2020年3月14日土曜日

プレミアムフライデー

3月13日。星期五。              121/87。64.3kg。

 早朝キッチンはゆでたまご(5個)と杏仁豆腐。杏仁豆腐のパウダーはいつも買っているスーパーが違うメーカーにしてしまった。日清製粉からハウスへ。パッケージがあまり変わってないところを見ると、ライセンスのようなものの移転ということなんだろうか?
 今日作ろうと思っていたところが、一昨日、違うスーパーの処分品コーナーで100円(いつも140円税込みで買っている)で売っていたものが2つあったんで、それを今回使うことにした。

 庭作業は高菜の間引きとサンチュの収穫。


10時より買い物。24時間スーパーを含む4軒のスーパー。

 昼食は「醤油ラーメン」。麺はインスタント乾麺を使用し、スープは自作。今回は醤油の一部をナンプラーにした。具材は茹で高菜、ゆでたまご、メンマ、長ネギ。

 午後はお隣の市までケイのにぃにぃと自転車で出かける。目的地まで30分かかる。天気も良く、畑作業をやっている人が多く、いよいよ春本番ってな風景だ。

 今回はTSUTAYAが毎週金曜日に55歳以上を対象に、CDとDVDを各1枚づつ無料レンタルしているとの情報を得るにあたって、実際に借りに行くことにしたんである。
 
 TSUTAYAは自宅近所にあったのが5年位前に閉鎖になってしまって、それ以来利用することがなく、いざTカードを出したら、2018年で期限切れになってた。
 更新料300円払って、DVDとCD(こちらはケイのにぃにぃが選んだもの)を借りた。来週も金曜日に来るのだ。年間CDとDVDを50枚づつ無料で鑑賞できるぞ。運動にもいいかな。

 お隣には、自宅近くにあったTSUTAYAとともに閉鎖になったスーパーも有り、ここで買い物していく。肉が安い。豚モツ(1kg498円税別)と鶏胸肉(100g35円)と野菜、ワインなどを買う。

 ちょうどおやつタイムで、コメダ珈琲に寄っていく。「シロノワール」っていう定番メニューで、デニッシュパンにアイスが乗っかったものとコーヒー。ケイのにぃにぃがはそれにさらにいちごと小倉あんがはさんであるものを。
 DVDとCDがただで、こういうお茶タイムがあってもいいかな、と思う。

 帰り道、地元農家市場に寄る。ここでは葉っぱが立派な大根、ケイのにぃにぃがはつるむらさきの仲間の苗を買った。

 夕食は「白菜とツナの醤油煮」、「長芋のとろろ粉焼き」、「ちくわの焼き物・蒲焼きのタレ」、「カリフラワーの梅酢あえ」、「茹でサンチュのゆず塩和え」、「納豆味噌汁」。
 「....ゆず塩」は上記のインスタントラーメンのスープである。この利用法を考えていたのだが、サラダドレッシングとして十分役立つことが判明した。

 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。

 「ロープ 戦場の生命線」2015年スペイン映画だが、舞台はバルカン半島の何処か、というユーゴスラビア紛争を描いたもの。
 予備知識なく鑑賞したのが良かった。シリアスさと喜劇が混じった、戦禍に関わる不条理さをうまく描いた作品である。4人の国際援助活動家や国連調査委員の描き方も非常に面白い。
 役者も揃っている。ベニチオ・デル・トロ、ティム・ロビンスがいいのはもちろんで、二人の女優(オルガ・キュリレンコと知らない人)もいい。ベニチオ・デル・トロは正確には「ベニシオ」らしい。どうも植草さんに影響されちまったようだ。
 この映画、エミール・クストリッツァ作品(「アンダーグラウンド」)と並べて鑑賞してもいいんじゃあないだろうか? 
 〆に生姜の漬物(高知県産)をつまみながら、バーボンを3杯飲んで10時にダウン。

2020年3月13日金曜日

納豆もかよ!

