2026年4月16日木曜日

                                  絶賛、ショーン・ペン

 4月16日。星期四。メジャーリーグ観戦が始まると結構疲れる。


観戦しながら体に力が入っちまうからである。現在の相手であるメッツのピッチャーが投げた瞬間にタイミングを合わせて力を込めてバットを振りぬくことを妄想しているわけだ。フォーシームには強振で、カーブにはたいみんぐをあわせるように、と。ドジャースは打線が好調なときはじっくり見られるが、不調なときには余計に力が入ってしまう。昨日は山本選手が好調だったのでそれHP度でもなかったが、援護が欲しかったんで、やはり力んだ。特にマーシー、パヘズ、ヘルナンデス、フリーマンにはヒットを打って欲しかったな。幸い終盤で代打にロハスが立ってから流れが変わって勝った。

今日の映画は「終幕のロンド」。2025年、連続テレビドラマ。過労死や過重労働の実態を隠ぺいする巨大企業と、遺品整理業に関わる人たちのかかわりを軸にえがかれた人間模様。作りすぎ感満載のB級ドラマ。が、遺品整理などタイムリーなだいざいが盛り込まれたため、当時話題になったそうである。ブラック企業の次期社長の妻役が中村ゆりさん。絵本作家という微妙な役を熱演。全身正義感の主人公を草彅剛が好演し、まとまってはいるが、特筆するものはなし。きれいなゆりさんを観られただけで大満足。やさしくだきしめてあげたい女優ナンバーワンだな。そのほか脇役で「ちゅらさん」の国仲涼子も出演。彼女もきれいだよなぁ。沖縄に行きたくなったぜよ。

昨日観た映画は「ドライブ・イン・マンハッタン」2025年、クリスティ・ホール脚本‣監督作品。全編、タクシー運転手(ショーン・ペン)と客(ダゴタ・ジョンソン)のやりとりを描いた会話劇。素晴らしい一品である。本作と「ワンバトル・アフター・アナザー」で、ショーン・ペンがハリウッドでもっともグッドな俳優であることが証明されている。

2026年4月11日土曜日

ドジャリながら、ときどき「ヨシヒコ」

 4月12日、星期天。

メジャーリーグが開幕してから多忙になった。日本時間だと早朝になるので録画したもので観戦することになるが、デイケアがある日は帰宅してからの観戦となり、それに映画がからむともう暇はなくなる。特にトロントへ移動しての対ブルージェイズ戦となると、相手が強豪チームだけに目が離せない。第2戦は相手に先行され、苦しい試合展開となり、ようやく勝ったときにはもうへとへとである。

今回レンタルしたDVDは「勇者ヨシヒコ全12話」であり、「低予算の冒険活劇」というサブタイトルがついた、コメディだが、これがあまりにもくだらな過ぎて目が離せなくなり、これとドジャース(このチームの観戦を「ドジャル」と呼ぶことにした)で疲労困憊となった。大谷選手をもちろん応援するが、同チーム選手の中でお気に入りの選手も応援している。「ヨシヒコ」はくだらないにもほどがある、といいたいが、笑いすぎた。

映画は韓国映画「甘い人生」イ・ビョンホン主演のノワールものだが、捻りもなくできも悪い粗悪品だった。

メジャーリーグ観戦は始まったばかりで、ルーティンも考えるべきだな。

2026年3月23日月曜日

メジャーリーグか、センバツか。PTA、T・A。

 ちょっとあたたかくなったところで、昨年に引き続き、野球観戦が暇つぶしの中心となる。TⅤではまだ中継は始まらない代わりに昨年の再放送が良く流されている。ドジャースの試合が始まればTⅤはそのために存在価値が上がる。早くマンシーやフリーマンのプレイが観たい。スミス、ベッツももちろんである。そして、多くの人が期待する大谷選手の活躍だ。とりあえずセンバツで目ならしをしておこう。

 16にちはアカデミー賞授賞式を通しで観た。気になったのがptaである。「ワンバトル・アフター・アナザー」数多いノミネート部門の、どれだけ受賞するかが。今回はベニチオ・デル・トロが、レオナルドディカプリオとともにノミネートされていた。

 PTAは「マグノリア」以来のフアンである。つい最近も「PTA再入門」と題して何本か放送されていた。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」や「ザ・マスター」「ブギーナイツ」とアカデミーには常連のように絡んでいるが、今回の作品も大いに期待がもてそうである。これまでで一番好きな作品は「インヒァレントヴァイス」だったが、原作者が同じであるということも実に興味深い。

