2011年6月15日水曜日

映画のあとのお茶

1日に4本の映画を見たのは何十年ぶりであろう?
確か高校時代6本という記録?を作ったがなんの自慢にもならない。
 ただ今と違うのはレンタルDVDなんてものがなくて劇場を回ったんである。朝一番に新宿の劇場を一通り回って時間割を工夫して見る順序など考えたんである。
 今ならネットで簡単にできる作業である。頭も身体も使ったんである。劇場間を走ったことも何度かある。
 今日はその懐かしい新宿で観た映画が1本目。
「スティング」。映画の面白さを堪能できる作品で紛れも無く傑作である。本も十分に練られておりRサーティスのカメラに頼っていない演出(そう言うと「明日に向かって撃て」の演出を批難してるようにきこえるか?決してそうではない)も素晴らしい!こういう作品に多くの言葉は不要で大いに楽しむのみである。
「サーカス」。チャップリン。失恋のシーンに感化を受けた日本の監督は多かったんじゃないかな?
 猿がチャップリンにまとわりつくシーンってどうやって撮ったんだ?

「キューポラのある街」。「私が棄てた女」でのハンセン氏病といい社会問題を取り上げる監督として名高い浦山作品。この作品では北朝鮮問題、中小企業の雇用問題、貧困が描かれている。学校でも見せられたんじゃないだろうか?それだけでなく子供もしっかり撮っている。東野英治郎、サイコーである。それにしても吉永小百合、やはり美人である。
 
「映画は映画だ」。韓国映画。本物のヤクザが映画に出演するお話。日本では安倍徹?なんて人がまさにそうなんだが。アクション俳優が萩原聖人似、ヤクザが浅野忠信似。喜劇にすりゃいいものを、とことんリアルにしようとしたのが間違いのもと。サザエさんを劇画調にしてなんの意味があるのか?
 話もとことんやってしまう。ちょうどミスチルの歌のように何もそこまで語らずとも理解できるよって声をかけたいところ、無視して続けるもんだから結局歯切れの悪いモノになってしまった。

4本目にして外しちまったんでコーヒーで気分直し。やっと業務スーパーで買ったコーヒー(香りがまるでなくまずい)が切れて多慶屋で買ったコーヒーをいれた。オリジナルである。
 これは当たりました。香りもあるし普通のコーヒーの味もする。当たり前の話なんだろうが、嗜好品に金をかけないようにしてたんで久しぶりにその禁を破って購入したものが考えていた以上のものであり満足した。

今夜のメニューは「カレー豆腐」、「エノキときくらげの卵スープ」、「にんにく&じゃこきゅうり」、「泡菜(なます)」、「肉じゃが(頂きもの)」。
 

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