3月19日。星期四。偶然で監督特集となった。まずはロベール・エンリコ。
映画にのめり込み始めたころに出会った作品のフランス人監督。
今回はそのころ観た映画の再鑑賞となる。まずは「オー」(1968年)共演がジョアンナ・シムカス。大好きな女優さん。原作がジョゼ・ジョバンニだから、フィルム・ノアールものだが、「冒険者たち」と同じく、青春無軌道ものに改変されている。どちらもほろ苦い結末となっている。「若草の萌えるころ」(1968年)主演はジョアンナ・シムカス。叔母さんの死がまじかになり、辛くなって夜のパリを彷徨する娘のお話。原題は「ジッタ叔母さん」。
「蜂蜜と遠雷」(2019年)「ある男」(2022年)と続いたので石川慶特集となった。後でわかったのは「ARC・アーク」(2021年)という作品も彼の監督したものだった。芳根京子、中村ゆりという好きな女優のキャスティングで選んだ作品だったんだけれど。しかも新作が「遠い山なみの光」だというので注目している。カズオ・イシグロの短編小説で訳も良く素晴らしい小説であり、映画化の話を聞いたときは「生きる」に続いて脚本も手掛けるのだろうと大いに期待していた。キャストに三浦友和さんまで加わってるんである。
懐かしの映画祭は「スターウォーズ」。第1作・エピソード4は何度観ても面白い。
「トニーローム・殺しの追跡」1967年。何でも屋のゴードン・ダグラス監督作品。フォックスとしてはなんとかシリーズもので稼ぎたかったんだろうが、映画離れしていた観客はそう簡単には戻ってこない。続編「セメントの女」まで作ったが、そこまでで破綻。翌年同じシナトラを使ってちょっとシリアス味を加えた「刑事」も作ったが、これもダメ。このあと、シナトラの映画は日本で公開されていないと思う。「刑事」では、ジャクリーンビセットも出演して「殺しの追跡」の主題歌はナンシーが歌っていたにも関わらずダメだったのはフォックスとしても痛かったに違いない。ま、60年後半、70年初頭の作品は懐かしい。またレンタル屋を漁ってみよう。
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