2011年10月5日水曜日

朝ログ

テレビでは番組再編成の時期であり特番やらBSでは無料サービスなどがあり、映画ファンにとっても有難い。特に数こそ少ないがWOWOWやスカパーの無料は有難い。

今回はR12ながら「瞳の奥の秘密」というスペイン、アルゼンチン映画を観た。
出だしがいわゆるクライムサスペンス物なんだが脚本はそれを軸にあらゆる問題に発展させ、何とハッピーエンドにしてしまうという離れ業をこなしてしまう。
 愛するものを失ったあとの空虚な生活、仕事が生活そのものだった者の定年後、アル中の友人を自分の身代わりに死なせてしまった自責感、復讐に残りの人生をかけることでしか生きられない者などちょっと長かったが派手なアクションがなくて良かった。

もう1本は国営放送の「私は二才」。市川崑作品。脚本が良いしカメラも良い。アップが多くて当時の生活環境をもう少し見たがる自分にとっては不満があるところだがやむを得ないだろう。
 脚本家が衣装考証を兼ねているところが特殊だが固執するところがあったのか?それとも製作途中で気に入らず変更したのかは不明だが。「ベビートーク」のお手本になったんじゃないかとも思えるユーモァ、シリアスな問題(住宅、高齢者)なども盛り込まれており、果ては輪廻転生までも会話に出てくるという実に考えさせられる作品になっている。
 来年2歳になる孫を持つ身としても楽しめた作品だった。

さて9日の試験勉強。これを済ませば法学を残して一般教養はほとんど終えたことになる。法学はもう一度トライしてみて、どうにもならなかったら落とすつもりでいる。誰かのレポート丸写しでもいいくらい気が入らない。
 今回は「環境論Ⅳ」。月曜日に2時間やっただけで3回気を失った。どうも生物多様性について興味がわかないんである。他の国の食糧難を聴くに付け朱鷺とかシカとかイルカの保存とか共生とかに税金を投じている国に対して不満を抱く者に向かない科目である。試験の項目にはイノシシの問題が4割もある。
 以前岐阜へ旅行した折、宿で食べた猪鍋のうまかったことを思い出した。季節も今頃だった気がする。この時は車を使っていたのであちこち見たが、見たものの記憶は薄れたが味の記憶は鮮烈である。今日みたいに涼しいと猪鍋が恋しくなる?早くイノシシ問題を片付けて鍋物の準備でもしましょうか。

ラジオ放送がインターネットで聞けることは知っていたが、今月から中国語講座はそれを利用している。何回も聞けるし時間の制約もない。おまけ(テスト)もついてるしなかなか使いかっても良い。
その延長でログを付けている。このくらいなら小原君になることもない。もっとも潰す身上もないが。

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