2011年3月19日土曜日

30分の散歩

こんな時なんである。木曜日はちょっと距離があるが谷中まで足を伸ばす。
 その直前のサービスが早めに始め早めに終えたんで、開始予定時刻より30分早く到着してしまった。自転車を止めてから近所を散歩した。寺町である。その合間に家があるという所もあるくらいである。その家も近代的なものやら5.60年は経っていると思えるようなものもある。

 そうした古い民家を眺めるのが好きだ。特に窓ガラスの枠が木製だったりすると、何だかうれしくなってきたりする。そのがらすがスモークだったら尚更である。逆にきれいに年を重ねた家の窓がサッシに換えられていたりすると悲しくなる。

 外壁が亜鉛鉄板で覆われていたり、補修工事にその時代の流行が見られる。電話線ケーブルやエアコンの設置のための改修工事も景観を損ねないように苦心しているものもある。エアコン室外機を隠してしまうのを見たときは感心してしまった。だが、ある神社の賽銭箱の上の蛍光灯にはがっかりした。

 こうした電気製品など生活を変えたことによる景観の害し方に以前より馴染めなくなったというか違和感を覚えるようになったのも懐古趣味が強くなる歳になったいうことかもしれない。

 三崎坂を中心線に行ったり来たりで30分。ちょっと狭い道を入るといい加減奥まで行って行き止まり、なんてこともある。敷石はでこぼこで、中途半端な間をとっているので高齢者にはつらいところだ。
 車椅子も無理である。どうやって死ぬまで暮らすんだろうか?

そんなことを考えながらサービス開始時間に戻った。ここの家も戦後すぐ建てられたと思う。あいにくそういった話をする機会が今までなかったが、次回は5分ぐらい早くサービスには入って尋ねてみよう。


今日は午前中に買い物。だがゆうちょのATMがどこも休みなんで財源不足につき買ってきたものは牛乳2本きりであった。
 午後は国営放送で映画鑑賞。しかも2本立て。

 「ヒトラーの贋札」。気になっていた作品。強制収容所でナチに贋札を作らされるユダヤ人の物語。あらすじだけでも興味がわく作品である。本も良いし、役者も知らない人ばかりなので先入観なしで見られた。ただしカメラワークがきつい。動きすぎではないだろうか?

 「キンキーブーツ」。倒産寸前の靴工場をゲイ専用の靴の製作により立て直そうとする跡継ぎを中心のお話。「フルモンティ」を思い出していた。コメデイだけにしてしまわないのが英国流なのかは知らないが、この作品についてはその中途半端さが悪く出てしまったようである。もっとすっきりできる様な気がするが.....。選曲は良い。

 今夜はそういうわけで冷蔵庫内の整理日になった。「もやしにかまぼこのあんかけ」、「ワンタンスープ」、「人参のもずく和え」、「納豆とわかめの豆板醤和え」。

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