2009年11月10日火曜日

ええ国の話 2題

 1k残ってるさつまいもは木曜日に全てスイートポテトを製作して実家に下さった方に差し上げることに決定した。さすがに身内だけでの消化は無理である。更に実家には3.4k残ってるはずだ。

 今日は予定通りDVD鑑賞会。70.80年代のアカデミー脚本賞関連の残りの6本は近所のレンタル屋では在庫ないんで、60年代から2本選んでみた。

 ”わが命尽きるとも”。ヘンリー8世の離婚に反対し最後は反逆罪で斬首されたトマス.モアの物語。英国の宗教がらみのなんとも救いのない話で、苦手なジャンルでもある。それでもこの時代(作られた)のものは俳優がわかるのでそれだけでも楽しめる。冒頭だけに出てたO.ウエルズ、ものすごい存在感である。120分。

 ”冬のライオン”。こちらはヘンリー2世の話。王位継承がらみのどろどろの肉親関係。(単なる)いい人(ある意味でつまらない人)は一人も出てこない。この作品は学生の頃名画座で見ているがまるで記憶がないから多分寝てたんじゃないかと思う。この年になってより理解できるし面白さもずいぶんと違うと思う。この頃は有名じゃなかったA.ホプキンスのおどおどした演技が、はじめR.アッテンボローと間違えたくらいである。
 お話は舞台劇の悪い傾向である、いわゆる叫びながらアップテンポのノリで進めてしまう中身ぎっしりの家族もの。P.オトゥールやK.ヘップバーンの演技をじっくり見るにはテンポが速すぎる。そして135分も長すぎる。

 英国のこの手の苦手なジャンルを選んだのは先に済ましておきたかったからである。

 今夜のメニューは”たらのトマトソース煮のパスタ”、”豆とウインナとコーンのサラダ”。

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