2023年4月16日日曜日

ころそう

4月15日。星期六。 118/81~135/80。62.8㎏。96。35.9度。  4時半起床。予報通り雨。引きこもりを決め込む。  早朝キッチンは「筑前煮」。へたばった人参、残り物のタケノコなどの消費として、ちょうどいい具合に夕食に使う鶏もも肉があったので、それを少しちょうだいして作った。たまに食べたくなる料理だ。
 朝食は「ころきし」ならぬ「ころそう」。残り物の天ぷらをのせた「そうめんざる」である。「キウイジャム入りヨーグルト」、「カーボロネロ・サラダバーネット・キンカンの甘煮・バナナ入りスムージー」。
 二日分の新聞。村上春樹の新作小説が話題になっている。販売前から列ができるってどういうことなんだろ。  ドイツの根性ってやっぱりすごい。原発を攻撃されたらアウトということをよくご存じで、もしかすると、第三次大戦を念頭に置いたものなのかもしれない。  昼食は「リングハンバーグ」、「筑前煮」、「しめじと豆腐の味噌汁」。リングは新タマネギでハンバーグの具材であるたまねぎも「新」であり、そのせいか甘みがあってうまい。初めて作ったもので、ケイのにぃにぃがめちゃ気に入ったようだ。ソースのレシピは今後のために保存することにした。
 午後のロードショーは2本立て。  「バイオレント・サタデー」。1983年、サム・ペキンパー監督の遺作(享年59)である。CIA内部の抗争に巻き込まれるニュースキャスターと家族や友人を描く、ミステリー映画で、サム・ペキンパー監督の持ち味が生かされていない凡作。ジョン・ハート、ルトガー・ハウアー、デニス・ホッパー、バート・ランカスターとキャストも無駄遣い。偶然だが4人とも70代で亡くなっている。  が、ラロ・シフリンの音楽は絶品。  「自由な女神たち」。1999年、テレサ・コネリー脚本・監督作品。が、この監督のデータがほとんどない。主演はガブリエル・バーン、レナ・オリンの夫婦、娘役のクレア・デインズで、原題の「ポリッシュ・ウエディング」通り、ポーランド人家族のドラマで舞台がデトロイトという変わった作品。音楽もとてもアメリカ映画とは思えないもの。5人の子供や孫と暮らす夫婦の喧嘩や浮気、娘の妊娠など、ごたごたばかりの家族がようやくまとまるまでのホームドラマはシリアスさを笑いでぶっ飛ばすほど面白い。  やたらと喫煙シーンがあるが、ポーランドは喫煙王国なんだそうだ。煙が立たないシーンがないくらいだ。女房が作った倉庫のピクルス、これもポーランド食文化なんだそう。ただ、作品の中では作りてである母親以外は全員ピクルス嫌い、ってのが笑えた。  ひろいものの1本だった。アメリカの異文化家族を描いたものでは「ブルックリン」と並ぶ傑作だ。  夕食は「鶏もも肉のスパイシーソテー」、「アンチョビポテト」、「キャベツの塩味サラダ」、「ぬか漬けかぶ」。
 秋味~スペイン産白ワイン~焼酎の黒烏龍茶割りをちびちびやりながら庭談義。ラジオの受診状況が悪く「ボッサマニア」は休みにして、今回借りた小野リサを聴く。  8時20分、血圧測定してダウン。明日も引きこもりになりそうだ。

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