年越しそば)”。
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