2009年7月29日水曜日

ぬるめの燗が良いのだ

28日は講習が4時で終り、夜は同居人が友人と夕食をとるということで、酒を飲む日と決めた。

 講習終了後神楽坂まで歩き、坂上の”いせ藤”を目指した。”居酒屋放浪記”でも取材されたことがあるはずだ。いわゆる”ぬる燗”好きにファンが多いらしいということを何かの雑誌で見たことがある。

 暖簾が下がる5時には時間が少しあり、空腹を感じていたんで近くの立ち食い蕎麦屋で”冷やし狐そば”をかきこんだ。クーラーが効いた店だったんでこの選択は誤ったが、なんでも帰国する宇宙飛行士が食べたがっているという記事が頭に残っていたのがそうさせたらしい。

 5時を少し回ってから暖簾をくぐった。囲炉裏の周りを6つの丸太のような椅子があり、4つはすでに座られており3人連れの客と端にいた客の間に陣取り、早速酒を頼んだ。

 突き出しが3品、途中で味噌汁がつく。燗された酒を温度を手で測りながら徳利に注ぎ、更にその徳利を湯に浸してから出してくれた。

 久しぶりに”燗酒”の美味いのを味わった。3本空けたが、同じ様に美味しく飲めた。自宅の近所では絶対飲めないな、こういう燗酒は。銘柄は白鷹。普通酒だと思う。燗には普通酒か純米酒だが、美味しければどちらでもよく、こだわりはない。家で飲んでるころはもっぱら菊正宗の普通酒だった。これも燗にあう。


 しかし店の中は暑い。クーラーがない(ことも気に入ったんだが)ので他の4人の客は店においてあるうちわでしきりに扇いでいて、ぼそぼそしゃべり声とうちわの扇ぐ音くらいで静かなもんだ。自分の座ったところが表が見える窓が開いていてかすかな風が入ってくるんで、汗はとっくに引いていてうちわを使うほどではなくなってる。

 つまみは”カワハギのみりん干し”と”くさや”を注文。店からは”豆鼓”のようなものも出た。血圧が高めには塩分摂取量は度を越しているだろう。と、いいながら自宅近くまで来て、もう一杯飲んで帰宅。

 今朝は気分の良い二日酔いだった。

 今夜のメニューは”ハンバーグ”、”ポテトサラダ”、”レタスとかにかまのスープ” 。

 

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