10月1日。 計測忘れ。
かなりの二日酔いだが気分はいい。いい酒のおかげかもしれない。
小雨がぱらつく中をコンビニまで朝飯用の食品を買いに行く。Wの朝食がパン中心であることが分かったからだ。どちらかわからなかったんで、ごはん用も含めて何も用意してなかった。
ただ、基本セットは不動なんで、卵・牛乳・豆乳・果物などは前日に用意してある。
10時に出発。この日は「都民の日」で、いくつかの施設が入場料無料になっていることから、その中から「江戸東京博物館」に行くことにした。歴史好きのWにももってこいの場所だろう。
この日の最初のショッキングなことは秋葉原で乗り換え、総武線で両国へ向かう電車の中での出来事だ。吊り輪に手をかけ立っていたんだが、俺は生まれて初めて若い女性から席を譲られた。
Wより2カ月若い俺はWからも笑われてしまった。
2時間以上かけてじっくり見学した。確か3回目だったと思うが、こんなにのんびり見学したのは初めてだった。特に昭和に入ってからのコーナーは楽しい。
「風船爆弾」は初めて知ったし、ショッキングだったが、知っている人はほとんどいないんじゃないかな。
「北斎コーナー」も見落としていたかも。
昼食は両国駅すぐそばの「磯丸水産」で海鮮丼とビール。前夜に引き続き刺身だが、やはり東京だとスーパーやこうしたチェーン店のものでもまあまあである。2時過ぎに帰る時には行列ができてた。
午後の暇つぶしは両国から目黒に移動し「寄生虫博物館」へ行くことにした。Wの提案で、もう一度行きたいとのこと。
で、後でわかったんだが、隅田川から領国を経て錦糸町までの間に、博物館や資料館がめちゃくちゃたくさんあるのだ。丸一日ぶらついてものぞき切れないかもしれない。天気のいい日はそうした暇つぶしもいいかもしれない。いずれ。
さて、到着すると10坪くらいのフロアーにホルマリン漬けされた寄生虫がわんさと陳列されていた。ビルの1階と2階が使われていて、おそらく1000種は陳列tされてんじゃないだろうか。
改めて犬や猫を介して伝染することが分かり、ますます嫌いになったな、特に猫が。陰嚢寄生した虫による被害の写真はショッキングなものだった。
それにしても見学者の多いこと。カップルも目立つが、一番多いのは女性の二人連れ。
気持ち悪いのが好きなのは女性?
寄り道は「目黒不動尊」。立派なお寺であり、お金持ちが多く住んでいるらしい場所にあるし、いかにも儲かっている風に見える。だからというわけではないが基本的に寺にはお賽銭を上げないことにしている。
青木昆陽のお墓が近くにあるんでお参りしようと思ったが、境内に彼の石碑などがあったんでここで済ますことにした。
茨城でもそろそろ収穫の時期がやってくる。豊作を祈った。
寺の前にバス停があり、五反田と渋谷に出られるということで、渋谷に向かい恵比寿で降りることにした。
実に坂の多いところで、老いてから住むところじゃないな、と思った。
恵比寿に着いてから思い出した。俺にとって恵比寿と言ったらビールなんだが、Wはビールを飲まないんである。
で、池袋まで移動し、西口に出て「やきとんや豊田屋」で〆ることにした。
やきとんはもちろん「シロ」。これにサッポロラガー瓶ビール。何年か前に来た店だが3.4回は来てる。西口に3店舗構える老舗だ。何がうまいというわけではないが、さびれ感がいい。が、ここでも中国人が何人か働いていた。西口~北口は中華街ができそうだ。
2本空けてから熱燗をたのんだ。昼が遅く、この店にも早くに入ったんで腹が減らず、食い物は入らないが酒だけは入る。
Wはこの日も停まることを勧めたが、一旦帰って翌日、御茶ノ水で落ちあい、神田でのお祭りに行くことを約し、池袋駅で別れた。
帰宅してから冷蔵庫で冷やしておいた「獺祭」を取り出し盃につごうとしているときに電話が鳴った。
奇遇なことに「獺祭」のふるさと山口県は下関に住む友人Pからである。そういえば一昨年東京駅は八重洲口側にある飲み屋で獺祭を飲んだっけ。
で、15日に上京するということで、今回の宿泊先が御徒町らしいんで、御徒町で飲むことを約した。
わずかしか残ってなかった獺祭を飲み干してから、明日があるんで早々にダウンした。8時ころだったかな?
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