2011年3月12日土曜日

待ち遠しい春と地震明け

寝不足の人が多いはずの土曜日である。

昨日1日ぐだついていたんで、なんとなくすっきりしない。そこでジムへ。
がらすきである。インストラクターに尋ねたら土曜日のこの状態は初めてだ、とのこと。

 トレッドミルも待ちなし。ところがやはり30分走って足が痛くなってきた。すっきりしないままストレッチだけは念入りにして帰宅。

 天気はいいのに出かけるのもちょっと気が引ける。いまだに強くはないが余震が続いてるからである。明日はマンションの総会の予定だったのがこの地震のために順延になったんで、明日もこの状態は続くんである。まっ、おとなしく本でも読んでんのが一番かも。

 村野守美という漫画家が亡くなった。ファンでもなんでもないが、40年位前の絵の特徴をおぼえていたんでちょっと懐かしく思い出した。作品の記憶はまるでない。
 この人は手塚治虫のアシスタントもつとめているし虫プロにもいたようである。絵のタッチはほんの少しではあるがやはり手塚の影響がみられる。これはどの漫画家にも言える。あの横山光輝(初期)でさえもである。
 何年か前に亡くなった永嶋慎二もその一人である。彼はアシスタントはしてなかったと思うが...。彼は「黄色い涙」が嵐の主演で映画化されたことによってもう少し見直されると思ってたんだが、映画自体がヒットしなかったせいか、それっきりになってしまった。ホームレスが社会問題になる中彼の描いた「フーテン」なんかも見直されればいいのになぁと他人事なのに残された奥さんに入るであろう印税のことなんかを心配してしまう。奥さんとはちょっと話しただけだが良い人そうに見えただけに...。

 というわけで阿佐ヶ谷で飲みたくなってしまった。ここでは永嶋慎二の遺作展がおこなわれた喫茶店でコーヒーを飲んだだけで赤提灯の暖簾はくぐってないんである。この春の散歩コースにしてみたいものである。

 今夜のメニューは「海老と豆腐の中華風炒め」、「小松菜と鶏ささみの煮物」、「かぼちゃ汁」。

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