2022年1月31日月曜日

4食 居眠りつき

1月30日。星期天。 164/102~120/80。63.9㎏。96。36.4度。  朝食は「セロリの葉と卵白のケイジャンスパイス炒め・チリソース」、「乾パンと牛乳のパンがゆ・キウイソース(ジャムとはちょっと違うな)」、「りんごのコンポート入りヨーグルト・ワインジャム」。
 「007」の情報をネットでじっくり読むと、知らなかったことが多くあることに気が付いた。新作を観る前にしっかり予習をしておこう。  BGⅯは007の30周年記念アニバーサリーアルバムCD。1992年に買ったものである。第1作は「ドクター・ノオ(邦題は、007は殺しの番号)」で、公開は1962年10月5日なので現地イギリスではこの日は「007の日」となっているとのこと。  その後30年間で作られたのは16作で、その他番外編が2本。番外編は権利などの都合で「007」を題名に加えられないもので「ネバーセイ ネバーアゲイン」は「サンダーボール作戦」のリメイクであり、一番紛らわしい「カジノロワイヤル(1967年)」は007をモチーフにしたコメディだから、このCDにはもちろん含まれていない。  その後30年(2022年まで)で作られたのが9作で、前半4作がピアース・ブロスナンがボンドを務め、後半5作はダニエル・クレイグが15年間ボンドを務めた。前半と後半の間に6年のブランクがあったことも今回初めて知った。まあ、それほど熱心なファンではないということだ。  初代ボンドはもちろんショーン・コネリーだが、演じた作品は正規のものが6作、リメイクが1作で、合計7作は、もちろんトップだが、「7」作、っていうのがいいね。  休憩時間はYouTubeでジョージ・ハリソン追悼コンサートを観る。エリック・クラプトンがギター&ボーカル、ポールがピアノ&ボーカル、リンゴーがもちろんドラムスで、ミュージシャンは総勢20人くらいだったろうか?「ワイル マイ ギター....」をじっくり聴く。初めて観たな。  お茶と呼べるものが数種類あり、消費が滞ってるものの消費法を考えたり調べたりして、今日は紅茶と緑茶を半々にして入れたところ、うたっているような「アールグレイ風」には程遠かったものの、これで十分いけると思った。そのほかの中国茶やほうじ茶の利用法も考えてゆかねばならないな。  9時から買い物。24時間スーパーとイオン系のスーパー2軒。  帰宅後、「ブランチ」。ごはん、インスタント「アサリの味噌汁」、「納豆&だし(山形県の風土食で、ナス・きゅうり・ミョウガなどが刻まれているもの)」、「昆布の佃煮」。  腹ごしらえを済ませてから昼食の準備を始める。  昼食は「焼きそば」。具材はキャベツ、タマネギ、ピーマン、人参、ベーコン。ソースは中濃とウスターを半々。  1時から3時までの2時間、今年初めての庭作業。先日の雪で壊れたブルーベリーのネットを修理する。ほとんどの結束ロープは劣化していて、簡単に切れちまうのにはぶち切れしたな。何年ももつという高級結束ロープを一部(全部賄うには予算が....)使ってみた。  時間が余ったんで、ブルーベリー画面しているあぜとの境を掘り返してみたところ、やはり粘土質で水はけがよくない状態だったんで、改良することにした。  ブルーベリーと梅の木の間に、日当たりが良いんだが、以前より放置してあり、昨年は方々で育って邪魔になったしそを移植したところだ。で、今年はちゃんと何かを育てるべく掘り返してみたところ、20㎝から粘土が出てきたんで、ここも改良していく必要が出てきた。やれやれ。と、仕事が大げさになったところで今日は終了。  ケイのにぃにぃは入れ替わりに庭で作業を始める。日が長くなり5時過ぎでもかなり明るい。蚊が出始めるまではなかなかいい時間帯となるな。作業を終えて、ひとっ風呂浴びて、風呂上がりのビール....。  休憩時間に5時限授業。ちょっと居眠りしちまった。久しぶりの庭作業が効いたか?  夕食は「鶏むね肉の塩麹漬け焼き」、「ひじきとえのきの中華風マリネ」、「ぬか漬けきゅうり・かぶ・セロリ」、「納豆&だし」。
 発泡酒~焼酎のお湯割りをちびちびやりながらTV鑑賞。 「ベストヒットUSA」。今日はジョージ・ハリソンの「マイ・スウィート・ロード」の最新ⅯⅤ、映画「ゲット・バック」の中の有名なルーフトップコンサートが観られた。ビリー・プレストンもしっかり写ってた。  初めて見た映像はクリストファー・クロスで、「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」の演奏だが、実をいえば顔を観たのは初めてで、小林克也氏の解説通り、「ブ男」で、あの声からは到底想像できない。天は二物を与えず、そのものだな。   あまりにも有名な曲で、映画の主題歌だが、映画そのものよりはるかに有名なんじゃないだろうか。しかも共作者がバート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガー(ご夫婦)だったなんて、これも初めて知った。いい曲になったわけが分かった。  8時、血圧測定してダウン。          

2022年1月30日日曜日

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ

1月29日。星期六。  114/68~122/82。63.8㎏。95。36.5度。  4時過ぎ起床。寒い。寒気がして風邪を疑ったが、寒暖計を見て、ただ寒いということが分かった。  それでも鼻がまだ少しむずむずするんで、朝食後に風邪薬を服用した。  朝食は「火鍋雑炊」の残り、りんごのコンポート入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」。  東京では昨年、転出者が転入者を上回ったとのこと。その転出者数に俺とケイのにぃにぃも含まれているわけで、実際にはケイのにぃにぃは10年以上、俺も5年以上前から東京にサヨナラしていた。  引きこもりには絶好のタイミングで移住したことになる。食料や消耗品の備蓄には1戸建てのほうがむいているし、半自給自足生活にも庭は絶対条件である。  こちらに来て、しばらく続けていた習い事もすべてやめたことで、コロナが蔓延してからも他人との交流がなくなり、感染リスクは皆無となったこともいいタイミングだったと今になって思う。  この状態は現在の蔓延状態を見ても、かなり先まで続くことになりそうだし、こちらも今まで通り生活していけば感染しないで済むだろうと思う。  東京で人口が減ると、マンションを借りてくれる人はいるんだろうか?それが心配だな。  あんまり寒かったんで、土曜日のゴミ出し(瓶や缶)を忘れた。  昼食は「アンチョビ・キャベツ・ジャガイモのクリームパスタ」。
 午後のロードショーは「ゲティ家の身代金」。2017年、リドリー・スコット監督作品。実話にフィクションを混ぜたものらしい。世界一の富豪の孫の誘拐の顛末を描く、見ごたえがある作品。  主演の母親のミッシェル・ウイリアムズ、大富豪の義父のクリストファー・プラマーの共演が素晴らしい。クリストファー・プラマーは次回作の「ナイブズアウト」でも裕福なおじいちゃん役で、この路線が定着するんじゃあないかと思ってたが昨年2月にお亡くなりになった。「サウンドオブミュージック」も懐かしいが、やはり「人生はビギナース」が一番印象に残ったな。  5時限授業の「EMボカシ」が終わり、今日から淀川長治氏の「生死半半」が始まった。著者84歳の時のもので、彼は89歳(1998年没)で鬼籍に入った。1966年に始まった彼が解説を担当した「日曜洋画劇場」は、解説付きの映画番組の先駆けであり、この番組を通して映画にはまり込んだんだよな。何年か後には午後に再放送(解説はつかなかったが)もあり、録画なんてものがなかったころだったんで、見逃したものはここでもお世話になったっけ。  映画解説者はほかにも荻昌弘氏(1988年没)、水野晴郎氏(2008年没)が活躍して、お世話になりました。ネットがなかったころにはこの人たちによる情報も貴重だった。  気が付いたのはこの三人10年間隔で亡くなってるじゃん。あと覚えているのは品田勇吉氏でこの方もすでに亡くなっている。  淀川氏の番組もあり、番組のテーマ曲が「サマー・サンバ(ソー・ナイス)」だったこともよく覚えてる。ボサノヴァへ誘ってくれた人でもある。  おやつは「カルピス完熟白桃ゼリー」。季節限定品のカルピスの処分品を利用したもの。うまい。
 夕食は「鶏むね肉とねぎのオイスターソース炒め」、「ポテト搾菜の炒め物」、「セロリのナムル」。  
 発泡酒~グリューワイン~焼酎のお湯割り。早めのお開きとなり、俺はYouTubeで「ダニエル・クレイグの007」のドキュメンタリーを観た。約50分。映画のシーンももちろん入るが、撮影合間の談笑やアクションシーンの舞台裏など、007ファンにはたまらない内容だった。  で、この番組の最後に「女王陛下の007」のメインテーマでルイ・アームストロングが歌った曲のインストゥルメンタルが流れてきて、素晴らしいエンディングとなった。  ここでまた思い出したのが日曜洋画劇場のエンディングに流れていた「ソー・イン・ラブ」であり、これも哀愁たっぷりで泣かせる曲となんだよな。番組の終了11時前に「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の名セリフのあとにこの曲が流れると、明日の月曜日を迎えるために憂鬱になっちまうんである。これ、何とか症候群って言ってたな。  画面に夢中になってたんで、今日はほとんど飲まないで8時前には血圧測定してダウン。    

