2009年9月9日水曜日

念願の月島

月曜日、知り合いの飲み会に飛び込み参加させてもらった。場所は月島、もんじゃのメッカとされているところである。が、開催場所はもんじゃ屋ではない。
 現在住んでいる荒川区でももんじゃ屋が多く、都電の観光紹介で必ずといっていいほどセットで紹介されるが、餓鬼の食い物と思ってる自分にとってもんじゃに1000円も払って酒で流し込むようなことはしない。
 早めに出かけ月島周辺をぶらついてみて気がついたことがある。高齢者が横丁から顔を出して突っ立っている光景を何度も見て、その後ろに見える細い路に面した古い家屋から出てきてることは推測できるが息抜きなのかな?寝たきりより良いが、それにしてもうつろなんである。視線を合わせて挨拶しようにも目がうつろなんである。

 恒例の銭湯巡り、月島温泉に到着。湯は2階にあり、1階に月島観音があり賽銭出してお参りしようと思ったら、先客ありでちょうど賽銭を入れたところだった。その後が長かった。40台のご婦人である。
 およそ3分。ずっと手を合わせお祈りしてるんである。狭い通路のつまりにある社なんで並んでお参りするわけにも行かず、ただ突っ立って待っていたがこれも初めての経験である。
 お参りが済んで振り向きざまにこちらに一言かけたが、自然な語り口で悪い気はしなかった。ただ何を祈っていたのかが知りたかったな。

 風呂は意外にも年齢層はそんなに高くもなく活気があって明るくきれいであった。狭いのは仕方ないにしてもサウナ、露天薬湯もあり、申し分なし。
 風呂上りは缶ビールで置いてある新聞や雑誌に目を通しながら冷をとる。ワンパターンである。後で友人に聞いたところでは、築地が近く仕事を終えた客が多いから平均年齢が低めに抑えられてたんだ。
 もう少し時間があれば佃煮を買いに行っても良かったが、風呂から上がって一休みしたらちょうど飲み時間になった。駅から近い焼き鳥やである。
 全ての部位をたれで1本づつ注文してくれ、これに相手が鳥だけにビール、燗酒で迎え撃つ。たれがあっさりしていて、いわゆる赤提灯のどろっとした不健康な感じがしない、素材を生かしたもので美味しい。もっとも酒は不健康な量をいただいてしまった。   毎度のことであるが。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