2010年12月26日日曜日

ニッキの日記

 10月頃から家庭生ゴミを堆肥化すべくベランダで作業をはじめた。大きなコンポストではなく植木鉢を使った実に初期投資に負担の小さいものでネットで見つけた方法である。

 1次処理で2個の植木鉢を使い1ヵ月後から第3の鉢で2次処理する。中身は1次用には鉢底石と赤玉土、そして腐葉土。ここに1日天日干しした生ゴミを混入させ撹拌するだけの作業である。2つの鉢を交互に使用する。

 鉢にはネット(網戸のネットをリヂュース)を掛け虫の侵入を防ぐ。雨の日は更にビニール袋で覆う。

レシピどおり1ヶ月すると鉢の土が1割がた増える。そこで2次処理の鉢に移し、毎日撹拌して1ヵ月後にほぼ完成。これを腐葉土に1対1の割合で混ぜてから晴れて園芸用の土としてのデビューを飾るわけである。

 今回は完成した土を実家に運び、1度は掘った穴に埋め込み、1週間ごとに撹拌する方法をとることにした。レシピより時間はかかるがコストが抑えられるからだ。
 
 昨日あらかじめ決められた場所を掘っていたら木の根っこに当たり少し削り取ってしまったが、こんなことは頻繁にあり、放置していた庭と諦めている。 しばらくするとやたらににおいが気になりだし、もしかしたらと思い削り取った根っこを嗅いでみた。明らかにニッキ(肉桂、シナモン)のにおいである。

 根っこの細い部分を切り取り、実家の義父に尋ねたところ、においを嗅ぎながら間違いなく以前植えた記憶があるということだった。家を建て直したときにわからなくなっていたらしい。庭の木の中でも背の高い木に育っていたのだ。
 それにしても最近剪定したときにはにおいに気がつかなかったのは何故だろうと思い調べてみたら歯にはその独特のにおいはないそうである。

 昨年は何本か切り倒した木がある。その殆んどは杉だったが、それ以外に名も知らぬ(木の名なんて殆んど知らないのだ)木があったが、認知があるとはいえ昔の記憶は確かなこの老人に前もって確かめてから作業すればよかったと今になって後悔している。

 今夜のメニューは”モヤシ中心の野菜炒め”、”モヤシ中心の中華風スープ”、”大根の皮のきんぴら”。実家の近所のスーパーの特売でモヤシ1袋10円だったんで。しかもこの店のモヤシにゃひげがない。家の女房にゃひげがあるって歌ったのは誰だったっけ?

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