2022年1月29日土曜日

花粉症入門編

1月28日。星期五。 108/78~119/71。64.4㎏。96。35.8度。  朝食は昨夜の火鍋を濾して残ったスープで作った雑炊、残り物の「ぶり(あら)大根」、「ゴボウの煮物」、「りんごのコンポート入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」。  数字は問題ないが体調がちとおかしい。鼻水が止まらないのだ。おまけにくしゃみが.....はぁ~ふぁ~はくしょんっ!ってな状態が続く。  およそ1年分のティッシュペーパーを1時間で使い切った。  起きた時間も遅く、鼻水が止まらないこともあって、DVDの整理を終えたときには10時近くになってた。  立っているときには床に、座っているときには服の上に鼻水がたれ落ちた。何をするにもティッシュペーパーとゴミ箱を傍らに置かなきゃならない。花粉症でうんざりしている人の苦労が分かった。  DVDを整理してたら「プロヴァンスの休日」ってのがあり、内容はちょっと思い出せないが、今回借りたDVDにも同じような題名のものがあったことに気づいた。  確認したら「プロヴァンスの贈り物」だった。レンタルビデオ屋のサービスに、一度借りたものには「レンタル履歴あり」と表示が出る、というものがある。今回にはその表示が出なかったから危惧することはなかったんだが....。  昼食は「お好み焼き」。具材はシーフードミックス(イカ・えび・ホタテ貝)、キャベツ、天かす、紅生姜。  午後も鼻水は出っ放し。ティッシュペーパー補充。  ケイのにぃにぃ「薬飲めば」の一言で、風邪薬を服用したところ、1時間くらいで鼻水ストップ。  午後のロードショーは「プロヴァンスの贈り物」。2006年、リドリー・スコット監督作品。実際にプロヴァンスにぶどう農園を持っている同監督が作った「大人のメルヘン」で、キャリアの中でも異色な作品。作品のトーンに合わせたと思われる役者もいい。  アルバート・フィニー、マリオン・コティヤール、主演のラッセル・クロウも。  夕食は「鶏むね肉のみそマヨ焼き」、「ほうれん草としめじのポン酢和え」、「ぬか漬けきゅうり・かぶ」。
 発泡酒~北鹿純米を冷やでちびちびやりながらTV鑑賞。「離島酒場」。喜界島は一度行ってみたくなったな。続けて「迷宮グルメ異郷駅前食堂」のマレーシア篇。いやぁ、ここもいいところだね。  8時過ぎ、血圧測定してダウン。    

2022年1月28日金曜日

スロバキアって?

1月27日。星期四。 145/97~112/74。63.7㎏。96。35.8度。  1時半起床。  ライブ放送(収録だが)が終わったばかりの「ジェットストリーム」では毎回世界各地の文化などが紹介されている。今回の「スロバキア」の食文化についての中で、「スープ」が酒が供されている場所でも必ず出るというのが興味深かった。その習慣、俺なら即馴染むかもしれない。  続けてネットニュースでは、偶然だろうが、スロバキアで開発されている「空飛ぶ自動車」の画像があり、まるで007を観てるようだった。200回以上の飛行がすべて成功してるそうだ。スタイルもシャレオツだ。  「スロバキア」、要チェック?  早朝キッチンは「ゴボウの煮物」。  朝食は昨日のカレーの残り、「さつまいもの甘煮入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」のホット。  これが超早い時間の朝食だったんで、2回目はトーストにワインジャムとコーヒー。  さらに3回目はクロスラミネーションパン2切れと「ルンダンスープ」。感化されやすい性格丸出しで、放置されていたカップスープを「スロバキアスタイル」?で飲んでみた。  畝の割り当て表を作る。3月下旬(一部は2月中)から始まる種まきの野菜の種類は53に及ぶ。  表が完成してからもう一度種の在庫とネームプレートを確認する。  9時前から買い物。今日の主目的は「米ぬか」。24時間スーパーとホームセンターに設置してある、無人精米所を確認して、24時間スーパーでその目的を果たした。ちなみにホームセンターはすっからかんだった。  ボカシ肥料を作る時期なんでニーズが多いんだろうな。  24時間スーパーでは買い物をせず、生鮮ドラッグストア~イオン系のスーパー2軒で買い物を済ます。  帰宅後、保管してあったサラダ油(廃油)500mlと米ぬか450gを混ぜて小動物の糞状のようにしてから密封しておく。1週間後にさらに手を加えて、今日から2週間後には肥料が完成するらしい。これが成功すれば、ごみとして捨てるものがさらに減り、土に戻すものが増えて、すこしだけ理想に近づく。  昼食はごはん、「ぶり(のあら)大根」、「ゴボウの煮物」、「ぬか漬けきゅうり・かぶ」、インスタント「味噌汁」。デザートに使おうとしていたパイナップルは見た目が悪くなってたんで、バナナと低脂肪乳を加えたスムージーに加工した。  
 午後のロードショーは「それでも生きる子供たちへ」。2005年、7人の監督によるオムニバスもの。知っている監督はスパイク・リー、エミール・クストリッツア、ジョン・ウーで、ジョーダン・スコットはリドリー・スコットの娘さんで、この作品でもお父さんのサポートを仰いだらしい。他の3人は初見。  子供を扱うと、どうしてもメルヘン的な要素を含みたがるきらいがあり、邦画は顕著だが、今回の作品でも散見される。  ルアンダ内戦の少年兵、薬中の両親から感染したHIⅤ少女、ストリートチルドレンなど痛ましい現実を描写したものには胸を打たれる。  が、中でもブラジルの監督作品の廃品回収する兄妹のエピソードは「力強い」子供が描かれていて一縷の望みを持たせてくれる。ここでも格差をまざまざと見せつける都市風景が非人間的なものとしてしか感じられない。  今生きている子供たちには、ここで不幸を感じている子供たちに対する責任を認識できない大人になってほしくないものだな。  昨日観た「マザー!」の監督のコメント、「わかる人だけに観てもらえればいい映画」だそうだ。  夕食は「火鍋」。具材は豆腐、白菜、長ネギ、エリンギ、しいたけ、ラム肉。
 発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながらケルト音楽を聴く。日本でケルト音楽がブームになるきっかけを作った「タイタニック」から映画談義になった。  8時過ぎ、血圧測定してダウン。長い1日だった。

2022年1月27日木曜日

オンラインでない「会議」。

1月26日。星期三。 134/88~131/86。64.4㎏。97。35.9度。  早朝キッチンは、まず米を研いで、とぎ汁で大根を茹でる。ぶりのあらを熱湯に突っ込んでから、流水で簡単に洗ってから大根と合流し「ぶり大根」を作る。  残っていたごぼうに、撤収したごぼうを加え、全部皮をむいてから酢を加えた水に漬けあくを取る。時間をかけて何度か水を取り替え、煮物にするのは明日の早朝だ。  
 朝食はごはん、「秋刀魚醬」、「ミニトマトのピクルス」、「セロリのキムチ」、インスタント「しじみ汁」、「さつまいもの甘煮入りヨーグルト・キウイジャム」、「甘酒」。  午前中にCDの整理を済ます。  落ち着いたところで、今年の畝の図を作り、そこへ去年の野菜の配置を鉛筆で書き込む。連作障害を防ぐ意味のものだが、今年は二人の分担を明確にすることにしたので、これをもとに「会議」をすることにした。  残っている種の一覧とネームプレートの確認した。  昼食は先日も行ったラーメン屋で済ます。俺は「野菜ラーメン(まあ、よそでいうタンメン)」と「大ぶりな焼き餃子4個」のランチセット。味も値段も普通。普通なところが人気の秘密かもしれない。11時半ころで客の入りもいい。が、飛沫防止のプラスチックボードの装着場所は対面ではなく、両サイドにつけてほしいものだ。これだと「町中華で飲ろうぜ」スタイルは真似できない。  帰り道、千葉県本社のドラッグストアで処分品を中心に買い物。俺が一つ買った半額になったベーコンスライスパックを買いだめしていた老主婦を見た。  午後のロードショーは「マザー!」。2017年、ダーレン・アロノフスキー脚本・監督作品。ヒットメーカーであり、短いカットを多用することで有名だが、この作品でも多用されている。スリラー風の話が進むにつれ訳が分からなくなって、ただ不快なだけで終わってしまったんで、ネットでネタバレを読んだところ、話は聖書をもとにしているということでようやくわかったが、ここまで分かりにくくする必要があったかどうか、評価もわかれているということだ。ちなみに日本では公開されていない。  「ノアの箱舟」もヒットしているが、どうやらキリスト教との確執が根強いらしいが、「ブラックスワン」にも吹き込まれているんだろうか?ちなみに「レスラー」もキリストだということを知った。  特典映像で、撮影方法や特殊効果などにかなりこだわっていることがよくわかる。デビュー当時からなのだそうだ。  夕食は「カレーライス」、「ツナサラダ(きゅうり・トマト・ブロッコリー・カリフラワー)」、「レモン牛乳」。  食後、「会議」。昨年導入し、成功した野菜を中心に据えることで意見が一致し、専有面積などで効率が悪くて比較やすく手に入るものについては縮小するという方向性でまとまった。  また、駐車場の利用法についても、話が及び、それについては各自調べることにして終了。  片付け終えて8時過ぎ、血圧測定してダウン。寝る前にもう一度ごぼうを漬けた水を交換する。

