2009年6月24日水曜日

クライングゲームとC&W

 アカデミー賞脚色賞、脚本賞の作品を近年のものから見始めて3ヶ月になる。なぜ、これが?というものもあれば、納得した上好きになったものも多い。

 昨日見たものは”テンダーマーシー”、20年くらい前の作品。これもなぜ?なんであった。当時見たときも良かったとは思ったが、脚本のおかげではないような気がしてならない。
 R.デュパル(ごひいきの俳優さん)がいいし、彼自身の歌もいい。カントリーアンドウエスタン(C&W)が特別好きなわけではないが、好きな映画にかかわるのはアメリカ映画が多いから仕方ないか。
 本題に戻るとストーリー自体は、先の読めるほのぼのムービーである。この時代の背景もあるのかもしれない。

 カントリーといえば、思い出す作品はかなりある。最近でもJ.キャッシュの自伝映画があった。”マーズアタック”では火星人がカントリーを聞くと死んでしまった。”ブルースブラザース”では歌いたくないカントリーを歌っていたっけ。しかも”スタンドバイユァマン”だった。この歌で、すぐ出てくるのは”ファイブイージーピーセス”。この作品は”イージーライダー”のスタッフがかかわったものだが、こちらの方が格上である。この中では”ディボース”もT.ウイネットで流れていたっけ。
 今日見たものは”クライングゲーム”。とてもよく出来た本(脚本)だと思う。アイルランド紛争?にからんだ作品で”デビル”って駄作があったが、それも織り込みながら娯楽作品として1級の仕上がりになっている。コーエンもかなわないなぁ。
 この作品のエンドクレジットで先ほどの”スタンドバイユァマン”が流れたんである。作品の主流になるゲイとの愛を思い起こすとかなり意味深な歌に聞こえるから不思議だ。

 80年代まではほとんど見たので、来月から70年代に入る。間違えて借りてしまったものに”候補者ビルマッケィ”という作品がある。これは70年代の受賞作品だが、今見てもすごく面白い。政治の世界は昔も今も変わらないってこと、か?
 ”オールキングスメン”よりこちらをリメイクすべきではなかったのか?もちろんリメイクの必要もないが、”オール.....”は意味のないリメイクだ。

 今夜のメニューは”スパゲッティミートソース”、”豆腐ときゅうりのサラダ”。ミートソースにはズッキーニを加えた。
 お隣さんにお礼をするので”煮豚”を2日連続で製作。その他”塩蒸し豚”も製作。どちらかうまい方を今週日曜日の友人宅で開催されるBBQパーティーに持参する予定である。

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