やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2022年1月17日月曜日
ゴミクロン
1月16日。星期天。 152/97~111/66。64.2㎏。96。36.3度。
朝食はごはん、「ミニトマトのピクルス」、「昆布の佃煮」、「赤かぶの甘酢漬け」とこの3種のおかずがあれば困らないな。「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」。
早朝キッチンは米のとぎ汁で大根を茹でる。
昨日ケイのにぃにぃが買ってきたワラサのアラ800g(100円だって)のレシピを探しながらワラサについて調べた。多分初めてではないが、覚えられないなあ。
ジャコ~イナダ~ワラサ~ぶりという大きさによって呼び名(もちろん地方によっても違う)が変わる出世魚ってやつだが、ワラサはこれでいうと「小ぶりのぶり」ということになる。「小ぶり」でいいんじゃないかと思うぜ、まったく。
しかも魚の種類を見ると「スズキ目(もく、と読むことを初めて知った)アジ科ブリ属」だって。一体何種類に分類されてんだよ。スズキもアジもブリもまるで別物じゃん。この3種、入れ替えたものもあるんじゃあないだろうか?
オミクロンも厄介だが、「ゴミクロン」と呼んでもいいんじゃあないんだろうか。「マイクロプラスチック」が増加し蓄積し始めたのが1964年ころからだということが分かったらしい。ちょうど前回のオリンピックの頃だ。お菓子屋にも高度成長期の影響があり、量り売りで紙袋に詰めていた店は少なくなり、ビニール袋パッケージのものが並べられるようになり、市場(これもストアと呼ばれ始めたころ)の中の店で買う煮豆も経木(きょうぎ)プラス新聞紙がビニール袋に変わり始めたころだ。調布に住んでた頃で、当時の調布はかなり田舎だったんで、都内に行けばその変遷のスピードはもっと速かったろうな。
とにかく、俺たちの世代がごみをまき散らし始めたことだけは確かだということがわかった。自覚してこれからは捨てず、使わず、作らせずという「3ず運動」しなきゃいけないな。そういえば「スリーサンズ」ってグループいたっけな。
昼食はケイのにぃにぃが作ってくれた。「町中華の生姜焼き」と「町中華の中華スープ」。これに強制デザート「キウイ」。
あんまりうまいんで、ごはんをおかわりしたくらいだ。味の決め手はオイスターソースにあるらしい。オリジナルレシピを改訂していたが、俺はそれには関心がなく、次回もケイのにぃにぃに作ってもらいたい。
午後のロードショーは「リスボン特急」。1972年、ジャン・ピエール・メルヴィルの遺作である。二度目の鑑賞となる。原題は「un flic」で、警官という意味のフランス語だ。主演はアラン・ドロンとリチャード・クレンナで、アラン・ドロンは3年後に「フリック・ストーリー」を撮っており、役がダブるな。
リチャード・クレンナもいい役者で俺が好きな作品では「砲艦サンパブロ」も良かった。後年「ランボー」シリーズで売れていたようだ。改めて見るとラッセル・クロウ似だなあ。
そしてカトリーヌ・ドヌーブも出ている。「も」というのはセリフが少なく、この三人の関係も全く説明がなく感情移入するすきがない。終盤、逃避行を決め込んだリチャード・クレンナ演ずるギャングのボスを助けようとして、目の前でアラン・ドロン演ずる警視庁署長に撃たれて絶命する光景を見ても彼女は無表情でその場を去るのである。クールすぎて、おまけにセリフが少なすぎて、というのはこの監督作品に共通してるんだが、この作品に限っては成功しているとは言えないな。
製作費も少なかったようで、ヘリコプターと列車の場面の陳腐さは否めない。
アラン・ドロンがリチャード・クレンナが経営するバー(実はキャバレー)が「サムライ」のバーに似ていて、店にやってきてピアノを弾く場面がよかったなあ。ここで3人が一堂に会する。そういえば「サムライ」も1967年の作品で、同年に「冒険者たち」と「悪魔のようなあなた」もあり、アラン・ドロンにとっても当たり年だ。「悪魔の...」はジュリアン・デヴィヴィエの遺作だ。このころは鑑賞した映画のデータを記録してたっけな。
エンドタイトルに流れる曲もすごくいいんだが、ワンコーラスってのは寂しい。
ちょい役で、警視庁署長付きを演じるポール・クルーシェも懐かしい。
これで利用しているレンタルビデオ屋の持っているジャン・ピエール・メルヴィル監督作品は全部観たことになる。
年賀はがきの当選番号が発表になった。ケイが1枚当たったと知らせてきた。5枚のうちの1枚だからかなりの確率だ。で、偶然俺も5枚あったんで、調べたら、なんと俺も1枚当たっていた。今年はいいことあるかも。
夕食は「しゃぶしゃぶ」。もちろん豚しゃぶだが、自分で準備の段階から関わったという記憶が皆無なんである。で、料理本を探ってみたら、湯豆腐に似ていた。昆布だしを使った湯豆腐は一昨日やったばかりなので、今回はだしパックと塩と酒を使ってみた。
具材は豚ロース肉、白菜、長ネギ、しめじ、えのき、豆腐、しらたき。つけだれは胡麻ドレッシングにニンニクと辣油を加えたものと、柚子胡椒とゆずぽんを混ぜたものの2種類。たれはケイのにぃにぃの創作である。
発泡酒~沢の鶴純米酒~松竹梅純米酒をちびちびやりながらラジオ~TV鑑賞。
ラジオは岡田恵和氏の番組で、今夜のゲストは湯川れい子さん。懐かしい話は少しで、今流行りの曲に関する話が多く、相変わらずお若いですなあ。出て来る曲は「ベストヒットUSA」を見たり聞いたりしてるんでお馴染みのものばかりだった。
TⅤは「ヒロシのぼっちキャンプ」で伊豆半島は真鶴。ゴミの多さを逆利用していたのが好ましい。が、さすがにプラスチックごみは使われなかったな。ゴミクロン。
続けてチャンネル回し(とは言わないか)たらインディージョーンズの第1作が放映されてたんで途中から途中まで観てお開き。
鍋の汁をペーパータオルで濾してから、9時、血圧測定してダウン。
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