2022年1月26日水曜日

冬のカラス

1月25日。星期二。 150/96~113/74。64.4㎏。97。35.8度。  昨日の「新・三国同盟」クッキーは全部で10種あり、種類別に名前がついており、ほとんどが女性と思われる。オードリーとかナターシャ....で、一つだけ「ナポレオン」ってのがあって、さすがにこれは男性名でしょ。この統一性のなさも「新・三国同盟」の特徴なのかも。まだ食べてないんだけれども、不思議なクッキーであることは間違いない。  3時半起床。ブログをつけ始めたところ、雨の音がしたので外を見たところ、雨の音ではなくて、水道栓止め忘れていて台所からの音だった。  朝食は残り物の「グリーンカレー」とごはん、「さつまいもの甘煮入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」。  東京では事業系のごみが減り、カラスの数も大幅に減ったらしい。経済が縮小すると街がきれいになるといういい見本となった。それにしても世知辛い冬を過ごすカラスがちょっと気の毒だ。 冬のカラスで思い出すのが、北海道へ行ったときに見たカラスの大群だ。雪道に群がっていて、遠くから見た時は何だかわからなかったが、近くによってもなかなか飛び去らないカラスの大群を見た時は車の中から見ていたのにもかかわらずかなり恐ろしかった。  値上げ情報に「うまい棒」が10円から12円になるとのこと。生活には何の支障がないものだが、割合からすればかなり大幅な値上げであるということで報道したんだろう。100円だったら120円、千円だったら千二百円だもんな。大きい。  1260gの鶏むね肉のメニューを考える。唐揚げを含み5回分となった。  昼食は割引クーポンを使う2回目の外食...の予定だったが、ケイのにぃにぃの寝坊で、お昼過ぎに行ったところ満席で中止となった。  すぐ近所にあるドラッグストアで発泡酒を買って帰宅。  昼食は各自残り物で済ますことにする。俺はお茶漬け。ケイのにぃにぃは「グリーンカレー」。
 お茶漬けの素は「野沢菜茶漬け」、小葱とワサビと梅干をトッピングし、玄米茶をかけて出来上がり。うまい。何年振り?  午後のロードショーは「ナチュラルウーマン」。2017年、最近日本の作品もノミネートされて話題となっているアカデミー賞外国映画賞を獲得したチリ映画である。実際にオペラ歌手としての実力を持つトランスジェンダー、ダニエラ・ヴェガ主演、セバスチャン・レリオ監督作品。つい最近観た「ロニートとエスティ」はこの作品の次に撮ったものだ。どちらも素晴らしいドラマだった。ハリウッドに毒されずにいい作品を作り続けてほしい。  合間にアリサ・フランクリンの同名曲もかかる。まさにこの歌にぴったりのドラマだ。主人公が愛する人を亡くした悲しみから立ち直り、自分の思う道を歩みだすところまでを描いている。  3時のおやつは、「クロスラミネーション」と呼ばれる縞模様入りパンにワインジャムとリンゴジャムをのせて食べた。ふだんこうしたパン屋で作られたパンを食べることがないが、やはりスーパーで売られている菓子パンとはだいぶ違うなあ。まいう。
 ドリンクは「スキムミルク」をホットで。  夕食は「たら(切り落とし)とジャガイモのグラタン」、「パスタサラダ」。
 発泡酒~スペイン産シャルドネ種ワインをちびちびやりながら飯の作り方についての討論会。  〆にウイスキーを飲んで8時前に血圧測定してダウン。  今日はCDを整理しようとして、途中で終わったため、明日はその続きやんなきゃな。  

2022年1月25日火曜日

新・三国同盟

1月24日。星期一。 121/72~123/82。64.7㎏。96。36.0度。  ちょっと雨が降ったようだ。一雨ごとに...を期待したいところだが。  朝食は冷凍「炊き込みご飯」、インスタント「しじみ汁」、「さつまいもの甘煮入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」。  お国の教育指導要領での「持続可能な消費生活」って何なんだ?現在の消費活動が続けば滅亡は避けられないというのに、買い物ビニール袋を有料化しただけでマイクロプラスチックごみがなくなるとでも言うのかねぇ。国の基幹産業である車に使われてるプラスチックってどのくらいなのか学校で教えないのかな?  高校の家庭科では「投資」について教え始めるとのことだし、どうしても金とものの生活の持続可能という幻想を教え続けたいわけね。もし、俺がこれから先、子供を持つ親になったとしたら学校には行かせないな。  9時から近くの郵便局へ行く。外から見たら外のATⅯには何人か並んでいたが、中は一人か二人くらいに見えたので入ったら4.5人も椅子に座ってた。なんなんだこの混み方は。俺の後ろに並ぶ年寄り(というか全員年寄り)は距離を空けないし、「密」を避けるという意識はとっくになくなっているというか、もともとなかったのだ、このあたりの住民には。  もたもたした郵便局員にイラつきながらも、何とか済ませて外に出たら、相変わらずATⅯに列ができてる。やっぱり月曜日と5.10日はだめだな、こりゃ。  そこから24時間スーパーへ買い物。今日はここ1軒だったんで、近くの郵便局にしたんだが、やはり本局まで行った方がよかったな。  昼食は「醤油ラーメン」。定番化したが、これに使う生めん&スープは品切れが続いているらしく、そろそろ在庫も底をつく。今日の具材は茹で卵、チャーシュー、メンマ、茹でほうれん草、刻みネギ、海苔でナルトが欠品。デザートは「パイナップル&バナナ」。
 午後のロードショーは「ツイステッド」。2004年、フィリップ・カウフマン監督作品。サイコ・サスペンスもので、シナリオがよく練られていて、どんでん返しも悪くない。あと15分長くして、説明場面が多くなったらしらけちゃうんだろうな。ほぼ、主演のアシュレイ・ジャッド出ずっぱりで、興行的にはぱっとしなかったらしい。そのせいか?同監督はこれ以降1本も撮っていない。どうしたんだろう?  今日は新聞も5時限授業も食堂にした。台所だと昼間でも灯りがないとだめだが、食堂は明るくて陽も差す。電気代節約にもなるというわけだ。  夕食は「ほうれん草とブラもものクリーム煮」がメインで、カリフラワーとブロッコリーを加えた。「えのき・しめじ・シイタケの軸とベーコンの炒め物」、「トマト・きゅうり・キャベツのサラダ」。これにケイのにぃにぃが買ってきた数種のパン。パンが並べられたテーブルはリッチテイストが漂う。この後、クリームチーズとワインの出番となる。
 発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワイン~ウイスキーをちびっとやってから8時前には血圧測定してダウン。飲みつかれ?  そういえばケイのにぃにぃが買ってきた物の中にあったクッキーがうまそう。生産国がオランダ、ドイツ、ポルトガルとなってるが。

