4月12日。星期天。 119/86。62.9kg。
「種苗法改正」についての記事が気になった。国が海外の法規制に忖度した行動としか思えないんだが、それをいかにも複雑な言い回しで、俺みたいなトーシローでは理解できないようにしているのは政府の常套手段だと思っってる。自家育苗で、在来種の維持はとても大事であることは、採取して自分の庭で野菜を作っている身としては当然のことだと思っていたが、それを規制するというのは単純に考えておかしいとしか言いようがない。
経済優先の政府の考え方が見えすぎててうんざりする。憲法改正だってその一部にすぎないと思っている。国家体質強化というのは軍事産業を設けさせるためのものだと解釈しているから、俺は反対する。
9時から買い物。一番近いスーパーは駐車場が満杯だったので敬遠する。2日連荘で卵が安かったが、昨日買ってあるんで今日は買わなくても済むからだ。(不要不急)
そこから2軒のスーパーで買物。こちらはそれほどの混雑は見られないが、3件目でのレジは行列ができていたので、しばらく売り場を冷やかしていたが、5分位で混雑解消した。ここではじゃがいもとたまねぎを10個づつ買う。保存野菜として優秀な2点は定番在庫で、この日の価格は18円税別。
庭作業は予定を消化済みで、今日は収穫のみ。セルバチコ(野生ルッコラ)、イタリアンパセリ、ニラ(ほぼ5把分)。
久しぶりに5時限授業。嵐山さんのは「原宿」。ホコ天時代の頃の記事。植草さんのは前衛演劇の記事だったんで飛ばし読み。
新聞で、自粛時間に読む本として推していたひとつがボッカチオの「デカメロン」で、本棚にあったんで序文を読んだ。マンションにも映画化されたものもあったな。雨が続けば続きを読むこともあるだろう。3分冊になってはいるが100話の短篇集だから、読みやすくもある。
昼食は「炒飯」。ご飯200gに対しマヨネーズを大さじ1杯を加えるだけでパラパラになるというマヨネーズメーカー他のレシピを採用した。当然塩を使わず、味付けは胡椒のみにしたが、これは結構いける。ただ卵も使うのでカロリーなどは高くなるな。
他の具材は人参、ピーマン、コーン(缶)、ハム。これにダシダ使用の「わかめスープ」。
午後のロードショーは昨日の続きの「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」2017年クレイグ・ガレスビー監督作品。フィギュアスケート選手トーニャがライバルを襲撃したスキャンダルを、ノンフィクション風にインタビュー形式で描いたもの。制作主演のマーゴット・ロビーもさることながら鬼母扮するアリソン・ジャネイがすごい。まるで魔女だった。最後のさらっと描く「裏切り行為」が極めつけだったな。
この二人、最新作「スキャンダル」でも共演しているので、絡みがあればそれも楽しみだ。
音楽もいい。いきなり「デビルウーマン」がかかったことは昨日書いたが、中盤ではスーパートランプの「グッバイストレンジャー」がかかる。これは「マグノリア」でも使われたヒット曲である。
続けて、シカゴ「長い夜」、フリートウッド・マック「チェイン」、ビージーズ「傷心の日々」と場面に合わせた選曲だが、どれも馴染みのある曲ばかりで、ある意味「ベタ」過ぎて驚いた。
出演者が個性的過ぎて、ゲテモノ映画になりかねないところをうまくまとめた作品となった。
二本目は「ソウル・キッチン」。2009年ドイツ映画。ファティ・アキン脚本・監督・制作はヨーロッパではかなり有名らしい。
題名となる倉庫を改築したレストランをめぐるコメディ。徹底して凹まされるレストランのオーナーである主人公が不屈の精神で立ち直るめちゃくちゃな話だが、カットの早さで見せる作品。登場人物も多いが脚本がしっかりしているのでわかりやすい。まさに若者向けの映画。
夕食は「茄子・ピーマンの味噌炒め(エリンギ追加)」は鍋しぎのようなもの。調味料は処分品のインスタントを使った。炒めて混ぜるだけ、っていうやつだ。「さつまいものレモン・甘煮」、「ぬか漬けかぶ」、「ニラ入り納豆味噌汁」。
グリューワイン~ジンをちびちびやりながらTV鑑賞。朝のネット記事で「ジェームズ・ボンドはなぜマティニをステアではなくシェイクで飲むのか?」という記事を読んで、夜はジンを飲もうと決めていたんである。もっともボンドは人ではなくウォッカをベースにしている。で、その答えは「アルコール度は下がるが味がまろやかになる」からだそうだ。
TVは「ダークサイドミステリー・魔女狩り」。まさにタイムリーな番組だ。現代でもSNSでの「炎上」がそれに当たるだろう。コロナウイルス感染症者に対する一部の排他行為も近しい。
拷問場面が怖い。拷問に使われる器具は、江戸時代に使われていたものとほぼ同じものであり、以前明治大学の展示室で見たことがある。
〆もジンで8時半にダウン。
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