3月12日。星期四。                 120/82。63.9kg。

 1時半に目覚め3時までベッドで読書。植草さんに言わすと「サイケデリック」はアメリカ英語で「サイキデリック」だそうで、スタンリー・キューブリックも「クブリック」だそうだ。

 6時ころ、建物そばの肉桂にうぐいすがやってきて、鳴き方の練習を始めた。初心者らしくあまり上手ではない。この木には、夏場にはコガネムシが根城にしたりするんで、強い剪定を考えていたが、最近シジュウカラなどもやってくるんで、どうしたものかと考えているところである。

 庭作業は駐車場よりの猫侵入対策のワイヤーネットの修理、行者にんにくの植え込み、剪定作業、草むしりなど。
 剪定は午後にまたがり、ブルーベリーから始まり、りんご、柚子、金柑、オリーブ、肉桂の下部などで、おおよそ完了した模様だ。駐車場半分が枝でうめつくされた。
 草むしりしたあぜ道1本でおよそ50匹のミミズに遭遇した。生ごみを埋めているのが功を奏している証である。

 作業中などで出会った今年初のものはてんとう虫、カナヘビ、モンシロチョウで、春を感じさせる。


  
 10時から買い物。スーパーの納豆売り場に「お一人様点限り」なる立て札が目立ってた。コロナウイルス予防に効果的だなんてこと誰かが流したらしい。ドラッグでは相変わらずトイレットペーパーとティッシュが限定となっており、マスクは品切れ中。

 ケイからメールあり。トム・ハンクスがコロナウイルスに感染したらしい。調べたらロケ中のことらしく、彼は持病(糖尿病)がある。「ブリッジ・オブ・スパイ」、「なんとか川の奇跡」をこき下ろしてごめんなさい。早く良くなってください。

 昼食は「おにぎり」。塩さば2個、ふりかけ1個。「カブの味噌汁」、「ぬか漬けカブ、きゅうり」。

 3時の歯医者行きまで庭作業の続き。

 夕食は「人参となめこのもずくあえ」、「大根の中華風きんぴら」、「豚ひき肉ともやしのザーサイ炒め」、「中華スープ(メンマ・ネギ・白菜・餃子の皮)」。
 発泡酒~中国酒在庫一掃セール(①山査子酒~②杏露酒~③桂花酒~④紹興酒~⑤白酒)をちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが買ってくれたCDを聴く。
 ジョージ・マイケル(ファーストの「フェイス」)~ホール&オーツのベスト~サイモン&ガーファンクルのライブ。
 〆にウイスキーを飲んで9時過ぎにダウン。長い1日だった。

2020年3月12日木曜日

剪定スピードアップ

3月11日。星期三。                  152/99。65.4kg。

 水まわり掃除。

 嵐山光三郎の東京散歩は「根岸~」で、たまたま2時限目の本が「谷根千」(すでに廃刊)の創刊者森まゆみのエッセイだ。
 朝顔市でテレカを買ったりするのがどうにも時代を感じてしまう。懐かしい。

 庭作業は柿の剪定。2メートル強で高さを揃えるためかなりしんどい作業となった。落とした枝は、そのままでは駐車場に移動できないので、落としたあと、更に剪定をして形を揃えてから移動するので二重手間となった。昼食をはさんでの作業となった。

 昼食は「きつねそば」。気温が高いので、「もりそば」にすりゃあよかった。具材は同じ汁でにた油揚げと白菜、わかめ、かまぼこ、長ネギ。

 午後はキウイの剪定もやった。上に伸びたものはすべてカットし、方向を矯正できそうなものは駐車場に伸びてゆくようにした。かなりの量のつると枝を落とした。明日筋肉痛がでなきゃあいいが...。

 午後のロードショーは「ザ・ファン」。1996年トニー・スコット(リドリーの弟さんで10年前に亡くなっている)監督作品。大リーガー選手の熱狂的なファンが、それが高じてその選手のライバルを殺してしまうというスリラー映画である。その偏執狂のファンをロバート・デ・ニーロがまさに適役であり、これだけの恐怖を観客に与えるには当初予定されてたトミー・リー・ジョーンズでは無理だったかも。
 殺されたライバルは出番が少なかったんで最初わからなかったが、売れ出し始めた頃のベニチオ・デル・トロだった。前年の「ユージュアル・サスペクツ」で注目されたんだ。