2022年1月24日月曜日

初代ボンドの仕事

1月23日。星期天。 154/88~140/87。63.9㎏。96。35.9度。  寒い。即暖房。  朝食は冷凍「昆布とホタテの炊き込みご飯」。レトルトものだろうが、日付は11月であり、現在冷凍庫の整理を始めて、忘れていたもののひとつである。インスタント「わかめの味噌汁」、「さつまいもの甘煮入りヨーグルト・キウイジャム」。  9時から買い物。24時間スーパー~COOP~郵便局本局~イオン系のスーパー2軒。COOPは特売品のキャノーラ油(178円税別)とヨーグルトのみ。値上げラッシュの先陣を切ったサラダ油だが、198円でもいいから続けてほしいものである。  昼食は「ひとくちメンチカツ」、「ブロッコリー・カリフラワー・トマトのサラダ」、あたたかい「もりそば」。麺つゆは昨日の鴨鍋の残り汁を濾して温めたもの。ケイのにぃにぃの発案である。狙いは当たり。  午後のロードショーは「ライジング・サン」。タイトルに「日昇」と出て驚いた。1993年、フィリップ・カウフマン監督・共同脚本で主演のショーン・コネリーが製作総指揮を兼ねている。原作はマイケル・クライトンで脚本にも加わっている。  アメリカに進出した日本企業の、企業同士の争い、そしてアメリカ政界まで巻き込み、我が物顔にふるまう姿を描きながら、日本企業が開催するパーティーで起きた殺人事件の犯人を追及する刑事たちの過去をも明らかにしていく。  伏線が多く張り巡らされており、脚本が凝りに凝ったものとなり、ディスクの改ざんが事件の解決になるだけでないところが面白い。スティーブ・ブシェミがちょい役で出てたのを発見した。若い!当たり前か。ウエズリー・スナイブスとハーヴェイ・カイテルもいいね。  人種差別問題や、文化の違いなどを盛り込み、「経済摩擦サスペンス」というキャッチコピーに抵抗があって観なかったんだが、どうしてどうして1級の娯楽作品となっていた。さすが初代ボンドである。  夕食は「鶏肉と大根のコチュジャン炒め」、「もやしと小松菜のナムル」、「きゅうりの自家製キムチ」、「白菜の既製品キムチ」。
 発泡酒~沢の鶴・純米甘口を1杯~芋焼酎のお湯割りをちびちびやりながらⅯISHAのCDを聴く。日曜日は夕方5時から彼女の番組を聴いているので満腹である。  8時半、血圧測定してダウン。  

2022年1月23日日曜日

お得な肉と映画

1月22日。星期六。 123/84~114/70。64.7㎏。97。36.0度。  寒い。30分くらい布団から出られず、起床は4時過ぎ。  早朝キッチンは「タマネギドレッシング」制作。昨日水に漬けておいた酒粕に砂糖と生姜のしぼり汁を加えて「甘酒」制作。「ふき味噌」制作。たらちりで使った昆布で「煮昆布」を作って、昆布の佃煮と合流させる。  昨夜食いすぎたせいか、食欲なく、茹でておいたカリフラワーにフキ味噌をつけながら食べ、作り立ての甘酒に豆乳を加えたものを飲む。ヨーグルトや主食はカット。
 4月から紙製品(ティッシュペーパーやトイレットペーパーなど)が値上げになるらしいが、酒類にも波及するらしいことが報じられて、いささか気が重くなる。  9時から買い物。今日は生鮮ドラッグストア1軒のみで、主目的は100g39円税別の鶏むね肉である。そのほか野菜数点と低脂肪乳など買う。健闘している価格である。  帰宅後早速鶏肉を解体(と言っても皮と油を取り除くだけで、もも肉の10分の1の作業)し、計量したところ1420gあったものは1270gとなり、廃棄量はかなり少なかった。夕食だけに限れば、唐揚げなどにしなければ約1週間分となる。動物性たんぱく質を摂取するにはやはり「鶏むね肉」がお得なんである。  紙製品や酒類の値上げに対抗するには、こうした努力は欠かせないな。  昼食は「お好み焼き」。具材はキャベツ、シーフードミックス(イカとエビ)、揚げ玉、自家製紅生姜。冷凍の小エビはそれでも背ワタをしっかり内蔵しており、暇つぶしにもってこいの作業となった。  強制デザート「キウイ」も次回で終売となる。
 午後のロードショーは「終わった人」。2008年、中田秀夫監督作品。ホラー映画監督というレッテルをはられがちな同監督のコメディ要素も取り込んだドラマで、原作は内館牧子。なんといっても主演の舘ひろしがぴったりはまってる。落ち込んだ時の愚痴り、モテ期(と、勘違い)のはしゃぎ、真剣に悩む姿と7変化っぷりがいい。  良寛の辞世の句をモチーフに使ってるのは原作なんだろうが、これもこのドラマを安っぽいコメディにさせない役割を十分に果たしている。  定年後、特にこの時期に引きこもってる俺を含めた「終わりかけてる(と思ってる)」じじい必見の映画だな、こりゃ。エンディングに流れるのも今井美樹と、お得な(もちろん俺にとって)作品である。  そのエンディングで驚いたのが、往年の日活ロマンポルノの女優が多数出演してた(わからなかった)ことである。そういえば同監督は日活出身でありながら、確か数年前、記念事業で日活ロマンポルノを撮ったのが初監督作品だったんだ。  田口トモロヲ、温水洋一、ベンガル、でんでん、笹野高史と個性的な俳優をそろえているのも楽しい。  キウイの整理がついて、次の整理がサツマイモである。500g程度のものが二本、あとはくずみたいのが10本以上あった。500gの方は1本、泥をよく落としてなかったのが原因で、食い物にはならなかった。くずの中から大きめのもの2本は焼き芋、残った100gは豆乳スープにすることにし、ほかはすべてリンゴとバナナを加えた「甘煮」にすることにした。これはそのまんまスィーツとしても、具材としてケーキなどにも使える保存食だ。  ブラもも400gをフードプロセッサーでミンチにして、生姜・刻みネギ入り肉団子を作り、残りはほうれん草とタマネギを加えたメンチカツにして明日の昼食用にする。  小イワシの内臓を取り除き、今回は骨や頭を残し、塩コショウのあと片栗粉をまぶして唐揚げにした。  夕食は「鴨鍋」。具材は肉団子、白菜、小松菜、豆腐、しいたけ、えのき、しめじ。「小イワシの唐揚げ」、「ぬか漬けかぶ」。
 発泡酒~「渡舟」純米吟醸をちびちびやりながら「ボッサマニア」を聴く。  8時過ぎ、血圧測定してダウン。

2022年1月22日土曜日

一足早い「春」。

1月21日。星期五。 122/76~128/71。65.0㎏。96。36.4度。  4時半起床。ほぼ同時にエアコン稼働。寒い。  朝食は前編が「大豆のシリアル」を豆乳で。  早朝キッチンは「だし巻き卵」、「きんぴらごぼう」制作。両方とも昼食用である。  朝食の後編は「邪魔ジャムのケーキ」にキンカンジャムをかけたものとコーヒー。
 このキンカンジャムが思いのほかうまい。甘煮やコンポートからジャム化するプロセスが定着したな。  庭でふきのとうを収穫。収穫しながら思ったのが、ミョウガに似たところがあり、頭だけちらっと見えるものや、シャベルや手で土の表面をなぞって隠れているものを見つけたりする。タケノコにも似てるな。  ケイのにぃにぃの報告にあった数の倍以上収穫できた。
 午後にまたがる作業となった。花?が咲いてしまったものは「ふきみそ」にしたほうがいいというネット情報に従い、すっかり皮?で包まれているものは定番の「天ぷら」にすることにした。  ところが包まれているものの中にも花?が咲いているものもあり、ふきみそが多くなりそうだ。が、天ぷらの量もかなり多い。大漁である。  おやつはあずきの缶詰を開け、鍋で焼き芋と一緒に煮たもの。ちょっとの手間でこんなにうまくなるおやつの見本のようだ。  3月下旬から始まる種まきの準備をする。残った種の確認とネームプレートなどの整理。ケイのにぃにぃと相談して、今年から始めるものややめるものなどを検討する。種の購買リストを作る。  使わなくなったネームプレートの文字を消す。種まきカレンダーを作る。等々。  昼食は「唐揚げ弁当」。唐揚げ、きんぴらごぼう、だし巻き卵。インスタント味噌汁、「ぬか漬けかぶ」。
 ちょうど駅との中間にある酒屋へ行く。この町の商店や食堂が年に2回くらい出すクーポン券を消化するためだ。店独自のサービスがあり、共通の100円値引き券と、この酒屋では酒粕をもらえる。  ちょっと贅沢するつもりで酒を選んだ。先月瓶詰めにされた純米酒が数種類冷蔵庫に並べられていたのを見つけ、いつもなら「来福」を買うところだが、今年はこの店で初めて見た「菊姫」を買う。  石川県を代表する酒で、辛口が多い中、旨口を謳ったものであり、数種類飲んだことがあり、どれもうまい。今回の生原酒は値段もいいが、まずは外れなしと踏んだ。  これと、もう1種かった。これは茨城県産の「渡舟」の純米酒で、ケイの母親が贈り物によく使っていた酒だ。日本酒の味がよくわからなかったころ、確か純米吟醸酒を飲んだことが数度あったが、辛口だったという記憶しかない。料理に合わせて飲み比べてみよう。  もらった酒粕は「来福」のメーカーのものだった。240gあり、五倍の量の甘酒を作れるぞ。  夕食は「ふきのとうの天ぷら」、「たらちり」、「ワラサのあらの塩麹焼き」。今日の塩麹焼きはいつもしょっぱめに仕上がるので、みりんと酒を加えて作ったところ狙いは外れなかった。  
 ふきのとうの天ぷらがうまい。まさに春の苦みってやつだ。選んだ酒もぴったり合う。「ベストマリアージュ」。  今日は「菊姫」。初めて飲んだのがケイのにぃにぃと金沢に行った時である。ケイのにぃにぃが友人と飲んでいるときに俺がひとりで入った店で飲んだのが最初だったな。  発泡酒~菊姫・山廃仕込み純米生原酒。香り強く、味が濃く、うまい。が、これも3合くらいまでだろうか。さっぱりしたものが欲しくなる。  ちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ」の再放送。8時にはお開き。血圧測定してダウン。