 監督特集の最後がテオ・アンゲロプロス。突然BS放送で数本放映された。「霧の中の風景」「こうのとり、たちずさんで」、「蜂の旅人」、「狩人」。字幕を担当した池澤夏樹さんとのインタビューもあり、謎めいたシーンの意味を尋ねると、「自分でもわからない」と返答したのにはぶったまげたな。作品に共通しているのはギリシアの現代史が描かれていることであり、政争による長い混乱期がえがかれていて、その方面が好きな人には必見の作品群だろう。「蜜の旅人」には主演でマルチェロ・マストロヤンニ、ジャンヌ・モローが出演してた。



2026年3月19日木曜日

監督特集ふたつ・みっつ。

 3月19日。星期四。偶然で監督特集となった。まずはロベール・エンリコ。

映画にのめり込み始めたころに出会った作品のフランス人監督。

 今回はそのころ観た映画の再鑑賞となる。まずは「オー」(1968年)共演がジョアンナ・シムカス。大好きな女優さん。原作がジョゼ・ジョバンニだから、フィルム・ノアールものだが、「冒険者たち」と同じく、青春無軌道ものに改変されている。どちらもほろ苦い結末となっている。「若草の萌えるころ」(1968年)主演はジョアンナ・シムカス。叔母さんの死がまじかになり、辛くなって夜のパリを彷徨する娘のお話。原題は「ジッタ叔母さん」。

「蜂蜜と遠雷」(2019年)「ある男」(2022年)と続いたので石川慶特集となった。後でわかったのは「ARC・アーク」(2021年)という作品も彼の監督したものだった。芳根京子、中村ゆりという好きな女優のキャスティングで選んだ作品だったんだけれど。しかも新作が「遠い山なみの光」だというので注目している。カズオ・イシグロの短編小説で訳も良く素晴らしい小説であり、映画化の話を聞いたときは「生きる」に続いて脚本も手掛けるのだろうと大いに期待していた。キャストに三浦友和さんまで加わってるんである。

 懐かしの映画祭は「スターウォーズ」。第1作・エピソード4は何度観ても面白い。

「トニーローム・殺しの追跡」1967年。何でも屋のゴードン・ダグラス監督作品。フォックスとしてはなんとかシリーズもので稼ぎたかったんだろうが、映画離れしていた観客はそう簡単には戻ってこない。続編「セメントの女」まで作ったが、そこまでで破綻。翌年同じシナトラを使ってちょっとシリアス味を加えた「刑事」も作ったが、これもダメ。このあと、シナトラの映画は日本で公開されていないと思う。「刑事」では、ジャクリーンビセットも出演して「殺しの追跡」の主題歌はナンシーが歌っていたにも関わらずダメだったのはフォックスとしても痛かったに違いない。ま、60年後半、70年初頭の作品は懐かしい。またレンタル屋を漁ってみよう。



































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2026年3月5日木曜日

いつまで冬やってんだよ?

 [3月5日、星期四。サミー朝だった。

「痛くない死に方」2021年、伴明監督作品が良かった。在宅医の原作の映画化で、在宅医療現場の過酷さや、終末期に対する緩和ケアのありかたなど、エンディングノート同様用意と覚悟を考えておかねばならぬ問題を扱っている。ロケが杉並区や板橋区の病院などが使われていた。劇中、主人公の先輩医師のセリフが強烈な印象を残した。医療技術の発達による死に方のタイプを「枯れる死に方」「溺れる死に方」というものだ。後者は管などを通じて点滴や薬品を投入したうえでの死であることは察することができたが、「枯れる」死に方の方が当人にとっては「痛くない死に方」であるという。現代の医療の在り方についても提言が及ぶ、まじめな作品だった。

 亡くなる時の演出や、監督による脚本も素晴らしかったが、主演演じる柄本佑が非常に良かった。今後の活躍が期待できる俳優だ。

二度目の鑑賞だが「美しい夏・キリシマ」(2003年、黒木和雄脚本・監督)天皇の名のもとに死んでゆく国民の哀れさを率直に描いた傑作である。

 かとおもえば、くだらないものも多かったな。「マルティナの海」「ハンズオブストーン」。後者はボクシングものだが、パナマ人とアメリカ人の確執がベースとなっていてありがちなロッキーものとは一線を画すが、それだけの話。ロバー・デ・ニーロがトレーナーを演じるのが見ものだった。自身がリングに立ちたかったんじゃないだろうか?「レイジング・ブル2」とか?

