2011年3月1日火曜日

地デジいまだ未対応

昭和28年だったか29年の3月からTV放送が始まった。
 先日NHKの集金人が来て視聴料を払えというので契約を結んでいないことで断ったやり取りを思い出しながら考えた。この問題については受信環境が整っているにもかかわらず”見てる、見てない”のやり取りに発展すれば解決の糸口は見つかるはずもない。ところが現実にTVがなくても不自由を感じない生活をしているので、何だったら受信設備を全てNHKに差し上げてもいいくらいに思ってる。

 再生環境さえあれば良い訳で、それさえもPCを立ち上げる手間さえ厭わなけりゃなくてもいいんである。ベランダのBSアンテナの撤去と廃棄に関しても現在は無償というわけにいかないからNHKが負担してくれるならそれもいいと思ってる。

 それほど数年前からTVは生活からかけ離れた存在になっているのである。

 さて介護で訪問する独居老人の部屋では46時中TVがかかってる。老老の家でもほぼかかってる。TVで時代劇がかかってないと徘徊する危険性のある老人に関してはやむをえないが、それでもTVの生活に占める役割は大である。

 認知のない人の通販の利用度も高いと見た。買ったものを自慢げに見せる人もいる。買いすぎてしまい始末に困り自分にくれようとした人もあるくらいだ。
 認知の度合いにもよるが画面上で何がおこなわれているのか尋ねても答えられない人もいる。

3丁目の夕日でTVの出現により娯楽の中心が確立した世代はどんどん高齢者社会の主人公になりつつある。思うように動けなくなった世代の娯楽はやはりTVなのだろう。このお上に弱い世代からいいように視聴料を巻き上げてNHKはくだらない番組を制作し続けるのである。

 今夜のメニューは”五目寿司”、”お吸い物”、”めかぶの酢の物”、”西京漬けメロ”。ひな祭りっぽいチラシが入るんでつい食べたくなってしまった。

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