2022年1月21日金曜日

ふきのとう・初もの

1月20日。星期四。147/88~119/76。63.9㎏。99。35.9度。  3時ちょっと前に起床。寒い。エアコンを使う。  朝食の前編は残り物のグラタン、「りんごのコンポート入りヨーグルト・キウイジャム」、「豆乳と甘酒5050」を温めたもの。キウイジャムはシロップのように使うことにし、今までのオリゴ糖やはちみつを使う場面でなるべく代用にすることにした。  7時半ころ、朝食の後編はごはん、インスタントしじみの味噌汁、「生姜の佃煮」、「昆布の佃煮」。  庭で「ふきのとう」を確認。明日天ぷらにすることにした。花が咲いちゃったものは「ふき味噌」にすると良いそうだ。
 庭ではスズメがよく来るようになった。丸々太ったのが10数羽。何つっついてんだろ?
 倉庫にある大量のキウイジャムを冷蔵庫へ移動するのに使う容器に1Ⅼのペットボトルを使うことにしたので洗浄して並べておいたところ、ちょっと触れたら、ペットボトルの揺れがなかなか止まらなくて、面白いんで繰り返して、初めて携帯で動画を撮ってみた、が......。
 昼食は「オミクロン最中のスティホームは必要なし」という尾身クロン氏のコメントとは関係なく外食にした。  久しぶりのそば屋だ。すぐ手前の郵便局で振り込みをしたところ、窓口に来いという指示が出たので、あきらめて飯を優先する。  もりそばとミニカツ丼のセットだ。この店では定番にしていて、ボリュームがあるのでビールは頼まない。第一ここまで自転車だから飲めない。  うまい。が、カツ丼は俺のもそう引けを取らぬところまで上達したんじゃあないだろうか。  食後、ホームセンターへ行き、災害時の携帯トイレなどを視察し、のこぎりと種などの買い物をして、そこで解散。  俺は生鮮ドラッグストア~郵便局本局~イオン系のスーパー。  マンションのリフォームが終了し、請求書が昨日届いたので、振り込もうとしてさっきの郵便局のATⅯで拒否されたんで、本局でやり直した。窓口で問い合わせたところ、初期設定で振り込み限度額が50万円になっていたらしい。で、100万円に変更してもらってやり直し。窓口でやると手数料が増えるんで、再度ATⅯに向かうことになる。  午後のロードショーは「舞妓はレディ」。2014年、周防正行監督(特集最後になる)作品。もちろんタイトルは「マイ・フェア・レディ」をパロったものであり、言語学者が主人公の訛りをなおすというメインテーマや、劇中の歌「京都盆地に雨が降る」は「スペインの雨」をもじったものだし、他にもたくさんあり、それだけでも十分楽しめる作品になっている。遊び心満載。役者では高嶋政宏がよく、竹中直人と渡辺えりは「shall we...」を彷彿させるし、エンディングはその時の衣装じゃあないだろうか?  1曲をロングバージョンで引っ張る従来のミュージカルにしない短めの曲を集めているのも好感が持てるものとなっている。が、何と言っても主演の上白石萌音がうまくこの作品にはまっている。  夕食は「フライドチキン」、「フライドポテト」、「サラダ(ブロッコリー、カリフラワー、きゅうり、トマト)」、ケイのにぃにぃが買ってきた「やきとん・しろ」、「ぬか漬けきゅうりとかぶ」。  発泡酒~沢の鶴純米酒をちびちびやりながらラジオ&TV鑑賞。ラジオでは石川優子がパーソナリティの番組。懐かしい。地味なカセットテープを1本持っていて、車でよく聴いたっけ。シンガーソングライターとしての活躍してたが、確かそんな落ち目でもない時期に引退した。昨年国営放送の特番に出たことで、このラジオ番組も出ることになったそうだ。  続けてTⅤでは「迷宮グルメ異郷駅前食堂」トルコ篇などを観てたが、酔っぱらったんで?時、血圧測定してダウン。  

2022年1月20日木曜日

ブラももの単価が

1月19日。星期三。 124/78~156/84。63.9㎏。96。35.9度。  朝食はごはん、「ミニトマトのピクルス」、「大根のさくら漬け」、「昆布の佃煮」、「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」を温めたもの。  「ミュージックミックス」でⅯISIAの「包み込むように」がよくかかるんだが、本人のセルフリメイクだとばかり思ってたら、全く別の3人組のグループだった。売り出し中のようで、どおりでよくかかるわけだ。「アイスクリーム」だって。  午前中の水回り掃除は台所のみ。  台所では昨夜から解凍しておいたブラもも2㎏の解体?作業。
 1時間以上かけて終了し、計量したところ1480gだった。2kg798円税別だから、100g当たりの単価が大幅に変わるわけで、約54円税別となる。元は約40円だ。それでも胸肉(当然国産)が鳥インフルの影響か?値上がり(特売でも50円台後半)していて、安く手に入れることができない現状では、それでも格安なんである。これで約1週間分の夕食の主食を賄うことができることを考えれば。  早速、180gを今夜のカレーに使い、残り1300gのメニューを探す。  昼食は「おでん」に「パジョン(チヂミ)」。チヂミは北朝鮮での名称で、韓国ではジョンまたはパジョンと呼ぶ、ようするにお好み焼きで、今回の具材はニラと小葱とキムチ。初めて使うレシピで、小麦粉と上新粉を半々と水ではなく「ダシダスープ」を使う。  これに強制デザートの「キウイ」。のこり2回分となった。
 午後のロードショーは「終の信託」。2012年、周防正行脚本・監督作品。前回が「痴漢冤罪」、そして今回が「安楽死」と重いテーマを、実話からインスパイアされて作られているが、前回同様、観客に不快さを与え、問題提起することに成功している。  つらい患者が抱く、家族の負担に対する申し訳なさから徐々に担当女医とともに追い詰められていく様を描く前半と、延命治療を拒否した患者を安楽死させる女医が検察の取り調べを受ける後半まで、緊迫した場面が続き、正直2時間半はつらいな。  「それでも...」の裁判官役の小日向文世といい、今回の検事役の大沢たかおのパワハラ全開演技が見ものである。出ずっぱりの草刈民代も後半のやつれ演技が良かった。  水回り掃除。  夕方、ケイのにぃにぃが蝉の幼虫を2匹捕まえてくれた。もう1匹いたそうだが、すでに亡くなっていたそうだ。
 早速ちょっと熱めのお風呂に入っていただき、夕食に登場してもらった。  夕食は久しぶりの「グリーンカレー(ケーン・キョワーン)」。台所にココナッツミルクの甘い香りが漂う。具材はアレンジして、エリンギ、インゲン、ピーマン、冷凍バジル、ブラももで、冷凍してあるパイマックルー(コブミカンの葉)も加えてトッピングにはパクチー。  「さつまいも・リンゴ・バナナの甘煮」、「なます」、「(本当の)レモン牛乳」。俺の分のカレーには蝉の幼虫2匹が加わったことは書くまでもないか。
 片付け終えて、ちょっと6時限授業の1冊の中から、巻末の解説だけ残ってるものを読む。安岡章太郎「私の墨東奇譚」。荷風がなくなったときに石川淳が相当辛辣な追悼文を書いたことに対し、何年か後にその文に対しての反論と荷風擁護の文を安岡氏が書いていることを解説の中で紹介してあった。  荷風の死に方は本人が望んだものか否かに論点が集まった形となったわけだが、昨日も書いたが、体調不良なのに受診もしなかったことを考えれば、本人がそういう結果になるであろうことは当然考えたはずである。石川淳氏は放蕩生活を送った荷風を忌み嫌っていたわけだろうが、追悼文にそれはないんじゃないと思うが...。  とうことで、明日から5時限授業に戻るが、世に沿わないので「短縮」はない。ただ毎週水曜日は酒類が出ない。  8時半、血圧測定してダウン。  

2022年1月19日水曜日

身死して何残す?

