2011年3月11日金曜日

月島散歩

今夜は長女夫婦、長男も来ることになってたんで食材を多めに仕入れしておいたのがこの地震で冷蔵庫の在庫となってしまった。仕切りなおしで2人前のメニューを考えることになった。すべきことが大分減ったんでブログでも....。

 

 昨日は天気も良く散歩にはもってこいだった。銀座まで2個の時計の修理をしに行って来た。
ひとつはバンドが切れた。ひとつは動かない。しばらくそのままにしておいたが、やはりないと不便なので思い立った。
 この2個の時計は同じメーカーで正規の修理は銀座のスオッチのビルの中にある。

オープンの様子を知ってたんで受付で「ジョージクルーニーはあれからも来た事があるんですか?」と尋ねたら笑って「来てません」との返事。
 このビルもきれいで雰囲気もいいが、5階の修理コーナーも素晴らしい空間を演出している。待ってる時間も楽しいところである。
が、今回の修理の見積もりは落胆するには十分すぎるほどであった。バンドは無償でなおしてくれたもののもうひとつはオーバーホールの必要性から約7万円、バンドがへたってるんでこれの交換で6万円以上かかるとのこと。合計で約13万円。買った当時20万円くらいだったがこの修理代で今後の使用を諦めた。知り合いのリサイクルショップに進呈するつもりである。シリアルナンバーつきの記念時計(ジャックマイヨールの潜水記録)だから中には欲しがる物好きもいるだろう。

 大体時計なんか1個ありゃ沢山なわけだが、これを購入したときはゆとりがありすぎるくらいだったことを思い出す。こうなるとやはり物は必要以上に持つものではないな、と思う。

 少し肩を落としながら銀座から勝鬨橋を渡って月島まで歩いた。徒歩でこの橋を渡ったのははじめてである。
 親友Tと飲むために来たのであるが3時間以上前に着くように来たのには理由がある。
ここには月島スポーツプラザという施設がありジムやプールがあり、以前(10年くらい前?)来たときに次回来るときはここで泳ごうと決めていた。が、それから何度か来たものの泳ぐチャンスがなかった。

 ここで1時間泳いだ。フリースイミングコースは広めの2コース。続けて泳ぐ人には泳ぎにくい。一方通行なのである。もっとも1コース往復になると自分のように遅い人が泳いでいるとそれはそれで泳ぎにくい欠点もある。ベストなのは両方備えてあるタイプなのだが、なかなかそのようなコース設定されてるプールにお目にかからない。

 出てから近くにある月島温泉で冷えたからだを温めた。やはりプールの後はひとっ風呂浴びたいものである。
 脱衣場で彫り物があるお兄さんが愚痴をこぼしていた。独り言である。なんでも中でもめたらしいのだが真相まではわからなかった。かかわりはもちたくないのは当然で急いで風呂場へ直行したのは言うまでもない。
 ここの水は軟水でぬめっとした感じである。「軟水なので大事に使用すること」というのは軟水にするためのコストのことを言ってるんだろうか?
 ゆっくり浸かり身体は十分に温めた。喉が渇いたが後30分でビールを飲むことを考え我慢することにした。
 そして我慢の限界というところで生ビールを飲んだときの至福は久しぶりに味わうものだった。

ただ自分がネットでの評判で選んだ店ははずれで、料理自慢をうたってたはずなのだが品書きに載ってるものは殆んどないとのこと。しかも今日のおすすめ(が記されてると本人は思い込んでいる)の白板のメニューでさえ1品ないんである。暖簾を出してから1時間足らずのはずだが、ありえないことが続いたんで興ざめしてしまい、せっかく暖めた身体も冷えちゃうんじゃないかと思った。親友にも申し訳ないことをした。親父の愛想の良いことだけは取り柄の店だ。
 仕方なく白板のメニューから4品ほど頼んでビール、ハイボールをやっつけた。

 店の選択は「酒場放浪記」を参考にしたが、1軒は超人気店で行列必至なので諦め、もう1軒は猫がいるってことで没とした。食い物やで出すのは食うための獣であって、愛玩はご法度としている。
そこで他のページで探したんである。
 場所は月島だが「もんじゃ」で一杯やる気は毛頭ない。あれは餓鬼の食いもんである。もっともかなり腹が減ってたんでお好み焼きでもよかったかな、と少し後悔している。

 それにしてもこれを書いてる間も時々揺れる。朝は二日酔いでふらふら自身が揺れてたが、夕方になってぶり返した?ようである。

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