 後味の良くない素材だが、落ちこぼれのサラリーマンが次第に狂気に走る様子がよく描かれている。社会に向ける「怒り」、「恨み」をこうした形で行動するというのは相模原障害施設大量殺人とよく似ている。

 夕食は恒例のカレーライス。今日はトッピングにハムカツ。具材は御三家(人参・たまねぎ・じゃがいも)の他にコーン(缶)。付け合せは千切りキャベツ・トマト・キュウリのサラダ。

 片付けの後、ケイのにぃにぃが今日買ってきてくれたサイモン&ガーファンクルのCD(寄せ集め曲収録)で、すべて持っているものばかりだが、東京で聴くのに、と買ってくれたものだ。

 ネットレンタルでケイのにぃにぃに依頼されてたCDとDVDが1枚づつレンタル可能となっていたんでその他のものと共に注文したものが今日届いた。順調に消化してきている録画済み映画の鑑賞もしばらくお休みとなる。

 7時半にベッドに入り、8時過ぎにダウン。

 

2020年3月11日水曜日

糖分について考える日

3月10日。星期二。                  109/79。64.5kg。

 ケイのにぃにぃから予約依頼のあったCDとDVDがやっとレンタル可能となったんで注文した。旧作でも人気のあるソフトは長いこと借りられていることが多い。

 朝から雨で、この日予定していた買い物や庭作業はすべてキャンセル。

 TV録画済みのものもこのところ消化ペースがよくて30本ちょっととなった。

 今日は3月10日。「砂糖の日」なんだそうだ。maroon5の「sugar」が朝から二回もかかるわけだ。だが、爺さんの耳に馴染みがある曲はアーチーズの「シュガー・シュガー」だ。昨日から聴き始めたコンピレーションアルバムにたまたま入ってた。

 昼食は「ほうとう」。具材は大根、人参、白菜、かぼちゃ、油揚げ、豚ひき肉。

 午後のロードショーは「海賊じいちゃんの贈り物」。2014年イギリス映画。離婚寸前の夫婦とその子供三人は夫の父親の誕生日に合わせ、ロンドンからスコットランドへ。そこは夫の兄夫婦も住んでおり、それぞれの葛藤や、ふれあいを描く。中盤で祖父が亡くなり、孫三人が遺言通りヴァイキング様式の葬儀(いかだに乗せ、火を放つ火葬)を行なってしまい、その後の騒動を経て、2つの家族の再生までのコメディドラマ。が、ちょっぴり考えさせられる。主演のママ役は「ゴーンガール」でも主演してた女優。最後のキレっぷりがいいね。
 大人のバカバカしい大騒ぎと比してスコットランドの風景のいいこと、ったらないな。製作者はこれを訴えたかったのかな?

 二本目は「おかしなおかしな大追跡」。1972年ピーター・ボグダノヴィッチ監督作品。脚本が3人連名となっている。バック・ヘンリー(「卒業」)とロバート・ベントン&デイヴィッド・ニューマンの当時売れっ子コンビ。面白くないわけない、はずが、あんまり面白くない。アメリカではコメディ映画の傑作とほまれ高い評価を受けてる作品なんだが、古さを感じさせるギャグや同じデザインのかばんのすり替えによるドタバタはあまりにも古典的だ。パイ投げも。
 終盤のサンフランシスコのカーチェイスは「ブリット」で堪能済みだし、「ある愛の詩」(主演のライアン・オニールの自虐ネタとして有名)を茶化したやりとりも陳腐だ。
 俺の感想は「おかしなおかしなダメ脚本」。

 夕飯は「麻婆茄子」&「麻婆豆腐」。茄子が半分量(6本のところ3本)しかなかったんで、ちょうど1丁あった豆腐を使った。
 「人参のナムル」、「里芋の中華風煮物」、「トマトとレタスの卵スープ」。
発泡酒~瑞泉古酒の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「今夜はコの字で・秋葉原編」。物語は佳境に入ってきたが、原作によると秋葉原で終わっているらしい(ケイのにぃにぃの情報)。だから来週の神田や新橋などは番組制作者が開拓した店が出るんだろう。楽しみである。