1月18日。星期二。 120/84~115/74。64.0㎏。98。35.8度。  早朝キッチンは「キウイジャム」の火入れと「キンカネード」の金仮取り出し(完成)。
 これで、キウイとキンカンの加工はすべて完了したことになる。冷蔵庫内も(キウイの置き場所だった)玄関も片付いた。  米のとぎ汁でまたしても大根を茹でる。茹で卵。その湯でこんにゃくのあく取り。と、こうくれば昨日の「小ぶり大根」の煮汁で「おでん」となる。  朝食はごはんと「蝉の幼虫入り、サンチュの卵焼き・ケイジャンスパイス」、「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」。  6時限授業から「徒然草」の「身死して財残る」を読んで、またしても永井荷風を思う。彼がゴミ屋敷と化した市川の自宅で孤独死をした後に残した財産は相当のものだったということだ。健康状態も悪かったらしいが、受診を勧めても聞く耳を持たなかった。財を残すことについての考えがどういうものだったかを今となっては知る由もないが、死んだと思われる当日もカツ丼を食ってたんだから、彼にとっての自然体なんだろうな。「荷風的生き方」。  「江戸に学ぶ」で、最近話題になった高輪の堤防のことが出てきた。あれは鉄道の発展に意欲的だった大隈重信の発案によるものだったらしい。浜離宮を通る鉄道計画に反対した旧薩摩藩士たちに屈して、路線変更して海沿いに変更したために作ったものだそうだ。いやあ、勉強になった。  9時から買い物。郵便局~24時間スーパー。郵便局では荷物を出して、ついでに年賀はがきの当たり切手をもらってきた。今年のはシール切手だったが、通常のも皆シールにしてほしいものだ。  昼食は「かぼちゃコロッケ丼」、「おでん」。おでんには今朝作ったものに、買ってきたおでん詰め合わせを加えた。かぼちゃコロッケはカツ丼のように、タマネギとともに煮てから卵でとじた。  午後のロードショーは「それでもぼくはやってない」。2007年、周防正行脚本監督作品で、あの大ヒット作「shall we ダンス?」の10年後に発表した意欲作だ。  日本の検察庁~裁判所の人権を無視したゆがんだ実状を告発している。観ていて辛くなる場面も多く、不快になるが、監督はそれを狙ったとコメントしているというから、その狙いは見事に成功したと言える。これは「新聞記者」や喜劇仕立てではあるが「東京原発」にも通じてるな。  監督は「国家権力」という単語を数度発しているが、まさにこの手の作品はもっと作られ、多くの人に見てもらうべきだと思う。  主演の加瀬亮はもちろん、キャストがいいね。特に敵役(裁判官)の小日向文世がはまってたな。サブタイトルに「冤罪の正しい作り方」って入れるのはどうだろう?  夕食は「赤えびの白ワイン蒸し」、「グラタン(こいわし、ウインナーソーセージ、ピーマン、たまねぎ、えのき、しめじ)」、「サラダ(茹でキャベツ、コーン、トマト、きゅうり)」。
 サラダはドレッシングを好みで選べるようにし、俺は久しぶりにヌクチャムを選んだ。グラタンはホワイトソースを作っちまえば簡単にできることが分かった。で、具材はありあわせのもので作ることができた。トッピングにはセルバチコ。  発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。  ナビゲーターがレストランの厨房で調理する番組では「麻婆茄子」。美味そうだったんで、さっそくケイのにぃにぃがやる気満々になってたな。  続けて「晴ときどきファーム」は野菜作りから入る料理番組で、これも面白い。  〆にジンを1杯飲んで、?時、血圧測定してダウン。

2022年1月18日火曜日

キウイ騒動終息の兆し

1月17日。星期一。 124/83~111/63。64.7㎏。96。36.0度。  早朝キッチンは、昨夜のしゃぶしゃぶの残り汁で「小ぶり(わらさ)大根」制作。大根はすでに茹でてあるので、わらさに熱湯をかけ、流水で血合いなどを落として鍋につっこみゃ完成。  朝食は撤収したわずかなサニーレタスは生だと苦みがあるので、卵と炒めてケイジャンスパイスで味付けし、チリソースをかけて食べる、以前ルッコラでやっていたものと同じやり方で食べたところ、これってたいていの葉っぱを食うことができる調理法だと確信した。  ごはんと「ミニトマトのピクルス」、「昆布の佃煮」、「赤かぶの甘酢漬け」、「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」。  日曜日の放送をタイムフリーで聴く。  「山下達郎のサンソン」では、前半を使ってシドニー・ポアチエ追悼特集を急遽組んだ。中学三年の時に洋楽を聴き始めたというのは俺とおんなじで同い年にはこういう人多いんだろうな。  で、かけた曲がベタだけど「暴力教室」で使われた「ロック・アラウンド・ザ・クロック」。続けて、かけた曲はまさに洋楽に頭を突っ込み始めた当時のものだ。「夜の大捜査線」のレイ・チャールズが歌うテーマ曲、ルルの「いつも心に太陽を」、「招かれざる客」のオープニングだ。満足の選曲だったな。高1の時、「夜の大捜査線」の感想文を国語の自由課題で書いたことを思い出した。  「サウジサウダージ」では1月19日にまつわる有名なボサノヴァ女性歌手の特集があった。この日が誕生日のナラ・レオン。ボサノヴァを聴き始めたころ、小野リサさん以外に買った最初の女性歌手のCDが彼女だった。上品なボサノヴァって感じかな。と言っても他が下品だということでは決してない。  この日が命日なのはエリス・レジーナ。アントニオ・カルロス・ジョビンとの共演CDがきっかけで聴くようになった歌手だ。二人の「三月の雨」は大傑作という高い評価を受けるものだが、ソロも躍動的でボサノヴァの枠が広がったんじゃあないだろうか?  エリスが30代、ナラが40代と早世してしまったのが惜しまれる。  新聞では「ブラジル日報」という日本からの移住者用の新聞の日本人編集長のインタビュー記事があった。ブラジルそのものついては、やはり「住めば都」という感じである。  ドナルド・キーンの息子さんの誠己氏のコラムでは、永井荷風の孫との面会の件や、永井荷風とドナルド・キーンが実際に会ったときの話などが面白かったな。市川の居宅はゴミ屋敷同然だったらしい。が、荷風の接客は予想に反して良いものだったということだ。  キウイの皮をはじめ生ごみが多く、現在2か所に埋めて対応している。
 ブロックを摘んである所は、下の部分がこの春に完成するはずの堆肥なんだが、最近その上にも積み上げたので、春には上にのせた分をどかしてから掘り返さなきゃならない。  正式の生ごみ穴には生ごみを突っ込んだ上に枯れ葉(今はキウイオンリー)をのせ、さらに米ぬかをまくというスタイルが定着した。もっともここには鳥やネズミが寄ってきているようだ。  これは現在ケイのにぃにぃが取り組んでいる、肉桂の根の除去作業。ここに緑のカーテンができる予定だ。
 9時から近所のスーパーへ久しぶりに徒歩で行く。荷物が重いと膝によくないだろうから、今日みたいに軽いものだけならやはり運動不足もあり、歩いたほうがよかろうと考えた。もやしとにら。  手をこまねいていたキウイ、ケイのねぇねぇに打診したところ、生でもジャムでもいいから送れとの事で、さっそく、残り9㎏を選別し、生食・準ジャム・ジャムと分けた。「準ジャム」はしばらく置いても大丈夫なもので、「ジャム」は即加工しなければならぬものだ。で、2㎏近くある「ジャム」の皮をむき、ミキサーにかけて砂糖とレモン果汁を混ぜておく。煮るのは明日の早朝にする。  続けて買ってきたもやしのひげ根取り。  昼食は「焼きそば」。具材は人参、ピーマン、キャベツ、もやし、にら、チャーシュー、なると。
 午後のロードショーは「異常の人々 伝説の虹の三兄弟」。1992年、周防正行監督による、岩松了・竹中直人が主催する演劇の舞台裏や実際の稽古の様子、演目の一部をビデオドラマ化した物などを混ぜたドキュメンタリーもので監督のナレーションが入る。特に稽古でダメ出しが多かった場面が実際の舞台でどうなっているか比較するところは実に興味深いもので、その点を考察する監督の目も鋭い。  出演者はほかに温水洋一や田口トモロヲ、片桐はいりなど現在第一線で活躍してる俳優ばかりだ。  「準ジャム」約3㎏を加工する。これまた皮むいてミキサーにかけ、砂糖とレモン果汁を加えて混ぜて置くまで。  夕方近く庭作業していたケイのにぃにぃが今年2匹目の蝉の幼虫を捕獲してきた。
 寒い中、かわいそうだったんで、超熱いお風呂に浸かっていただきました。  夕食は「小ぶり大根」、「ぬか漬けかぶ」、「赤しそ入り納豆」、「セロリのキムチ」。
 発泡酒~(岩)松竹(中)梅の純米酒をちびちびやりながらCDで大貫妙子を聴く。TⅤは国営放送の「ワイルドライフ」の録画でシャチの生態を見る。「オルカ」が観たくなった。  8時半、血圧測定してダウン。  

