2010年10月5日火曜日

40年前の映画と5年前の写真

10日は2科目試験がある。そのうちの1科目は再試験であり、前回40点で不合格であった。
今週は身を入れて試験勉強しなければ、と思いつつもこういうときに限ってタイミング悪く、普段見ないテレビを見てしまってるんである。

 国営放送で昼間っからフランスやくざ映画である。フィルムノワールというのはフランス語。

昨日は”勝負をつけろ”。J.P.ベルモンド主演、脚本はJ.ジョバンニ。この人の本は台詞が少なく暗くてリアルであり、いわゆるストーリーテラーではない。淡々と話が進みそして終わってしまうんである。冷たいやくざ映画である。ただ、”冒険者たち”の原点が垣間見えた。J.ジョバンニの原作とはかけ離れた青春友情映画となって公開されたが。

今日は”さらば友よ”。A.ドロン、C.ブロンソン主演、脚本はS.ジャプリゾと監督。この監督はこの後”ジェフ”(これもA.ドロン主演)で才能のなさを露呈してしまった。この本もS.ジャプリゾの主導ではなかったんではないだろうか。
 とにかく凝っている本であり、登場人物の過去や癖、小道具にいたるまで非常に濃い映画である。当時の日本でヒットしてたはずで、C.ブロンソンが売れてきたのもこの作品がきっかけになったんじゃないかと記憶する。

40年前に見た映画はよく覚えてるものと、そうでないものの差が大きいが、この作品は込み入ってる話の割に覚えていたほうである。有楽町シネマという駅近くのビル2階にあった小さな名画座で見た。

 今日見終わってから気がついた。タイトルから全編英語だったんである。記憶が正しければこれはフランス語であったはずだ。タイトルも”アディユ ラミ”だったと思う。これは変だ。フランス語原版を探してみることにしよう。

 まだ頭のなかにF.ド.ルーベの主題曲が流れてるんで今夜はこのまんま風呂入って寝てしまおう。明日も面白そうな作品だったらどうしようか考えながら寝ることにしよう。

 今夜のメニューは”大根の煮物(いただきもの)”、”春巻き(スーパー惣菜)”、”栗ご飯”、”えのきの味噌汁”、”れんこんといんげんの炒め物”。

えのき で思い出した。火曜、水曜と2日間行ってる95歳のご利用者さんの部屋に猪木(アントニオ)と一緒に写ってる写真が何枚か貼ってあるんだが、認知があるご利用者さんに尋ねてもわからない。5年前だということだけしかわからない。不思議である。


 

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