 続けて「砂糖の日」にちなみ、映画「チャーリーとチョコレート工場」を鑑賞。2005年ティム・バートン監督によるリメイク作品。これはヘタしたらトラウマになっちまうかも知れないスリラーメルヘンだ。「2001年宇宙の旅」へのオマージュをはじめ、多くの映画作品のネタを散りばめていて、映画ファンにとって十分楽しめる。大人も子供も、という監督の意図するところなんだろうな。
 テーマは「家族」である。常連さんのクリストファー・リーも元気な姿を見せている。

 〆にバーボンを飲んで9時半にダウン。


 

2020年3月10日火曜日

サクラサク

3月9日。星期一。               計測忘れ。
さくらんぼの花ちらほら。


剪定終了後の銀杏と月桂樹。月桂樹は選定すると香りが立ってくる。

毎日1本選定することを決めた第1日。柿(2の1)と銀杏と月桂樹(2の1)を行なった。次に行うのは柿(2の2)かキウイ。どちらも手強い相手だ。
 この日は気温も低くなく、これだけの作業でうっすら汗をかく。さくらんぼの花が咲いてるのに気がついた。毎年咲いてるんだろうか?記憶が全くない。ここ数年実がつかなったことを考えると、久しぶりのことなのかもしれない。が、実がつくと鳥の被害にあうのでその対策を講じなければならないことになる。まあ、しばらく様子見だな。

 マッコイ・タイナーが81歳で亡くなった。CD持ってるんで哀悼の意のつもりでかけよう。合掌。

 昼食は「生姜焼き」、「根菜の味噌汁」。

 午後のロードショーは「はじまりのボーイミーツガール」。2016年フランス映画。題名からしてアメリカの脳天気青春映画を想像してた。
 生まれつき目の病気を抱えながらも、チェロを弾き音楽学校を目指す頭のいい女の子と、勉強まるで駄目だが5才の時に母親を亡くし、その悲しみから立ち直れない父親と暮らす男の子のラブロマンスを軸に、それぞれの家族関係などを描く、至って普通のホームドラマであり、丁寧に作られている。主演の女の子の表情の変化が素晴らしい。格言オタクの親友という設定も面白い。それにしてもひどい邦題だ。

 時間が半端だったんで二本目を半分観ることにした。

 「刑事マディガン」。1968年ドナルド・シーゲル監督作品。原作もので、脚色も苦労したんじゃあないだろうか。それぞれの登場人物をよく描くことに追われて、焦点がボケてしまった。
 原題は「警察委員長」のようなことで、邦題の刑事はその部下である。二人の接触も2シーンあるが、全体から見ると接点がなく物語が進行し、それぞれの夫婦関係、不倫、友人関係などが描かれ、100分ちょっとで収まりきれない。どうせならテレビ映画化して、題名も舞台となる「23分署」にしたらよかったんじゃあないだろうか。マディガンは強行突入して犯人を殺すも自分も命を落とす。現在ならありえない話だ。
 実際にこの作品はスピンオフされて、TV映画化され、主演のリチャード・ウィドマークの当たり役となったそうだ。
 音楽がいいものもあるが、全体的にうるさい。というか、BGMなしシーンが殆ど無い。

 夕食は「鶏胸肉のカレーチーズソテー」、「コンビーフオムレッツ」、「さつまいもサラダ」、「きのこシチュー・スープ」。
 エビスビール~ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「孤独のグルメ・神田神保町編」。やはり、カレーだった。御茶ノ水~神田はカレー臭漂う街だ。

 〆のウイスキーを飲みながらCDを聴く。60年代のコンピレーションアルバムで、ニール・セダカやポール・アンカ、映画音楽が入っているもの。
 その中で、「アラモ」がかかった。今日観た「刑事マディガン」の主演のリチャード・ウィドマークが主役級の役で出演してたもので、1960年のジョン・ウェインが制作・監督・主演した大作。これは渋谷パンテオンでのリバイバルロードショーで観た。来月国営放送で放映されるのでまた観よう。
9時ダウン。

 

 