2022年1月17日月曜日

ゴミクロン

1月16日。星期天。  152/97~111/66。64.2㎏。96。36.3度。  朝食はごはん、「ミニトマトのピクルス」、「昆布の佃煮」、「赤かぶの甘酢漬け」とこの3種のおかずがあれば困らないな。「りんごのコンポート入りヨーグルト」、「豆乳と甘酒5050」。  早朝キッチンは米のとぎ汁で大根を茹でる。  昨日ケイのにぃにぃが買ってきたワラサのアラ800g(100円だって)のレシピを探しながらワラサについて調べた。多分初めてではないが、覚えられないなあ。  ジャコ~イナダ~ワラサ~ぶりという大きさによって呼び名(もちろん地方によっても違う)が変わる出世魚ってやつだが、ワラサはこれでいうと「小ぶりのぶり」ということになる。「小ぶり」でいいんじゃないかと思うぜ、まったく。  しかも魚の種類を見ると「スズキ目(もく、と読むことを初めて知った)アジ科ブリ属」だって。一体何種類に分類されてんだよ。スズキもアジもブリもまるで別物じゃん。この3種、入れ替えたものもあるんじゃあないだろうか?  オミクロンも厄介だが、「ゴミクロン」と呼んでもいいんじゃあないんだろうか。「マイクロプラスチック」が増加し蓄積し始めたのが1964年ころからだということが分かったらしい。ちょうど前回のオリンピックの頃だ。お菓子屋にも高度成長期の影響があり、量り売りで紙袋に詰めていた店は少なくなり、ビニール袋パッケージのものが並べられるようになり、市場(これもストアと呼ばれ始めたころ)の中の店で買う煮豆も経木(きょうぎ)プラス新聞紙がビニール袋に変わり始めたころだ。調布に住んでた頃で、当時の調布はかなり田舎だったんで、都内に行けばその変遷のスピードはもっと速かったろうな。  とにかく、俺たちの世代がごみをまき散らし始めたことだけは確かだということがわかった。自覚してこれからは捨てず、使わず、作らせずという「3ず運動」しなきゃいけないな。そういえば「スリーサンズ」ってグループいたっけな。  昼食はケイのにぃにぃが作ってくれた。「町中華の生姜焼き」と「町中華の中華スープ」。これに強制デザート「キウイ」。  あんまりうまいんで、ごはんをおかわりしたくらいだ。味の決め手はオイスターソースにあるらしい。オリジナルレシピを改訂していたが、俺はそれには関心がなく、次回もケイのにぃにぃに作ってもらいたい。  午後のロードショーは「リスボン特急」。1972年、ジャン・ピエール・メルヴィルの遺作である。二度目の鑑賞となる。原題は「un flic」で、警官という意味のフランス語だ。主演はアラン・ドロンとリチャード・クレンナで、アラン・ドロンは3年後に「フリック・ストーリー」を撮っており、役がダブるな。  リチャード・クレンナもいい役者で俺が好きな作品では「砲艦サンパブロ」も良かった。後年「ランボー」シリーズで売れていたようだ。改めて見るとラッセル・クロウ似だなあ。  そしてカトリーヌ・ドヌーブも出ている。「も」というのはセリフが少なく、この三人の関係も全く説明がなく感情移入するすきがない。終盤、逃避行を決め込んだリチャード・クレンナ演ずるギャングのボスを助けようとして、目の前でアラン・ドロン演ずる警視庁署長に撃たれて絶命する光景を見ても彼女は無表情でその場を去るのである。クールすぎて、おまけにセリフが少なすぎて、というのはこの監督作品に共通してるんだが、この作品に限っては成功しているとは言えないな。  製作費も少なかったようで、ヘリコプターと列車の場面の陳腐さは否めない。  アラン・ドロンがリチャード・クレンナが経営するバー(実はキャバレー)が「サムライ」のバーに似ていて、店にやってきてピアノを弾く場面がよかったなあ。ここで3人が一堂に会する。そういえば「サムライ」も1967年の作品で、同年に「冒険者たち」と「悪魔のようなあなた」もあり、アラン・ドロンにとっても当たり年だ。「悪魔の...」はジュリアン・デヴィヴィエの遺作だ。このころは鑑賞した映画のデータを記録してたっけな。  エンドタイトルに流れる曲もすごくいいんだが、ワンコーラスってのは寂しい。  ちょい役で、警視庁署長付きを演じるポール・クルーシェも懐かしい。  これで利用しているレンタルビデオ屋の持っているジャン・ピエール・メルヴィル監督作品は全部観たことになる。  年賀はがきの当選番号が発表になった。ケイが1枚当たったと知らせてきた。5枚のうちの1枚だからかなりの確率だ。で、偶然俺も5枚あったんで、調べたら、なんと俺も1枚当たっていた。今年はいいことあるかも。  夕食は「しゃぶしゃぶ」。もちろん豚しゃぶだが、自分で準備の段階から関わったという記憶が皆無なんである。で、料理本を探ってみたら、湯豆腐に似ていた。昆布だしを使った湯豆腐は一昨日やったばかりなので、今回はだしパックと塩と酒を使ってみた。  具材は豚ロース肉、白菜、長ネギ、しめじ、えのき、豆腐、しらたき。つけだれは胡麻ドレッシングにニンニクと辣油を加えたものと、柚子胡椒とゆずぽんを混ぜたものの2種類。たれはケイのにぃにぃの創作である。
 発泡酒~沢の鶴純米酒~松竹梅純米酒をちびちびやりながらラジオ~TV鑑賞。  ラジオは岡田恵和氏の番組で、今夜のゲストは湯川れい子さん。懐かしい話は少しで、今流行りの曲に関する話が多く、相変わらずお若いですなあ。出て来る曲は「ベストヒットUSA」を見たり聞いたりしてるんでお馴染みのものばかりだった。  TⅤは「ヒロシのぼっちキャンプ」で伊豆半島は真鶴。ゴミの多さを逆利用していたのが好ましい。が、さすがにプラスチックごみは使われなかったな。ゴミクロン。  続けてチャンネル回し(とは言わないか)たらインディージョーンズの第1作が放映されてたんで途中から途中まで観てお開き。  鍋の汁をペーパータオルで濾してから、9時、血圧測定してダウン。      

2022年1月16日日曜日

3酒混合

1月15日。星期六。 151/95~129/83。64.3㎏。97。36.0度。  4時半起床。風は収まっていて晴れそうだ。  早朝キッチンは久し振りの「ヌクチャム」制作。温野菜やサラダに使い勝手もいいんだが、義母には使えなかったため、使い切ってからしばらく作ってなかったのがようやく復活したということだ。たっぷりのニンニク、唐辛子を使うが負けないくらいレモン果汁と砂糖も加わる。決め手の味はもちろんナンプラー(ヌクマム)だ。
 赤玉スウィートワイン・白の消化として「さつまいもなどの白ワイン煮」を作った。具材はほかにバナナ、りんご(なかったのでコンポートを使う)。これで使い切った。  湯豆腐に使った昆布を煮物にして佃煮と合体させた。  朝食は「カレーライス」今回の完結編、「りんごのコンポート入りヨーグルト」。  ハンクがはがきに書いた絵をケイが送ってくれた。俺に送りたかったとのこと。書いてある絵はぶどうとりんごとポスト。やはり食い物が取り持つ縁ということか?早速返事を書いてすぐそばにあるポストに投函する。  昨日のテレビ番組内で、中華屋の女将が盛んに「白絞油」を強調するんで、調べたところ「菜種油」のことだった。で、菜種油って「サラダオイル」として流通しているので、要するに普通のサラダオイルのことだったのだ。ちなみにキャノーラは菜種の1品種であることも知った。な~んだ。  昼食は「炒飯」。具材は中国産「食べる辣油・鶏骨付き肉入り」と卵とピーマン。「スープ」は先日のキノコスープの残りにチャーシューとねぎとコーンを加えて再生したもの。これに強制デザートの「キウイ」。
 この食べる辣油、それほど興味もないまま、たまに食べてたりしてようやくなくなりかけて、今回使い切ってしまおうと初めて炒飯に投入したんだが、これがとてつもなくうまい炒飯になった。有終の美を飾ったわけだ。  陽気もいいんで庭に出てサンチュ、サニーレタスを撤収し、コンポストに放り込んであったスナップエンドウの撤収したものに米ぬかをまき、土でカバーする。生ごみ穴が満杯になってるんで、キウイの皮も混ぜた。キウイが排出する生ごみは多く、庭もその落ち葉で埋まっている個所が目立つ。  午後のロードショーは「脱出」。1972年、ジョン・ブアマン監督作品。一度劇場で鑑賞している。場所は渋谷全線座。4人の男がダム建設で沈む村にある川をカヌーを使って河口まで行こうとするが....。  サバイバル、アクション、サスペンスが詰まった傑作である。障がい者のバンジョーと4人の男の一人のギターのかけあいが印象的な場面で使われ、その曲が全編を通して流れるのも効果的だ。軽快な曲とは反対に物語はどんどん過酷になって行く。  文明批判とか多くの問題を語る場面もいい。主演は、血の気が多いアウトドア派にバート・レイノルズ、臆病だが一番まともな友人にジョン・ヴォイト。二人はカヌーや洋弓のベテランである。二人もそうだが、残り二人との関係などの詳しい説明がないまま終わるのも意表を突く脚本だ。  アカデミー賞は公開同年の「キャバレー」や「ゴッドファザー」に阻まれ、ノミネートどまりだったということである。  次回のレンタルにはジョン・ブアマン特集をやろうと思う。  夕食は「野菜炒め」。具材はキャベツ、ピーマン、ヤングコーン、ニラ、豚ロース肉で味付けは焼き肉の塩だれ。「とろろ月見」、「ぬか漬けかぶ」、「茹で青梗菜・ゴマダレ」、「さつまいも他の白ワイン煮」。
 発泡酒~3種の山田錦を使った純米酒。
 2種が沢の鶴、残りは松竹梅で、アルコール度数は13.5、14.0、14.5。飲み比べで沢の鶴の14.5度が好みだったんで、それをちびちびやりながらTV鑑賞。  「夕暮れ酒場・人形町」~ベストヒットUSA。よく聴く曲のアーティストを知った。「アラン・パーソンズ・プロジェクト」。レンタル予約しとこう。  「ディックトレーシー」のパロディーアニメを使った曲が面白かったな。  続けて、多分国営放送の歴史探訪もので、幕末、開国した後に各国への返礼品?を実際取材して考察する番組を観る。金箔屏風の裏側まで金箔をはってあるのは非常に珍しいもので国内流通するものには見られないそうである。このころから政府(幕府)は「裏金(うらきん・うらがね)」をばらまくようになった?  8時ちょっとすぎ、血圧測定してダウン。  

