やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2021年4月25日日曜日
いっそ、禁酒法
4月24日。星期六。 120/86。64.3㎏。98。35.4度。
いよいよ緊急事態宣言。飲み歩き大好物の御仁にはつらい2週間となりますなあ。「酒場放浪記」などで我慢しましょう。
朝食第一部は三升漬けとごはん。第二部はドーナッツなど。
庭作業は水やり~三つ葉とスナップエンドウの収穫~サニーレタスとパクチーの間引きとそのあとに追肥。
早朝キッチンはケイのにぃにぃが買ってきた「マグロのアラ」に熱湯をかけから水で洗って血を落とす。
しばらく水を切ってから塩麹液に漬ける。昼食用である。
近所のスーパーへ徒歩で買い物。久しぶりの徒歩である。ひざはまあまあだが、後も注意しよう。ケイのにぃにぃが作る夕食の材料(ニラともやし)が主で、ついでに特売品のナスとキムチも買う。
帰宅後、もやしのひげね取り。
昼食は「マグロのアラの塩麹漬け焼き・おろし添え」、「サツマイモの味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。
食後、ケイのにぃにぃが見つけた、「雪の下」を見に行った。家から2.3分のところの崖だった。
天ぷらにするとおいしいということで、バケツとシャベルを持ってきたケイのにぃにぃは10株以上抜き取った。たしか、昔皮膚病薬として使われていたという記憶がある程度だが、昔はドクダミ同様あちこちに生えていたと思う。天ぷらにすると「白雪揚げ」と呼ぶそうだ。
午後のロードショーは「ふたり」。1990年大林宣彦監督作品。やっとの鑑賞となる。レーザーディスクをもっているのにもかかわらず、である。
なぜかというと、多分酒を飲みながらだとは思うが、再生してしばらくしてから、その当時の同居人が「面白くないから止めて」と言われたので中断したのだった。それ以来なぜか封印してしまった。だから同居人と映画は観ることはあっても大林作品は一度もなかった。この作品は冒頭の姉の事故死(多分この場面が同居人の気に入らなかったところか?)までしか記憶がない。
約30年ぶりの鑑賞となるわけだ。画質はよくないが、冴えわたる編集が見事な作品である。一所懸命の石田ひかり、一番きれいだったころ(?)の中嶋朋子、脇を固める富司純子、岸部一徳、尾美としのりもいい。特に富司純子が増田恵子と対峙するロングカットの演技がすごい。
テーマは「喪失」と「救い」である。ファンタジーが現実化した時、姉の亡霊は消える。
久石譲の曲(詞は監督自身)も泣かせる。劇中、中嶋朋子、石田ひかり、島崎和歌子、大林監督本人バージョンが聴ける。ソフト化されたのは中嶋朋子バージョンらしい。
特典映像で原作者・赤川次郎と監督の対談があったが、この収録はちょうど20年前のものだった。
夕食は「レバニラ炒め」。ケイのにぃにぃは反省することしきりで、目指す仕上がりには程遠いものだったらしい。これはこれでうまいんだが、調理法を変えて再チャレンジというか、「完成」を目指すということだ。
副菜は俺の担当。「スクランブルエッグ・オン・ザ・サニーレタス」、「ネギとナスのナムル・オン・ザ・サニーレタス」、「搾菜と青梗菜(間引き菜)のスープ」。
発泡酒~サッポロ赤星瓶ビール~燗酒をちびちびやりながら、棚から一掴みの「オールディーズ全集」を聴く。これは昔の同居人が残したものであり、聴くのは3度目くらいか?
60年代のヒット曲の寄せ集めで、懐かしさだけで聴ける編成となってる。
そういえば後で知ったことだが同居人と大林監督の命日が偶然同じ日だ。
3合を飲み切って、8時、血圧測定してダウン。
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