2014年12月10日水曜日

冬の南国料理

昨日の朝4時からはラジオでA・C・ジョビンの特集。8日は彼の命日だった。そういえばJ・レノンと同じ日なんだ。毎年このころになると「ダブルファンタジー」なんか取り出して聴いたりしてたが、今年はラジオでもあまりかからず、ポールのトリビュートとかジョージのリマスターものがよくかかってる。

午前中は弓道。この日は膝が調子悪く、伸ばせば関節が外れたんじゃないかというような感覚で向きによっては痛みが出、曲げれば痛くて急には曲げられない。シップとサポーターで処置してきたが、準備体操の段階でも痛みが取れなかった。参加者が少なくて、いつまでも座射をやらずにいたら、S先生から促されたんでしぶしぶ1回だけ行ったが、相当辛かったな。
 この日は、やたら弦がひっくり返ってしまうことが多く、座射の時にもあり、作法を知らなかったんで焦った。弦の張り方にも問題があったが、一番の問題は俺の右手に入っている力という指摘をO先輩から受けた。で、弓を離すときの手順を教わったところ、これまた一度も教わったことのない手法だった。こういうことが最近よくあり、弓道の指導の統一されてない面を目の当たりにしている。


 O先輩の指導を受けてから、さらに的からあまり離れないようになってきて、この日も5本当てた。
I先生やP先生からもだいぶ良くなってきたと言われ、いい気分でこの日の稽古を終えた。

昼食は「ラクサ」。スープが大量に作ってあるんで、当分続きそうだ。

午後は歯科に外科。歯科はこの日でおしまい。入れ歯の調子もまあまあだ。外科は完全防水テープがはがれそうになったんで、木曜の抜糸までの処置をしてもらおうとしたら、もうテープを外してふやけをとめたほうが抜糸もやりやすいとのことだった。つまり傷はしっかりくっついたということだ。曲げると違和感はあるものの痛みはほとんどなくなった。水仕事も素手で済ませた。

夕食のメニューは「魚のイエロースープ(ケーン・ルウン、タイ料理)」。カレー粉やクミンを使ったスープをこう呼ぶそうであり、この日はクミンを使った。魚は安かったんではたはたを使ったが、これは向いてなかった。大体鍋に向いているとのことだったんで使ってみたんだが、身は崩れちまうし細くて小さい骨は中途半端に硬く、食べようと思えばそのまま食べられないこともないが、どうにも困った魚だった。レシピ通りだと味が薄かったんでナンプラーを加えた。香草がほしいところだ。
 「カドカド」。インドネシア料理。ピーナッツソースで温野菜を食べる。以前は既製品をよく使ったもんだが、冷蔵庫でも日持ちしない、東南アジア食材では珍しいものである。で、自家製で食べることにした。この日はカリフラワー・じゃがいも・人参。2回分は作ったんで、今日も食材を変えて温野菜サラダを食べることにした。
 スーパーで見つけたぶりのあらで煮ものを制作。ごぼうをたっぷり入れて煮た。安かったので買っておいたが使うあてのなかったごぼうが生きた。寒い晩には熱燗でやりたいものであるが、今のところ予定がない。いつ食べるんだ?

食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「はやぶさ」。小惑星の物質を採取して帰還した探査機に関わった人たちのお話。「コンタクト」とところどころ雰囲気が似ているが、こちらが実話に近いもので、出来もいい。研究に携わってきた人の中に、亡くなった人が出てくる場面などの挿入は成功していると思う。シリアスとコミカルな部分の配合率がうまくいっているということだ。

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