2022年1月15日土曜日

風と共に去ってほしいもの

1月14日。星期五。 127/85~111/69。64.2㎏。95。36.3度。  早朝キッチンは「加工業」。まずはグリューワインの火入れ。  「キンカンの甘煮」は作ってから2週間くらいたっていると思うが、消費が進まないので、今回ジャムしてみた。甘煮やプレザーブタイプよりもジャムにしたほうが消費しやすい。毎朝のヨーグルトに使いやすいからだ。ということで残っているりんごのプレザーブタイプもジャムにしてしまう。  
 グリューワインが沸騰しそうになったところで火を止め、そのまま熱が取れるまで放置。  その間キウイ3㎏をジャムにする。  グリューワインを濾して瓶詰めした後、残ったオレンジとレモンの皮を外して、これまた「ワインジャム」にする。
 朝の加工業、終了。  朝食は「バナナ、キウイ入りヨーグルト・はちみつ」、「牛すねのトマトソース煮」、「バナナケーキ」、コーヒーを作業の合間に。  9時半ころ買い物へ。生鮮ドラッグストア~イオン系のスーパー~セブン系のスーパー。このころは風も強くなかったが、帰宅してからは強風になり、またしても引きこもりを決め込むしかない状態となった。  レンタルビデオの郵送が遅れているようなので、午後は園芸用の土を買いに行くつもりだったが、庭作業もちょっと無理だな。こんなに風が強いとオミクロンも飛んできそうだし....。  1週間以上使った本わさびも今日が最終日で、擦り終わった後、鉢に植えた。ケイのにぃにぃによれば、根付く可能性もあるということだ。耐寒性が強いらしい。  昼食は「もりそば」、「ミニカツ丼」。デザートは「キウイ」。強制デザートと呼ぶことにした。
   午後も加工業の続きとなった。  追熟に使ったリンゴの残り5個と、赤玉スウィートワイン・白で「白ワイン煮」、「キウイとチーズのサラダ」、「ドライフルーツの白ワイン煮」といずれもネットで見つけたレシピによるもの。リンゴのワイン煮ならばミキサーにかければジャム化も楽だ。後者2品は夕食に出すおつまみとなる。  夕食は「湯豆腐」。これが偶数月だったら14日は年金支給日前日であるから、財布の中身は厳寒状態だからこういうメニューになるところだ。  「白菜の和風サラダ」、「たけのこの土佐煮」、先の「キウイとチーズのサラダ」、「ドライフルーツの白ワイン煮」。  
 今日は発泡酒抜きでいきなり「北鹿・純米」で始める。ちびちびやりながら湯豆腐を口に運ぶ。  TⅤは赤坂の有名中華料理屋での餃子づくりの取材をやっており、司会者が修行する番組である。気になった調味料をメモしておく。  続けて「離島酒場」は長崎県小値賀(おじか)島。長崎に6つも離島があるなんて初めて知った。この番組のネタが尽きないということだなあ。ナビゲーターも三代目だし。  最後は「ヒロシのぼっちキャンプ」は北海道美瑛町。いいところだなあ。  9時、血圧測定してダウン。

2022年1月14日金曜日

当時、白はなかった、と思うが。

1月13日。星期四。 計測忘れ~104/68。63.8㎏。96。36.3度。  2時起床。  朝食は「カレーライス」、「ミニトマトのピクルス」、「キウイ入りヨーグルト・はちみつ」。  今月初めに作ったキウイジャムはプレザーブタイプなので、ミキサーにかけ普通のジャムにしてペットボトルに移す。2台目の冷蔵庫もこのままでは満タンになってしまうからだ。  キウイ3㎏をジャムに加工する。冬季の早朝にこういう作業していると「杜氏」になった気分だ。水も充分冷たい。あと12㎏。
 9時から買い物。24時間スーパー~イオン系スーパー2軒~セブン系のスーパー~近所のスーパー。近所のスーパーではスペイン産のワイン2本を買い、帰宅後、「グリューワイン」の仕込みをする。まさに「杜氏」だ。  昼食はバゲットをベースにミートソースとトマトソースとピザチーズをトッピングしてオーブンで焼いたものでピザとグラタンのあいのこのようなもの。「白菜のクリーム煮」、ルートビア。
 ボリュームがあったんでどちらも流し込みそこなった。間食が多かったことも原因だ。残したものはおやつにした。  午後のロードショーは「ハートロッカー」。2008年、キャサリン・ビグロー監督作品。こんな書き方すると時代錯誤も甚だしいが、女性監督で最も男性的な作品を作る人だ。最初に感じたのはパトリック・スウエィジとキアヌ・リーヴスが主演した「ハート・ブルー」だったな。  二度目の鑑賞だが、かなり記憶が残っていて、最初に観た時の印象がよほど強烈だったことがわかる。が、それでも終盤主人公が帰国しての家族とのシーンはすっぽり抜けてた。戦争の話を聞かされても無関心な女房は、勇敢な夫より、スーパーで買い忘れたシリアルを取り行ってくれる夫を求めているのをさらっと描く。主人公は大量多種陳列されているシリアル売り場で立ち尽くすシーンも良かったな。  傑作である。BS12で録画したもので、CⅯがやたらに多く、閉口したが、特にチューリッヒにはうんざりした。せっかくの緊迫感たっぷりの名画も台無しだ。  これで録画してあるものは「レッドクリフ」を残して、やっと消化が追い付いた。ということでレンタルビデオを発注した。CD2枚DVD14枚。  夕食は「砂肝の生姜煮・ごぼう入り」、「厚揚げ・おろし」、「パパイヤのしょうゆ漬け入り納豆」、「茹でピーマンの昆布佃煮和え」、「ぬか漬けかぶ」。
 新登場したのはケイのにぃにぃが買ってきた「赤玉ワイン」の、なんと「白」。
 赤玉はそのあとにポートワインと名称がつく。これは「赤玉スウィートワイン」とある。赤玉自体は酒屋に行けばそのポスターが貼っていない店がないくらい有名だが、飲むことはあまりなかったような気がする。ましてやケイのにぃにぃの世代にはまるで縁がないものだろう。酒を飲み始めたころ飲んだかもしれないが記憶はない。ただ、これに派生して作られた「ハニーワイン」で悪酔いしたことは覚えている。  ケイのにぃにぃと二人で、まだ取り壊される前の上野の聚楽で赤玉と神谷バーの電気ブランを飲んだことがあるということだが俺の記憶は怪しい。  で、飲んでみると、これがめちゃまずい。ケイのにぃにぃは「おいしい飲み方」を読みながらお湯割りやロックなどでようやく飲めると言ったが、発泡酒のあとはバーボンをストレートで飲みたかったんで、1杯だけ付き合った。  で、ちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ・港区の裏町」~「ヒロシのぼっちキャンプ・埼玉」。そういえば今月末、ヒロシが登山家の野口健とトークイベントをやるという放送を聴いた。面白そうだなあ。  9時、血圧測定してダウン。長い1日だった。  後で調べたら、1954年に「赤玉ホワイトワイン」が発売されている。それと現在ポートワインという名称は外されており、赤白ともスウィートワインになっている。