2011年3月14日月曜日

海辺で住むためには

都知事は今回の震災について”天罰である”と述べたことについて。
まさにその通りであると付け加えたい。

 古代人は河口に村を作り次第に高地へ移動した。高地は戦略的、防御本意に考えれば当然帰結する場所なんである。しかも天災に備える考えももちろんあったはずだ。

 現代はそんなことは考える余地、そして余地、更に予知がなさ過ぎたんである。

土地はますますなくなり危険地域まで開発して住まわせなければならぬほど逼迫している。
たとえば東京で言うならば江東区。

 海辺では住まないんである。古代人が科学的根拠がなくとも危険を察知して住まわなかった場所に住んでいた人、それ自体が過ちであるということを証明してしまったんである。

 古代に習え! と、考古学は言える立場にいる。

考古学がつまらない学問になっちまったのは現生活と乖離しすぎっちまったことが原因であることを今回の教訓を生かして現代に対して警鐘を鳴らす学問になってで欲しい願う。

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