2018年7月16日月曜日

糞を放り出した猫

7月15日。星期天。           113/93。61.8kg。

 おふくろの命日である。あの時も暑かったっけ。生まれた年が明治40年、90歳で亡くなったわけだから西暦になおすと1997年に亡くなったということになる。そうすると亡くなってから21年目になるということだ。早いのか遅いのか実感わかないなあ、そんなものなんだろうか?

 朝食はスープセロリの葉の部分を炒めてカレー味中心のスパイスを使って玉子焼きにしたもの。これはルッコラで多用したものだが、香りの濃い野菜にはなんでも行けそうだ。カレーはえらい。

 5時から庭作業。べんり菜、小松菜、正月菜、青梗菜をしっかり間引きした。先日の雨に続く猛暑で、すっかりダメージを食ってしおれたものを除去すると、先の見通しは暗い。特に青梗菜にはカメムシのこどもが大量にたかっており、見つければすべてつぶしたが、被害のほとんどがカメムシによるものだということが判明した。

 ワイルドベリーを収穫していた時、セミの抜け殻のすぐ近くに孵化したての成虫と遭遇した。まだろくに飛ぶことが出来ないようであっさり捕まり、片側の羽をもぎ取られ放免となった。
 この後も違う場所で、やはりうまく飛べないやつを1匹同じようにしてさし上げた。
初収穫は1個だけの「オクラ」。


 
庭では二度目の遭遇となった「カミキリムシ」。これも害虫だそうで、この後お亡くなりになりました。

インゲンやキウイ、肉桂などにたかるカナブン。すべて「首もぎの刑」。 
 1日空けたブルーベリーの収穫は500g以上あった。三度目のジャム作りも近いが、週末にはスィーツに挑戦してもいいかもしれないな。なんせこの暑さじゃあ外へ遊びに行くのもちょっとつらいもんなあ。

 午前中に1本映画鑑賞。「ヒトラーの忘れ物」。2015年、デンマーク・ドイツ映画。どうも邦題がよくない。これは戦後ドイツ軍が施設した地雷を捕虜となったドイツ少年兵を使って除去させたという史実の基づいた映画だ。地雷の撤去や爆弾の除去を扱った作品はそれだけで十分緊張した雰囲気が出る。最近では「ハート・ロッカー」だろうか。
 この作品、絶望的な少年兵の運命が描かれ、非情な国粋主義の軍曹にこき使われるが、その軍曹にも心情の変化が.......。14名の少年兵のうち生き残った4名を逃亡させてしまう軍曹の行動についての解説がなく、これはそれまでの物語の重厚さを不意に下も同然の格好となっちまった。いい映画だったんだけどなあ。

 昼食はケイのにぃにぃが作ってくれた「豚丼」。最初からキムチを乗せることを考えた上での味付けは甘さがちょうどよく、大盛りで食った。

 最近の猫の侵入に関する情報の交換をしたところ、ふたりとも中に入った形跡を見てないことがわかって、一安心をしたのも束の間のことであって、午後一番に畝の真ん中に白猫が座ってた。と言うより部屋からは見えなかったんだが糞してたんだな。エアガンで当てたんで、逃げ出し、クソがそのまんまだった。本来なら埋め込んでいくところだったろうに。油断できないなあ。

 午後も映画鑑賞。2007年「ジェシージェームスの暗殺」。監督はよく知らない人で脚本も書いてる。160分、長いという印象はないな。それだけゆっくりとしたテンポも内容を伴ってのもので違和感がなかったということだ。制作主演のブラッド・ピットを完全に食っちまったのがケイシー・アフレック。撮影も音楽もよく、賞レースにも出てたらしいが興行的にはよくなかったらしい。
 そういえば制作者の名前にリドリー・スコットとトニー・スコット兄弟の名もあった。

 夕食は「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「きゅうりのイカの塩辛和え」、「インゲンの胡麻和え」、「とろろ汁」、「トマトと鶏肉の酸っぱ辛炒め」、「ツルムラサキのおひたし」、「ぬか漬けきゅうり」。
 アペリティフはボンベイジン(47度)~発泡酒~泡盛の水割りをちびちびやりながらCDを聴く。9時にダウン。

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