アナ・デ・アルマス出演作特集の1本だが、この使い方はもったいない。

「ミシシッピー・バーニング」(1988年、アラン・パーカー監督)かなり久しぶりの鑑賞である。公民権運動家3人の失踪を操作する刑事ふたりを待ち受ける南部白人の執拗な妨害と差別を描く。アメリカを理解するうえで観るべき映画の1本だな。貧困層の白人がその怒りと憎しみを黒人に向けるというわかりやすい構造となんの解決策も講じられない世界一「ひどい国・あめりか」を浮き彫りにした傑作である。ジーン・ハックマンが素晴らしい。



2026年2月21日土曜日

ボンドの復活は?ハリー・パーマーも?

         2月21日、星期六.高市政権になってから、それ以前からも言われていたことだが、「右傾化」が強まったと報道されることが多くなった。ことはトランプから兵器を押し売りされたことや、言いなりになって軍備費を増額した時から始まっていたことなんだが。その「右傾化」が、y新聞によれば、国営放送ドラマで描かれた小泉八雲の残した言葉までさかのぼることとなったそうである。特に気になったのは「天皇」の存在意義の正当化である。

これこそが右傾化の象徴だよな。それにしても、小泉八雲がたたえている「美しき日本」って安部ちゃんが盛んに叫んでた内容と似てね?

 日本国憲法が、占領下にあって、GHQによってつくられたものであることは事実であり、民主主義を讃えていながらその序文に天皇を国の支配の頂点に位置付けるなど、矛盾した法でありながら、その後一度もその点が議論されたことはない。日本は、アメリカに占領され続けている、「天皇支配の国家」であり続けているわけなんじゃ。

映画は「キングオブシーブス」2018年、イギリス映画。「泥棒王」と呼ばれた爺さんが仲間を集め莫大な宝石を盗む犯罪コメディで、最近よくある高齢者の明るい犯罪ものだ。主演がマイケル・ケインというだけで観てしまう。共演もマイケル・ガンボンやジム・ブロートベントなど高齢現役俳優ぞろいというのもうれしい。しかもエンディングの歌がシャーリー・バッシーと来たもんだ。彼女ときたら007じゃん。マイケル・ケインはボンドは演じなかったが、ライバル?役のハリー・パーマーを演じてるんだよね。来月14日で93歳。

 で、その作品のひとつである「10億ドルの頭脳」をさがしてるんだが、ソフト化されていないようだ。スパイやアクションものとは縁がないケン・ラッセル監督作品だけになおさらもう一度観たいんだが.......。

 「理想郷」2022年、スペイン・フランス映画。

スペインの田舎でのスローライフを夢見て移住してきたフランス人と田舎の住人との対立から殺人事件までに至るまでを描く陰湿なドラマで非常に後味が悪い。これを観て、スペインの田舎に住みたいと思うやつがいたら、そいつはバカ以外のものではない。タイトルは皮肉だね。こういった作品はよく作られているようで、さいきんでも観たような気がする。古くはサムペキンパーの「わらの犬」が印象強い。


2026年2月18日水曜日

天神さん、ご無沙汰しております。

 2月18日、星期三。各地の天神祭りを観た。梅の季節だな。

 で、朝食は「梅海苔お粥」。今年は梅、どうするかな?





ケイの受験期のころ、湯島天神へ行ったことを思い出す。

東京をぶらつくのにもいい季節だ。

 上野アメ横の闇市の光景は実際のロケだというから驚きである。助監督である本田昭四郎による隠しカメラでの撮影だということだ。

映画は「野良犬」1949年、黒澤明監督・共同脚本の傑作だ。

戦後、闇市がリアルに描かれ、すられた拳銃と犯人を追跡する刑事の緊迫感あふれる行動はまさにサスペンスのお手本と言えるだろう。

主演の三船敏郎と志村僑への演出も素晴らしく、これが「七人の侍」の布石になったということはいうを待たない。脚本も橋本忍に多大な影響を与えたに違いない。

 1968年の「刑事マディガン」を観た時にすぐに本作を思い出した。T分ドン・シーゲル監督にもいしきしてたんじゃあないだろうか。

「黒猫・白猫」1989ねん、エミール・クストリッツア監督作品。やくざな親父同士がもくろんだ結婚式のドタバタ騒ぎをメインにしたコメディー。この監督作品はどれもあきれるくらいエネルギッシュだ。


































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