2020年3月9日月曜日

懐かしの「バブルガム」時代

3月8日。星期天。              134/89。65.1kg。

 「テンペ」が北海道で作られて海外の観光客に受けていることが報じられてた。で、調べたところ、日本の納豆と比較すると、あの独特な匂いと粘りは、発行の元になる菌の違いによるものだと知った。テンペに使われる菌はテンペ菌(クモノスカビ)で、その他にも何種類もあり、まさにインドネシアは発酵王国である。北海道で作られているテンペは大豆こそ道産であるが、菌はインドネシアから輸入しているとのこと。
 アジアで最後までコロナウイルス感染者が出なかったのは、常食しているテンペのおかげで抵抗力が他の国の人達より強いんじゃあないだろうか?

 雨がやまないので、仕方なく1時間遅らせたが、それでもやまないので10時に買い物に出た。当然歩きだ。

 昼食は「味噌ラーメン」。麺は「ラ王のゆず塩味」の麺を使い、スープはオリジナルレシピによるもの。具材はコーン(缶)、キャベツ、人参、もやし、バター。

 午後のロードショーは「ロミオとジュリエット」。1968年フランコ・ゼフィレッリ監督作品。当時日本で大ヒットし、確か同年に公開された「卒業」とともに大いに騒がれた作品だった。
 主演のジュリエット演じたオリビア・ハッセーは容姿でも人気となり、映画雑誌の表紙やグラヴィアに長いこと載ってた。コロナウイルス関連で引き合いに出される「復活の日」の映画化作品にも出演し、当時の化粧品CMにも出てたな。で、そのCMソングを歌った日本人歌手とも結婚したので、日本での人気は長いが、その後の映画には恵まれなかった。ロミオ役やった俳優もこれだけだったようだ。

 で、観始めて、これが舞台劇そのまんまということがわかり(セリフが演劇そのもの)、140分を25分で鑑賞した。
 二本目?は「ロビンフッド」。2010年リドリー・スコット監督・主演ラッセル・クロウの黄金コンビ作品。「グラディエーター」との間に2作も撮っているからよっぽど相性が良いのかも。
 俳優陣も豪華で、非道な国王演ずるオスカー・アイザックや極悪人役のマーク・ストロングが存在感強い。王妃役のボンドガール、レア・セドゥがちょい見せ。
 ロビンフッドの誕生秘話のような作りになっているが、これまで何度となく映画化されたものだけに、いかに愛されたヒーローであることがわかる。最近でもレオナルド・ディカプリオ制作、タロン・エジャトン主演で作られている。たしか、レオ様は現代に置き換えた「ロミオとジュリエット」に出てたな。
 記憶に残ってるのはケヴィン・コスナーのもので、最後にリチャード王に扮するショーン・コネリーが登場する。そのショーン・コネリーが老年期のロビンフッドに扮するのが「ロビンとマリアン」で、まりアンはオードリー・ヘップバーンだった。
 さて、本作は娯楽作品としては無難だが、やはりCGをふんだんに使った合戦シーンなどは、はっきり言って疲れるだけ。

 夕食は「塩鮭とキャベツのさっと煮」、「大根の葉と炒り玉子和え」、「さつまいもの煮物・バター味」、「かぶの葉の辛子味噌和え」、「きのこ汁・とろろ入り」。
 エビスビール~高清水・春の純米をちびちびやりながらTV鑑賞。「モヤさま・上野桜木町」。

 終わったあと、イカの塩辛をつまみに高清水をちびちびやりながら1960年代中盤から後半にかけていくつかのバンド(架空のものも含め)で流行ったバブルガム・ポップを聴く。9時にダウン。

 

2020年3月8日日曜日

「あいつと私」と俺

3月7日。星期六。                113/83。63.9kg。

 愛知県の50代男性がコロナウイルス感染陽性反応が出ているにもかかわらず、飲み屋に行って酔っ払って、「うつしまくってやる」と叫んでたそうだ。まさに病気だ。

 登校した児童は給食時間、まばらな席の配置で、言葉もなく食事してる様はまさに「もぐもぐタイム」。

 古文書を読み解くAIが開発途上だ、と。「古文書学」で苦労した通信教育大学時代を思い出す。現在読んでる「江戸の真実」でもくずし字の文書が写真で掲載されている。今日のは「離縁状」だ。当時の「離婚」の実情を古文書から読み解く記述はなかなか面白い。ドラマからの影響での思い込みを払拭されている最中だ。

 嵐山光三郎のエッセイは「吉祥寺」。井の頭公園や近くの「伊勢屋」の話など懐かしいものばかりだ。
 高校時代、授業をサボって登校に使っていたバスで一緒になる女子と井の頭池でボートに乗ったことを思い出した。俺にはそんな度胸もないので、多分彼女から誘われたんだろう。
 その後も下校してから彼女の住むアパートまで送って行き、彼女から家に上がらないかと誘われたこともあったことまで思い出した。
 違うクラスであった彼女は下校時バス停の手前までいつも一緒の男子がいたので、てっきり付き合っているものと思っていたのは、後でそうでないことを知った。が、それは卒業した後のことだった。もしかしたら彼女は俺のこと......。

 植草さんの本では、ドラッグの作り方が書かれている。バナナの皮や朝顔の種など、10種類以上あって、当時のヒッピーの苦労がしのばれる。これって、危険ドラッグなどにはまってる今の連中は知ってるんだろうか?

 昼食は「ポークチャップ」。ケイのにぃにぃが作った。俺は「納豆汁」担当。

 午後のロードショーは「あいつと私」。当時映画化、TVドラマ化されることの多かった石坂洋次郎原作の1961年中平康監督・共同脚色作品。主演石原裕次郎&芦川いづみ。芦川いづみは俺にとってのマドンナ。多分同世代にファンが多い女優である。彼女のデビューした年に俺が生まれている。その他、宮口精二、轟夕起子、滝沢修、渡辺美佐子、吉行和子、小沢昭一などのベテラン大集合は豪華すぎる。
 本作品で彼女の魅力全開。ドラマは時代背景が安保締結で騒動が絶えなかったことを取り込んでいて、ラブコメに一味違った味付けにしたのは監督の意図したことであろう。
 ジェンダー問題についての考察も現代に通じることもあり、実に興味深い作品である。芦川いづみ扮する役の妹を彼女の10歳年下の吉永小百合、酒井和歌子(セリフ無し)が演じていて、初々しい姿を見せている。酒井和歌子は東宝のシンデレラの一人と思い込んでいたので日活でデビューしていたことを今回初めて知った。東宝では星由里子の後をついで加山雄三扮する若大将のヒロインを務めていたっけ。
 脚色は登場人物全員を生かしていて秀逸である。スタッフに斎藤耕一、助監督に西村昭五郎などがいて俳優に負けず豪華だ。

 夕食準備しながら聴いた「ラジマン」の今日のゲストはコロッケ。今までの中でもすごく笑えた番組となった。赤坂さんとのエピソードの中でも、小林克也さんと三人で即興ラジオ番組移管するものが特に面白かった。生で聴きたかったな。お二人の実演は息が合いすぎるくらいだった。
 赤坂さんが出す課題をコロッケがこなすシーンでは、「贈る言葉」をいろんな人のものまねの中での課題が滅茶面白い。わざと武田鉄矢を出さずに「武田」まで出して、そのあと「信玄」と続けられた時のコロッケの対応はまさに芸術だぁ。笑ったなぁ。

 夕食は「鶏肉と菜の花の塩香味だれサラダ」、「セロリとちくわのきんぴら」、「れんこんのにんにく醤油和え」、「根菜の煮物」、「きのこのお吸い物」。
 エビスビール~スペイン産テンプラリーニョ種オーガニックワインをちびちびやりながらケイのにぃにぃが最近買ったCDを聴く。女性歌手のコンピレーションアルバムで中にエイミー・マンやマライア・キャリーが収録されている。シリーズ化されており、今日聴いたのは「4」である。

 〆に今日俺が買ってきたギリシア産薬用酒「ウゾ」。30年以上前初めて飲んだもの。その時の衝撃は今でも覚えているが、今回同じ衝撃をケイのにぃにぃが受けたようだ。
 で、俺は調子に乗って飲み続け、べろべろになって?時にダウン。